いや、まさか、話には聞いてたけど自分が偽物ガイドに会うなんて。
というか、
「○○の歩き方」のばかやろ〜!!!
1カ月以上居たエクアドルを抜け、とうとうペルーにやってきました。
一気にリマまで行こうかと思ったんだけど、せっかくだからペルー北部の遺跡の街、
トルヒィーヨへ☆
遺跡の入り口
太陽と月のワカは期待してなかった分、感激☆
というか、保存状態に感激!
ペルーの遺跡は保存状態がいいと聞いてたけど、まさかこれほどとは!!
月のワカは2000年以上前からあるモチェ文明の遺跡。
この色が2000年以上前の人々が描いたオリジナルの色だなんて信じられない!!!
オリジナルとは思えません!!
自分たちの曾、曾、曾・・・・・おじいちゃんたちに当たるくらい遠い昔の人々が、遠くは異国の地、ペルーで生活を営んでいるのを、2000年の時を隔てて、日本人の私が感じている。
古代モチェ人はどんな気持ちで絵を描いたのでしょうか。
ロマンですな☆
その後は世界遺産の遺跡、チムー王国の遺跡、チャンチャン遺跡へ。
アドベで作られたそびえ立つ壁面に描かれた魚や鳥のモチーフ。
鳥のモチーフ。ここの保存状態もGood!
しかし広いからこりゃ迷子になるわと○き方を開くと、
「無料ガイドがあります」
の文字が。
こりゃ頼むしかないやろ!っつー事で、聞いてみてガイドを付けてもらうことに。
スペイン語のガイドしかないと言うことで、まあ無料だから仕方がないかと案内してもらいます。
大体見終わって、ありがと〜と別れようとすると、何やらもぞもぞ言ってきます。
どうやらお金を払えとかなんとか言ってるようです。
「ああ、チップか。まあ暑い中案内してくれたし、しょうがないか。」
と思って、心付けを払おうとすると、
「ノ〜ノ〜!
25ソルだ!!」
……ええっっ!?
だって、私ここの入場料、4つの遺跡全部のエントランスが付いて5、5ソルだったんだよ?
(学割でだけど)
なのに一つの遺跡の案内で4、5倍もかかるなんて、ふざけんなって話じゃないですか。
しかも、
無料のガイドのはずなのに!!
必死に文句を言うも、向こうも引き下がりません。
しかし、はっと我に返ってみると周りは人もおらず、そびえ立つ高い壁ばかり。
やばいっ!と思い、とりあえず場所を移そうと言って人がいる方へ移ります。
(この時素直に場所を移ってくれてよかった〜!!)
無料ガイドと壁。高い壁ばかりに囲まれると、いささか私でもぞっとします。
その後ずっと交渉するけれども、仲間も出てきて払えと譲りません。
「無料のはずなんだから、入り口のチケット売りのおじさんに聞いてからじゃないと払わない!!」
とごねまくって、聞きに行くことに。
チケット売りのおじさんじゃ分からないから、ガイドの連中に聞けと執拗に言われ(おかしな話だと思いつつ)聞いてみると、やはり25ソル払わなければいけないと言われます。
まじで〜と思いながら、私のガイドブックには無料と書いてると言い張ってみます。
いつから有料になったんだ!と聞いてみると、ずっと前から有料だといわれ、
「毎年更新してるのに、何やってんだ○○の歩き方!!」
と怒りを覚えつつ、払う覚悟を決めた時…、
「こういう服着てたでしょ!その人に案内してもらったら払わなきゃいけないんだ!」
え、ええっ!?
……私を案内してくれたガイド、そんな服着てなかったんですけど。。。。。
……。
それからは、女の子一人なんだから気を付けなきゃいけないとか、遺跡の中で強盗や襲われたりとか多いんだとか、散々お説教されました。
まあ確かにこの遺跡は、人も少ないし、迷路のような遺跡なので一歩路地に入れば助けを呼んでも誰も来てくれないだろうし。。。
でも無料ガイドって書いてたんだも〜ん、遺跡の中にもうお金払って入ってたし。。。
怖いよ〜ペルー>_<

1