あまり愉快なご報告ではありません。
5月6日(土)に、カメフクの去勢手術をしました。
午前11時過ぎに病院に連れて行って、12時過ぎから手術、夕方5時半頃迎えに行きました。
↓5月5日、<現役をのこ>最後のカメたん
↓同じく、<現役をのこ>最後のフクたん
去勢手術というのは、猫の外科手術の中で最も簡単な手術だそうですね。
上手な先生だと、10分、15分で済ませられるそうです。
つまり、10分、15分の間、麻酔が効いていれば充分なわけです。
上手な先生に手術してもらった子なら、夕方迎えに行った時には麻酔はすっかり醒めて、走り回れるくらいなのだそうです。
なのに。
カメたんもフクたんも、キャリーに移す時、自分で歩けませんでした。
家に帰ってからも、ずっとぐったり。
夜8時を過ぎても瞳孔が開きっぱなしで、下半身が動かない様子なのを見て、これはおかしいとブリーダーさんに相談しました。
一度目が醒めているから、死んでしまう心配はもうしなくて良いから、あとは時間が経って麻酔が完全に切れるのを待つしかないと言われました。
でも、こんな時間まで麻酔が切れないのは、よっぽど多く打たれてしまったか、もしくは手術中に一度醒めかけてしまったために麻酔を追加したのでは?とのことでした。
恐ろしいことです。もしそうなら、どれほど怖い思いをさせてしまったのでしょう。
↓5月6日、麻酔がまだ切れなくて、ぐったりなカメフク
そして、翌日になってからようやく麻酔が完全に切れて、今度は痛みや恐怖のせいでしょうか、ふたりともひどく気が立っているようでした。
カメフクはとても穏やかな子たちで、吹いたり呻ったりするのをほとんど聞いたことがありません。
一度だけ興奮したフクたんが「シャー」と言ったのを聞いたことがありますが、その時は言われたカメたんも言ってしまったフクたんもビックリ。ぎこちなく仲直りをするふたりを微笑ましく見ていたものです。
そんなカメフクがお互いに「フシャーーッ!!」「ウウウ〜〜」の応酬です。
カメたんの「シャー」なんて、本当の本当に初めてで、とてもショックでした。
今朝になって、ようやく仲直りの兆しが見えてきたので、こうして皆さまにもご報告ができます。
まだ、ちょっとした拍子に「フーーッ!!」「シャーーッ!!」とやっていますが、特にカメたんは積極的に仲直りをしたがっているのが見てとれます。
きっと時間が解決してくれることでしょう。
↓5月9日朝、仲直りを試みるカメたん

「あの…ねえ、フクちゃん」

「あのさ、あのさ、隣り、いい?」

「……」「……」

「…別に、いいよ?」
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もう少し落ち着いたら、また皆さまのところにも遊びに行きたいです。