日本体育協会(日体協)は16日、理事会を開き、大阪市立桜宮高校バスケットボール部の男子生徒が顧問から体罰を受けた翌日に自殺したことに関連し、体罰禁止を徹底するため加盟団体に文書で通達することが報告された。
岡崎助一専務理事は「スポーツに関わる者として重く受け止め、二度と起こしてはならない」と話した。
送付する時期や文面については、大阪府警の捜査や大阪市教育委員会の調査の動向を見た上で決める。
日体協は2004年に定めた「倫理に関するガイドライン」の中で、指導者による暴力を厳しく禁止。今回の件を受けて、改めて注意喚起する。

2