雨の日には。  日記

買い物を終えて、
外に出ると、
ザーザー雨が降ってた。

ぽつん、と、
クレープ屋さん。
寂しそう。
お客さんが並んでも濡れないように、
工夫してあるのに、
誰も寄らない。

ただでさえ、気分の沈みがちな薄暗い雨の中、
売上げが少なくて、
おうちに帰るのは寂しいだろうな。
ひとつでもよけいに売れたら、
ちょっとだけうれしいかもしれない。

そう思ったら、店の前にいた。
「いらっしゃいませ〜♪」と明るいおばちゃんの声が聞こえた。
お手製のプルーンジャムの入ったクレープをひとつ注文したら、
ピカピカの笑顔。

食べたかったわけじゃないけど、
350円のクレープを買って、
仕事帰りの疲れを吹き飛ばす笑顔を、
もらった。

雨の日には移動販売車でお買い物しよう。
ちょっとでもうれしい気持ちが広がるように。



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四車線の向こう側。  日記

白い帽子をゆっくりと取り、
胸元に当てると、
車道に向かって深々と頭を下げた。

それから、
顔を上げて、
白い帽子を被り直し、
犬に引かれるように、
歩き出す。

おじいちゃんの、
見つめていた先、
四車線の車道の向こうに、
古い神社。
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(無題)  日記

日曜日、諏訪出張〜。
社内初、そして最後になる諏訪。

それぞれ県内あちこちに出張なんだけど、
相方になった男性社員と二人、
上田出張と勘違いして、
喜んでた。
上田は気候もいいし、
仕事してて気持ちいいんだよね〜。
ラッキーだね〜、と話していたら。

宿泊には近いし、
車で行くのにはちょっと遠目。
で、迷った結果、
長距離日帰りに耐えられる二人だそうで。
日頃遊んで歩いている体力が評価された。
どうでしょうか。それ。
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ありがとう。  日記

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おともだちの家の猫。

ありがとう。
短い間だったけど、
大好きだった。
ばいばい。

ほんとにかわいらしい子だったから、
一緒に暮らしていたこの子の家族は、
とても悲しんでると思うけど、
何も言葉がみつからない。

ばいばい。
またね。
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夕闇。  

まだ夕日がまぶしいコンビニの駐車場。
ちょっと慌てたように、
車を止めた人。
ハンドルにしがみついて、
泣きじゃくる横顔。

がまんできないほど、
つらいことがあったんだね。

早く、暗くなれ。
真っ暗になったら、
誰の目も気にせずに、
泣ける。
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