命のかたち…心のかたち…つちびと作家　可南ギャラリー

2014/2/10

２月８日に、大阪で開かれた

「バカボンのパパと読む老子」を著者のドリアン助川と読む会に行って来た

漢文も古文も、大の苦手だった私だから

本だけの案内では、あそこまで心に入ってくれなかったかもしれない

でも・・ドリアンさんの声で・・噛み砕いた言葉で

語ってくださったおかげで・・

理解するという段階を超えて・・・感動することが出来た

曲解かもしれないけど・・自分のことに照らし合わせて

受け取った・・数々の宝石のような言葉

私が、この２ヶ月間ほど凹んでいたことへの答えには

｢拒んで豊かになれることも多々ある・・受け取らない知恵（たとえば自分にとって悪い言葉など)｣と・・・答をもらったような気がしたし

自分が作家として思った速さで歩めていない焦りへの答え・・

｢選ばれていない時が、選ばれている時だ｣という言葉に・・胸が震え

｢すぐに役に立つものは・・すぐに役に立たなくなる｣という言葉に勇気を貰った

そして・・なにより・・・

｢あなたは今、種を蒔ける。五十年後、百年後に咲く花を。｣

｢たとえあなたが滅ぶ時がきても、人生は　また別の存在の仕方を残してくれる｣

この言葉に・・わたし、泣いてしまったんだよ

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俗ぽく欲どおしい私は・・この言葉を聞いた後だって・・生きている間に

なんとか・・作家として名を成したいと思っている

でも・・たとえ・・そうなれなかったとしても

大丈夫なんだよと・・・

安心していいよ・・・と

老子なのか・・ドリアン助川さんなのか・・バカボンのパパなのか・・わからないけど

そう・・言ってもらった気がして

ああ・・私・・・つくっていこう・・って

今日が・・どうでも・・

明日が・・どうでも・・・・

ただただ・・つくっていこう・・・と心底思えた

いつか・・いつか・・・

生きているうちが本当はいいけど（笑）・・そうじゃなくても

本当の花を咲かせる時が・・くるかもしれない

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