トイレ事情
これを無くしてはエチオピアの旅を語れない。
それくらい私にとって、エチオピアでのトイレは衝撃的でした

いいですか皆さん、想像してください。
ここ、エチオピアは(特に南部の田舎)夜は22時過ぎくらいから電気がつきません。
つまり、真っ暗で何も見えない中、懐中電灯を片手に部屋の外にあるトイレに向かいます。
明かり一つありません。
さあ、トイレに着きました。
申し訳ない程度に付いているドアを開けると
そこにはもちろん水洗などではなくぽっかりと空いた穴。
「ぽっとん便所」
落ちないように木の板の上に足を置きしゃがむと、
何かの気配が
かさかさかさ
かさかさかさ
!!
何かと思い、思わず懐中電灯を下に照らすと
・・・ゴゴ、ゴ・キ・ブ・リ・だ〜〜

大量のゴキブリが穴から這い出してきています!!!
おしりとの距離、まさに10cm

!
足との距離、1cm


!!
ひ〜


!!!!
思わず逃げ出そうとドアを照らしたその瞬間
壁一面に、無数のゴキブリの群れが


入ってくるときは気がつかなかったけど、
エチオピアのトイレの中。
それは正に
「ゴキブリ天国」
だったんです
ゴキブリ嫌いの私にとって、この夜のトイレがどれだけ苦痛だったか分かりますか

!?
しかし、ここからの話がエチオピア独自のトイレ事情話
エチオピアの宿に泊まると部屋の前に
必ず洗面器が置いてあります。
これ、なんだか分かりますか


?
実は
夜専用の
と・い・れ
なんです。
エチオピアのトイレは、夜は施錠され入れない所も多く、
夜おしっこに行きたくなったらそこにしなければいけないんです。
しかも皆部屋に洗面器を入れる習慣はないらしく、朝起きたら黄色い液体

がそれぞれの部屋の前にただよってます(笑)
ゴキブリと戦うか、洗面器にするか
究極の選択をせまられた、乙女かおりん

どうしたかはご想像にお任せします(笑)

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