命のかたち…心のかたち…つちびと作家　可南ギャラリー

2014/1/30

我が家の老猫ジュニアは　腎不全で血圧が高く

自宅点滴と２種類の血圧の薬を飲ませ

しかも、点滴の水で薄まる血液のための貧血を抑えるサプリと

リンの摂取を抑えるサプリを飲ませている

秋以降・・日に何度も、無理やり口をあけ、薬やサプリを飲ませ

体を抑えて点滴をする

その行為のジュニアと私の苦痛

そして・・ほぼ毎週、２万近くの医療費を獣医さんに払う

そのたびに感じる・・このままこれが続いたら私の経済は持ちこたえるのかという不安

時々・・ふと・・・自分の行為に疑問や不安を感じる

薬で命を持たせている

お金で・・命を繋いでいる

これで・いいのか

ただね・・

ジュニアは・・そのおかげで・・・今の状況はそれほど苦しそうではない

生きていることが・・嫌みたいではないようにも思う

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奇麗事を言うのはやめよう

続けることをしんどいと感じているのは私だ

これでいいのかと・・迷っているのは私だ

でも・・ある時・・ふと思った

これは現実ではなく・・とらえかたの問題なのだが

ジュニアに薬を飲ませる時・・私の命に薬を飲ませている気持ちになろう

獣医さんにお金を支払う時・・

（私は・・お医者さんにここ何年も行ったことがないが）

自分の命を・・知らないところで守ってもらっているのだと思おう

ジュニアの命を守っていることで

自分の命を守っている

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何の根拠もないけど

みみっちい私は・・・そう思うことで

現状を感謝できる

いつ・・終わるのかと・・チラッとでも思わなくていい

お金をおろしてもおろしても、すぐ小銭だけになる財布を眺め

いつか・・自分が病気になった時、お金がなかったらどうしようなんて・・余計な心配をするのを止めれる

いま、私が守っている命は・・私自身だ

無理やりでもいいから・・・そう思おう

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