<番外編>日本を離れて  気のままニュージー

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(写真:金沢兼六園)

日本を離れて外国に暮らすと、まず日本のだめなところがみえてくる。

そして、しばらくすると、日本にいるときはあたりまえだった日本の良さがわかる
日本にあって、ニュージーランドにないもの。
土地と食が結びついている。各地に名産品がある。
季節と食が結びついている。季節ごとに食事が変化する。
人々が、勤勉で、約束の時間を守る。
本が安い。
製品の性能がよい。

日本は良い国です。私は日本人であることを誇りに思います。

...でも、暮らすのは、ニュージーランドがいいんだよなあ。

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<番外編>チーフス観戦  気のままラグビー

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ニュージーランドにきてラグビーが好きになった。
それまで、オールブラックスって、なに?と言っていた私がである。

ラグビーのなにが好きかというと、選手の顔を見るのが好きなのである。
試合の流れやテクニックをちゃんとみている人にはばかにされるかもしれない。
選手のいろんな表情をみるのがたまらなく好き。
ドレッシングルームから、出てくるときの顔。
ゆっくり歩いて、さあ、フィールドに出て行くぞという瞬間、走り出す。
その走り出す瞬間の顔。
また、試合前に円陣を組んだり、選手同士肩を抱き合ったりしているときの表情も好き。
トライやキックが決まったときの喜んでいる顔ももちろん好きだが、キックをはずしたときの悔しさを見せないでガマンしてる顔もいい。

テレビでは、当然ボールの動きを中心に試合を放映する。
スタジアムでみるのは、私にとっては全く違う。
スタジアムに見にいくと、ボールから離れたところで、選手がどんな動きをしてどんな表情をしているかいるかとか、控えの選手がどんな表情で座っているかとか、試合の流れとは違うところを見られるのがおもしろい。

ボールがラインアウトになって、スローインする際、ウィングの選手がソックスをなおしたり、手鼻をかんだりしているのもおもしろい。
もちろん試合を生で観られるのは、テレビで観るよりも迫力があっていいだが、スタジアムにいくと、独特のラグビーのにおいもまたをかしである

たまに私は試合とは、まったく違う方向をひとりで見ていたりもする。
観客席にいるかわいい男の子をみていたり、控えの選手がチームメイトと話しているのを見ていたり。

3月にチーフス対クルセーダーズの試合をハミルトンに観にいったときには、キックオフしてすぐの夕焼けの美しさにみとれていた。
ばら色の夕焼けのもと、ラグビー選手がボールを追っかけて緑のフィールドを走っている。
小学生の頃の夕方を思い出した。もう家に帰る時間だ。
遅くなるとおかんが怒る。いそがなきゃ、もっと遊んでいたい。
おなかも減った。夕日が背中を押してくる。
その頃好きだった男の子のことも思い出す。
なんてきれいなんだろーとしばらく試合を忘れて、夕焼けに見入っていた。

きれいな夕焼けがみられて幸せ。
ラグビーを見にこられて幸せ。
ニュージーランドに暮らせて幸せ。
そして、我がチーフスが勝ったら、このうえない幸せ。
そんな優しい気持ちになれるばら色の夕焼けだった。

でも、その日、チーフスは惨敗した。こんにゃろ。

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