12月21日は、舞台鑑賞、はぐはぐ★カンパニーさんによる、人形劇「月ウサギとまっくろ大王」でした。
130人ほどの親子が来場してくれました。この日は、わりと暖かい日でしたが、子どもたちが肩を寄せ合って、ワクワクと始まるのを待っている姿が、会場をより温かい雰囲気にさせてくれました。
同時上演の「うみがめちゃん」はセリフのない作品でしたが、たくさんでてくる海の生き物たちをみて、子ども達のイメージはどんどん膨らんでいたようです。
「月ウサギとまっくろ大王」は、効果音がすべて生音でした。見たことのないような楽器で、ロケットが飛び立つ音や、流れ星が流れる様子、宇宙を飛んでいる様子を表現されていました。
主人公ゴロ吉と月に住むウサギのピョンタとの楽しいやりとりでは、子ども達が笑うたびに肩と肩が触れ合って笑いが広がっていく様子がよくわかりました。
こわいまっくろ大王が出てくると、みんな身を引きましたが、ゴロ吉が大王をやっつけようと戦う場面では、事前に配ってあった旗を振って、「がんばれ〜!がんばれ〜!」と会場が一体となって必死に応援。みんながストーリーの中にぐいぐいと引きこまれていきましたよ。
観客が一緒に舞台を作り上げる、会場のみんなで雰囲気を共有できる、生の舞台の魅力を感じられる1時間でした。
最後に劇団の方にちょっと早めのクリスマスプレゼント。かわいいトナカイたちが、お菓子とサンタさんを載せたそりを渡しました。