空港で寝るなんてなんちゃらほいという兵のワタクシ。
もちろんエクアドルへの乗り継ぎで立ち寄るマイアミ空港でも、空港内で寝る気満々です。
ただやっぱりアメリカ。
入国審査が厳しい!!
適当に書いた滞在先のホテルはどこに在るんだとしつこい質問をなんとかかわし、ラン・エクアドルの場所を探します。
しかし……
どこにもなーーーい!!
空港の職員に聞いても
「は?ラン・エクアドル??そんなのあるの???」
という始末。
最終的にランチリの受付場所で問題ないだろうということになり、一段落。
さっそく荷物だけでも先に預けられないかと30分かけて並んでみますがあっさり玉砕。
しかたなくバーガーキングで本でも読みながら時間をつぶすことに。
いや、さすがアメリカ!
バーガーキングが安い!!
カンクンなんてセットで1000円くらい取られるのに、こっちはセットでも500円くらい。
さすがアメリカ!とハンバーガーの恩恵を受けながら荷物が預けられる夜中の3時までなんとか時間を潰します。
さてさて、今度こそチェックインするぞ〜〜!!!
っていうか、
なんで中南米のチェックインはこんなに時間がかかるんだ!!!
2時間前には並んだのに受付にありつくころにはもう離陸まで1時間をきっています。
若干焦りを感じつつ、ほらよっとチケットを差し出すと、
「手数料、100ドルね。」
はっ?
なんで私が手数料

払わなあかんね〜〜〜〜ん

!!!!
何の手数料ですか?と尋ねると日付を変更したからだといいます。
ワンワールドのチケットをお使いの方はご存じかと思いますが、ワンワールドは
日付を何回変えても手数料はかかりません。場所を変えると手数料がかかります。
私が変えたのは日付だけだったので、何を言われようがお金を払う道理はありません。
ああ、こいつも勉強不足なんだろうな。
しかたないなあ。
と思いつつ、とにかく手数料がかからないのは確かなんだから、もう一回確かめてくれとお願いします。
待たされること数分。
チーフっぽい魔女のような顔をした女が出てきました。
「あなたね、手数料払わないって言ってるのは。」
「だって本当に日付変更するだけじゃお金かかんないだもん。」
「いいえ、かかります。今すぐお金を払いなさい。」
「いや、絶対かかんないから!もう一回ちゃんと確かめてください。」
「いーえ!なんなの、あんた飛行機乗りたくないの?
ほらほら時間も迫ってるわよ。
飛行機のチケット無駄にしたくないならさっさとお金を払いなさいよ!
あんたが何言おうと金払わないと乗せてやんない。
ほ〜らほら、いいの〜?もう時間よ。
乗りたくないなら勝手にすればいいけど?」
と、まじでこんな好戦的なふてぶてしい態度や言い方で

、自分が絶対正しいと信じ込んで改めて調べてくれようともしません。
確かに時間はやばいとことまでせまっています

。
この際100ドルくらい払ってでも乗った方がいいのか!?
という考えが頭をよぎりますが、ここで負けたら女がすたる

!!
何よりこんな理不尽なお金

を払いたくありません。
「なんでよ!チケットの日付変えたってメヒコからここへ飛んでくる時お金かかんなかったんだから!
ここだけお金取るなんて絶対おかしいでしょ!」
「い〜え、日付変えたからこのチケットは無効になったの。
American AirLineで変えたんでしょ?
金払いたくないなら新しいチケットAmerican AirLineでもらってくればあ〜?
ま、それで飛行機乗り遅れてもしらないけど。
(まじでこんな言い方してた!)」
チケットが無効になった??
新しいチケットを発行してもらえ??
いやいや、実際私メヒコからこれで飛んできたんですけど?
チケットも日付変更で新たに出してもらったバウチャーも今あんたの目の前にあるんですけど???
しかし、この魔女にこれ以上何を言っても無駄なようです。
私との話はこれで終わりかと言うように、他の仕事をし始めました。
時刻は離陸まで
40分を切っています。
仕方なく、泣きそうになりながらAmerican AirLineまで走ります。
しかし、マイアミ空港はAmerican AirLineとランチリが両端沿いに設置されており、ものすごい距離が在ります。
もう
ダッシュ、ダッシュ、ダッシュです!!!
全速力で走り続けること10分。
American AirLineでも多少たらい回しにされながら、半泣きで事の次第を説明すると、確かに日付変更にはお金はかからないけど、次のチケットはラン航空さんなんだから私達にいわれてもねえ。。。との返事。
まあ確かにそりゃそうだ。
けどそのラン航空があてになんないからきてんだよ〜。
っていうか、むしろ金がかからないなんて言ってたAmerican AirLineさんのこと非難してたぞ〜!!
とりあえず電話して話してくれないか頼み込むと、チケットの裏にAmerican AirLineの電話番号とお金がかからない旨を書いてくれました。
離陸の時間は刻々と迫っています。
また、
走る、走る、走る!!!!
やっとのことでランチリに着くと、あの魔女が「ほ〜ら、お金かかったでしょ」と勝ち誇った顔で私を見下ろします。
私がそのメモされたチケットを見せると、
「誰がこんなこと言ったの

!?」
だ〜か〜らあ〜〜、あんたがAmerican AirLineにいって聞いてこいっつたからこっちは必死になって聞きに言ってきたんでしょ〜が


!!
しかしそれでも魔女は自分の非を認めません。
あくまでも金を払えと言い続けます。
お願いだからAmerican AirLineに電話してくれ。
まじでもう時間が無いんだって

!
私に言われて、やっと時間が本当にやばいところまで来ていることに気が付いたのか、しぶしぶチェックインをさせてくれます。
すると、
ベリベリベリ〜〜〜!!
メモされてるチケットを破って残りを私に渡して来ます。
「ちょっと、それ(チケット)も返してよ

!」
「いや、これがないと後で私がお金払わなくならなきゃいけなくなるから

。」
「なら他の紙にメモすればいいでしょ!返してよ

!!」
「いやだ!ほらさっさといきなさいよ。
乗り遅れたいの!?ほらほらほら

!!」
しかし、チケットが無くては本当に困ったことになります。
私も譲れません。
最後には私の剣幕に負けてチケットを返してくれて一件落着したのですが本当に滑り込みセーフでした。
ブログの最初の方でも書いたのですが、本当にどこの航空会社も
ワンワールドに対する認識が低すぎる!!
乗るたびにこんなにトラブってたんじゃ話になりません。
しかもそのわりに
one worldのマークは高々と掲げています。
ランチリに至っては、チーフがそれじゃあ話になりません。
しかもこっちの話になんか全く相手にしないで、確認してくれようともしないし。
その点American AirLineは飛行機が汚かったりサービスが悪かったりはするけど、どこで聞いてもきちんと教育が行き届いています。
すばらしい★
飛行機に乗る前になぜかどっと疲れしまっているかおりんでした。。。

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