昨夜高校時代のクラスメートから、実家で洪水発生との連絡が来た。

一昨日の夜に降り続けた豪雨の影響により、多個所で土砂流れが発生し、
既に12人死亡だと(インターネットにて)発表されている。
わたしの住んでいた家から街に出る時必ず通る道の惨状:



両親がもう実家に住んでなくて本当に良かったと思った。
実家とは言っても、家族にそこで生まれ育ったのは私一人だけ。
パパとママの出身は貴州省と浙江省
(中国では自分の父の故郷を出身地とする)
育ったのは北京と重慶で、大学時代に同じ成都で出会い、卒業後に結婚。
パパは上海で就職が決まって、高校の体育の先生になったが、
ママはお父さんが文化大革命で反革命だと批判された為、辺境支援の名義で広西梧州に行かされた。
何年か別居生活が続いたが、色々あって結局パパが上海の仕事を放棄してママの所に来た。
と言う経緯でそこがわたしの実家となった。

小さい町だけど、畑しかない程の田舎ではない。
(ていうか、生活範囲に畑何かなかったわ)
しかし山々に囲まれてる為、交通が非常に不便。
列車も電車も走っていない、市内ではバスと自転車。
遠く行く時の交通手段はバスと車(広州から4時間弱)
町を東と西に横切る河があって、それが洪水の源。
毎年6月に入ると雨で河水が溢れて町に侵入する。
右の写真が去年訪れてきた100年振りの大洪水。
友達の曰く「橋に滝が出来た」と
何だか不思議…あの町にいたわたしと、今のわたし。

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