盗られました。
とうとう。
・・・いえ、自分たちが馬鹿だったんです。
マナグア通過して油断してたんです。
馬鹿といわれるのを承知で、これから中米行く人の為に(結構いるんで)書いておきますね。
治安がすこぶる悪いといわれるマナグアを無事抜け、
エルサルバドルに来ていました。
ここも治安は良くないと聞いていたのですが、最近のブログを読んでいると、人も良く以前に比べて治安も良くなっているということで少し安心しながら入国しました。
しかし、セントロ(中心街)の辺りは未だに貧困層が多く、治安も安定していないので、カメラや所持金、時間帯などにも気を配り、気を張って歩いていました。
滞在している宿自体は裕福層地帯あり、辺りは高級レストランやファーストフード店しかなく、宿自体のセキュリティも治安が悪いところ特有の厳重で重々しい感じもありません。
だからというのは言い訳になりません。
魔が差したとかいいようがありません。
小腹がすいたので、宿のすぐ近くにあるお店までスナックやドリンクを買いに行くことにしました。
普段なら極力夜は出歩かないのですが、ここ数カ国の雰囲気、マナグアを抜けた安心感、後、数日前から引いている風邪のせいで判断力がにぶっていたのかもしれません。
とりあえず小銭を握り締め、買い物に出かけることにしました。
宿を出た大通りで若者が乗った車とすれ違いました。
その時嫌な感じがしたのです。
乗車している女の人がえらいにやにやした顔でこっちを見ていました。
「あの車の人達、私たちを狙ってる気がする」
と、口にまでだしたのですが、彼らの進行方向は私達の宿の方向でそのまま引き返しても鉢合わせしてしまいます。
彼らが曲がったのを確認して私達は反対方向の角を曲がりました。
「彼らも私達がこの角曲がるとか知らないから、大丈夫だよねぇ!?」
と、口にしたその時です!
ぐるっと迂回してきた彼らの車が現われ、数人が車から降りて私達の方に向かって来ました。
まず一緒にいた男の子が三人に羽交い絞めにされました。
ナイフをだされ、ポケットをさぐられ、持っていたものは全部盗られたそうです。
私は仲間内に女の子がいたおかげか、乱暴はされず、これしか持っていないと投げ出したお金を盗られただけですみました。
本当に気持ちが緩んでいたと、もうれつ反省中。
いや、実際に過ごしていると「意外と大丈夫かも」って気持ちが出てくるからひきしめなきゃって思ってたのに、色々重なって気持ちが緩んでいました。
これから行く人、中米はやっぱり中米です。
気をつけて旅してくださいね。
追伸:
湯布院の人、どこでどう洩れるかわからないんでこの話は内密にw
(親に心配かけたくないんで)

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