半田散策の3回目です。
コースには入ってなかったのですが、
通りがかりの信号を渡る時に見えたので、
ガイドさんが寄り道してしまいました。
そこは
美濃半薬局さん。
こちらもかなり長い期間続いている薬屋さん。
日本の近代文学史に登場する
小栗風葉(おぐりふうよう)の生家です。
『誰? 小栗風葉さんって??』
なんでも、
「熱海の海岸散歩するぅ〜♪
貫一 お宮の二人ぃ連れぇ♪」で有名な
「
金色夜叉」は、
尾崎紅葉の代表作となっていますが、
小栗風葉は尾崎紅葉の弟子なんだそうです。
小栗風葉が
金色夜叉の執筆を助けていたという説もあるようです。
『青春』という作品が代表作です。
妹さんは哲学者の梅原猛さんの義母にあたるそうです。
『ふぅん、そうなんやぁ!!』
次にガイドさんが教えてくれたのが
喫茶店「
カガシヤ」さんのこと。
『この喫茶店ねぇ、
尾崎豊さんのオジさんのお店でねぇ、
尾崎豊さんも時々来てたんですよ。』
『えぇっ!』
しばし絶句。
小栗風葉さんの話よりも驚きました。
カガシヤさん、
半田で一番古い喫茶店だそうです。
新美南吉も通っていたとか。
もとはミツカンの会社のところにあったそうなんですけど、
最近移転したので、お店自体は新しいです。
今のオーナーは尾崎豊のいとこなんですって。
次は これ。
JR半田駅にある跨線橋です。
明治43年製で、
JRが保有する現存の跨線橋としては
一番古いものなんだそうですが、現役です。
設計が古いので狭いです。
でも、実用上全く問題はないです。
因みにJRの武豊線は東海道線を作る時に、
その資材を運ぶために作られたんだそうです。
JR半田駅の傍らに牛の像がありました。
ここ、
駅が出来る前には乳牛を飼っていた
牧場でした。
というわけで、知多の
酪農発祥の地なんだそうで、
知多で初めて牛乳を販売していた会社があったんですって。
半田駅が出来るというので、移転したんだそうですが、
その牛乳の販売会社、
今は「
みどり牛乳」という会社として残っています。
愛知県民はご存知の会社だと思います。
次は、ガイドさんには関係のないのですが、
半田駅の北側の踏切に隣接したタバコ屋さんです。
すっごく細いタバコ屋さんです。
(奥の黄色い建物はよそのお家)
お店の人、どこから入るんだろ???
斜め向かいは
ミツカンの現・社長さんの
中埜又左エ門さんのお宅です。
広〜い。
(カメラには全景の半分しか映りません)
最初、神社の敷地かと思いました。
今、敷地内に資料館を建設中です。
何が展示されるんでしょうね?
ーつづくー
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