※注意※今回は泳げない人の気持ちになりながらお読みください。
さて、長かったオーバランドツアーもついに佳境を迎えることになりました。
最後の地、ビクトリアフォールズで、せっかくなので何かオプションを申し込むこも〜

ということで、たくさんあるオプションの中でも最も人気というホワイトラフティングにすることにしました。
私をご存知の方は、「えっ?」と思われたことでしょう。
そう、以前スキューバのライセンスを取った時にも書いたのですが、私、実は、泳げないんです。
大丈夫かな〜?って心配だったけど、ライフジャケットもあるし大丈夫だろうという結論に。
基本そこらへんポジティブ。
さて、いよいよラフティングの日。
まずは英語で説明です。
・・・・・。
わ、わから〜ん(・∀・;ノ)ノ
説明早過ぎ!
でもなんとなく危険なのは分かる。
だって救助のされ方何回も説明してるんだもん!!
実際に色んな救助のされ方をやってみせてくれてるから何となく分かるけど、そんなに救助されるものなのか!?
っていうかもっとゆっくり話してくれ〜(TДT)
と、不安を残しつつ出発することになりました。
本当に大丈夫なのか?
ホワイトラフティングはビクトリアフォールズの滝が流れ落ちるザンビアとジンバブエの国境、ザンベジ川で行われます。
ガイド:「イエ〜イ、おまえらぁ。まずは水に落ちる練習からするぜぃ♪」
と、落ちることを前提とした練習が始まりました。
「1、2、3、で背中から落ちるんだ。いいな〜。ほら1,2,3!」
「はい、あがって〜。はい、1,2,3!」
「1、2、3!」
「1、2、3!」
「1、2、3!」
「1、2、3!」
・・・・。
って、いったい何回落ちればいいんだ〜オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)グハッ
もう私はこれだけで疲労困憊。
先行き不安です。
何度かこぐ練習と落ちる練習を繰り返し、いよいよラフティング開始です

。
と、いきなりリタイア者が!
隣のボートからスティッグが脱落。
先ほどの何度も繰り返す落ちる練習で限界を感じたようです。
かわいそうに、スティッグ。あんなに楽しみにしてたのに。。。
まあ、でもスティッグの年にはきついかも知れないね。うん。
私もリタイアした方がいいんじゃないかという気持ちを抱えながら第一ラピッド(激流)に突入!
おお〜!!
いいじゃん、いいじゃん。
スリル満点♪
と、最初の2つ位は笑顔で越えた。
けど、悪夢はここから始まったんだ・・・。
どっぼ〜ん!!
とうとう転覆。
ここはどこ?私はだれ?
どっちが上だか下だか分からない。
どっちに向かって泳げばいいかも分からない。
激流に体を回転させられながら、やっとの事で顔を出す。
ライフジャケットで浮くは浮くが、激流ポイントが長すぎていつまで経ってもまともに息が出来ない。
結局そのラピッドが終わるまで流され続ける。
水の飲んで息も絶え絶えな私をよそに、同乗者のアメリカ人の若者グループは意気揚々。
「やっぱ、ラフティングはこうじゃなきゃ♪」
「ちょーおもろかったね!!」
とめっちゃはしゃぎあってます。
それを見たガイドは思いました。
こいつら、落ちるのがすきなんだなぁ
。
それからです。
あるラピッド、ラピッド、全て転覆!!!
どうやら転覆する角度があるらしく、隣のプチoldグループは転覆しないのに、私たちのボートは毎回転覆。
しかも息を整える間もない。
顔面蒼白の私。
はしゃぐアメリカ人達。
・・・
( p_q)エーン
そして一つのメインポイントにやってきました。
ガイド:「さぁ〜あ、お前ら!ここは3つレベルがあるんだ。Big,Bigger,Biggest。どれにするかい?」
「もちろん、
Biggest!!」
はい、満場一致です。私を除いて。
なすすべもなくBiggestでまたもや溺れる私。
もう、いやσ(TεT;) 。
後で知ったんだけど、ここって世界でも有数の激流なんだね。
これぞ後の祭りでやんす。

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