木々の葉が秋色になり、つもった落ち葉の上を歩くと心地良い音が。
近隣の公園のイチョウ並木や、街路樹の美しさに目を奪われることもしばしばだ。
近場でも秋は十分に楽しめるけれど、やはり一度は紅葉山登りをと久しぶりに大山へ。
そろそろ見ごろを迎えるからか駐車場は満車状態で参道も人が多めだったのに、ケーブル乗り場を過ぎたらいつもの静かな空間になったと思ったら。突然真っ赤なモミジが目に飛び込んできた。
女坂と男坂分岐にある神社とのコントラストが美しくて、まだ山道にに入ったばかりなのに私はもう興奮気味だ。
目的地は下社だが途中大山寺の紅葉も気になるのに、登山道の景観に目を奪われ中々前へ進めない私に夫は早くも呆れ顔。
(いつもスイマセン)と心で謝りながら、久々のハードな山にあえぎ足をぐっと持ち上げてしばらく登ると、またしても真っ赤なモミジが目に飛び込んできた。
大山寺参道階段の燃えるようなモミジを目にしたのは初めてだ。
その美しさといったら!
更に足を持ち上げて急な階段を登り下社の階段参道に到着すると、グラデーションが美しいモミジが出迎えてくれて大感激!
こんな光景を目にするのも初めてだった。
お昼休憩をして、下社に参拝をして。
更に90分かかる山頂へは登らなかったけれど、往復3時間ほどの山登りで心身共にリフレッシュだ。
翌日からの筋肉痛は、久々に本格的山登りをしたという証かも?
足が痛くなってもやっぱり山は良いな〜♪と、まだ色付いていなかった木々の変化を見るためにもう一度大山に登りたいと思うのは欲張りすぎだろうか。
それにしても、この先コロナはどうなるのだろう。
時には楽しいことや嬉しいことがあっても、長年続けてきた大好きな合唱や楽しみにしているボランティアが再開できず、こういう状態がいつまで続くのか・・・と思うと残念な気持ちでいっぱいになる。
でも、できないことを嘆くのはやめよう。
現状を受け入れて、いま何ができているか、これから何ができるかを考えよう。
時間があるからこそ近場でもいつもより季節の写真が撮れているし、時々コンテストに応募して入選を果たしたりなど、ちょっとしたチャレンジもしているのだから。
今更ながら自分に言い聞かせ、少し自分時間の見直しをしようと思っている。