26日、広木克行先生の講演会&座談会を行いました。
こども未来財団との共催事業です。
広木先生は昨年もお呼びしましたが、ぜひ今年はお父さんたちの
参加をたくさん呼びかけたいということで、
午前の打ち合わせには、パパさんずのメンバーも加わり、
講演会と座談会の内容や進め方について打ち合わせをしました。
講演会には、申込みは100名ほど、託児も50名近い申込み
でしたが、インフルエンザの流行でのキャンセルがあり、
参加は80名ほどでした。
ご夫婦での参加や、男性の参加も多く、ものすごい集中した
空気の中で、広木先生の穏やかで、しかし核心をついたお話に
皆さん身を乗り出して聞いてみえました。
今は何でも『早い・快適・楽・便利』がいいと
思われている。本当にそれでいいのだろうか。
人には「身体」→「心」→「頭」という発達の
順序があるはずだが、子育てでも
『早ければ早い方がいい』とばかりに、
幼い頃から知識ばかりを詰め込もうとしている。
それが子どもの正常な発達を歪め、
様々な問題が現れてくる。
『便所飯』や大学食堂の『ぼっち席』など、
以前はありえなかったことが、現実におきている
というお話にも衝撃を受けました。
情報過多の中、子育てをする中で何を大切にしていく
べきかを、親がまず学んでいきたいと思いました。
講演会と質疑応答の後、別室での座談会には、
事前申し込みの1.5倍、40人の参加がありました。
自分自身も親との確執があって、それが今の子育てに
影響しているとか、いわゆる「いい大学」というような社会の
価値観に悩む話、幼児期の教育についてなど様々な話題で、
深く考えあうことができました。
もっともっと時間が欲しいと感じました。
また、ぜひ 広木先生をおよびしたいです。