2006年10月末、大阪から我が家にやってきたET3、本体価格50,000円。
リビルトガソリンタンクへの交換から始まって、
サビ落とし、
キャブ掃除、
ニードルバルブ交換、
シート交換、
キーシリンダー交換、
クラッチ交換程度で今日も元気に走ってくれてます。
買った時からボディはサビだらけ、しかしいろいろとイベントを作ってくれる愉快な相棒なんです。
60年代に、プリマベラという名称で製造されていたモノのいわゆる復刻版で、ポイントレスに進化しているためボディサイドには誇らしげにELECTRONICの文字が入ります。
車体番号で調べると、この固体の製造は1980年。復刻版にも前期・後期の2種類があるようで、元来のプリマベラのプレスを使用したのが前期型、フットブレーキの穴が前期型は丸で後期は四角、他にはハンドルグリップが細身でピアッジョのマークが入っていたり、メーターが白かったりするのだそうですが、これはどうやら復刻前期型のようですね。

120kmまで刻んであるメーターはイタ車らしくVEGLIA製、日本でいうところのDENSOみたいなもんでしょう。
Vespaのエンブレムもずいぶんと味が出てますね

僕が購入する前は長期不動の放置ハードプレイ状態だったそーで、ボディは全体的に浮きサビが出ています。
リアエンブレムあたりなんつったら購入当初はヒドイサビ具合だったんですが、そこは几帳面なA型の僕、ブラッシングの後にサビ変換塗料を塗りまくってます。
意外だったのがフロアーのサビが深刻な状態では無いコトですね、モノコックですからココが錆びてるのは致命的です。
でもキチンとサビるトコはサビてます。
この白いステッカーは、超レアモノ!おかんの頭の頭ご本人が数枚だけ作成したという初期ロットのUVカット処理無しの1枚!その証拠に紫外線ですっかり色が無くなってるでしょ。
125ccのクセに最高速は追い風参考記録で85kmですがエンジンはおおむね快調〜♪
毎日自宅から穂積駅までのアシとしてがんばってくれています、パッと見ボロでもやっぱり大好きなVespaは楽しいのです。

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