※今回は北の国からのBGMを頭に流しながらご覧ください。
♪あぁあ〜 あああああ〜あ あぁ〜あああああ〜♪
父さん、
僕は今サバンナの真ん中に立っています。
広大なセレンゲッティ国立公園と、
ンゴロンゴロ自然保護区は、
当然ながら世界遺産なわけで。
ここには当然ながら無数の動物と、ほんの一握りの人しか居ないわけで。
人間なんてちっぽけなわけで。
カバの方が多かったりして。
父さん、
百獣の王ライオンはもちろんかっこいいんだけど
あり塚の上で他の動物を見守るトピや
ウォーターバックの凛々しい姿もめちゃくちゃかっこよくて。
かと思えば
イボイノシシや
ヒヒ
こう見えてウシ科のディクディクや
ジャッカル
意外と愛らしいブチハイエナも居たりして。
象は至る所に居て
ちなみにこの写真は僕たちを襲おうと象が車に向かってきてる時の写真だったりして
もちろん速攻逃げました。
キャンプ場にも象は居て
僕たちの貴重な水を飲んだりしてるわけで
あまりにもいっぱい居るから
手に乗せて遊んでみたりもして。
他にもキャンプ場には、
僕と同じ背丈くらいある謎の鳥なんかも居たけど
そんな事より、寝てる間に象から踏み潰されないかが心配でした。
他にも
だちょうや
バッファローの群れ。
なかなか見れない白サイや
豹の姿はとても美しくて。
一夫多妻制のせいでオスだけで暮らす駄目インパラのオス達の群れに同情しながら
定番の
シマウマや
野生のキリンならではの美しさを鑑賞するのもいいのだけれども
やっぱり人気があるのはライオンなわけで。
この暑さで百獣の王もさすがにばててるのか
車の影で涼んだりしていて。
それを覗いた僕は
ガイドさんに「死ぬぞ!」と本気で怒られたりもしたわけです。
でもなんと言っても
アフリカの最大の魅力は広大な景色であって
父さん、
これは何の写真か分かりますか?
この黒い点の集合体。
もう少し近づいてみます
もう少し
もういっちょ☆
そう、この黒い点は、
何千
何万の
ヌーの大群だったりして。
至る所にそんな大群が居たりして。
父さん、
人間はとってもちっぽけで
野生の王国で生きている彼らは
動物園の彼らとは比べ物にならないくらい美しく
生命に溢れていました。
完

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