◆bjとの統合を約束 バスケ協会、国際連盟に◆
国際バスケットボール連盟(FIBA)のエルフィンストン会長らが26日、東京都内で日本協会幹部と会談し、国内男子リーグが協会傘下の日本リーグと別組織のbjリーグに分かれている事態を憂慮し、あらためて統合を要望した。これに対して日本協会の木内貴史専務理事は「可及的速やかに実現する」と約束した。
会談後の記者会見でFIBAのバウマン事務総長はbjリーグから日本代表に選手が選出されていないことに触れ「早くこの状況が解決されることを望む」と表明。木内専務理事は「わたしも2つのリーグがあるのは不自然に思う。合流に向けて最大の努力をしたい」と語った。
同会長らは来年にクラブチームの世界選手権を開催する計画や、同年の第1回夏季ユース五輪で実施する3対3(スリーオンスリー)形式の普及に力を入れる構想も明らかにした。
[ 共同通信社 2009年2月26日 20:03 ]
◆FIBA首脳、男子リーグ統合求める◆
=日本協会の一括管理要請−バスケットボール
来日した国際バスケットボール連盟(FIBA)のエルフィンストン会長とボウマン事務総長が26日、東京都内で記者会見した。FIBAは、会長人事などを巡り混乱した日本バスケットボール協会(JBA)の新体制に期待感を表明し、男子に日本リーグとbjリーグが並立する現状の改善を求めた。
エルフィンストン会長は「2006年の男子世界選手権を成功させた日本とは、よりよい関係を築きたい。国内リーグの強化に注目している」と発言。JBAの傘下にないbjリーグについて、ボウマン事務総長は「リーグを一括管理するのはJBAであるべきだ。FIBAのルール以外では運営してほしくない」と語り、両リーグを統合した形の解決を求めた。両首脳は会見後、JBA会長の麻生首相とも会談した。
JBAの木内貴史専務理事は、男子リーグの問題について「JBAの責任で、よりよい方向に持っていく」と話した。
[ スポーツナビ 2009年2月26日 ]

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