念願のズッキーニを植えた。
ハッと気が付くと時期が過ぎていて・・・というのがこれまでのパターンだったので、友人との会話で思い出したのがラッキーだった。
日除けのための緑のカーテンには今年もゴーヤを採用したけれど、たくさん収穫できるかしら?
こぼれ種で芽を出した青シソはもう葉を茂らせているし、ほぼ通年お役立ちのニラもこの時期が一番元気だ。
ブロッコリーやきぬさやが終わったあとにはミニトマトを。
続いてキュウリも植える予定なので、畳2枚分ほどの小さな畑が大活躍している。
蕗やニラは勝手に出てきてくれるので、ほんの少し他の野菜が加わるだけで食卓が賑やかになるのと、何より季節感が感じられて嬉しい。
季節感といえば木々の葉はもう新緑を通り越し、いつの間にか紫陽花が色づき始めた。
サツキとアジサイのコラボは初めてかもしれないと思い立ち、美しい緑にも誘われて鎌倉散策をした。
鎌倉はいつ訪れても混雑している。
人ごみから逃れるようにハイキングコースに入るのが定番だが、写真撮影も大切な目的だ。
実はPXTAでの写真登録枚数が1100枚近くになり、最近は1ヶ月に30枚ほどが購入されている。
ほとんどが定額制なので売上金額は微々でも、自分の写真が何かしらに役立っていると思うと励みになる。
ということで、せっかく撮るのだからどのような写真が必要とされているのかを考えながら撮影するようになり、特に観光地などの写真にはつい力が入ってしまうのだ。
いつものようにハイキング前に撮影をして、久しぶりに建長寺半僧坊側から天園コースに入り爽やかな風とウグイスの鳴き声を満喫した。
忙しい日もあるからこそ、身近な自然を楽しみ四季を感じる時間は宝物だ。
そんな日々を過ごしながら、ふと勢山社のことが頭をよぎるのは池袋の大仏様のお納めの日が迫っているからだろう。
勢山社舞子工房では、大仏様と同時に閻魔大王像の制作も行われていて3月には見学会があった。
また、個人の方が発願され来年奉安される不動明王像のノミ入れ式が行われるなど、同時進行で色々なことが進められているから中々大変だ。
大仏様は像高が4m近いので、お納め時にはクレーンも使用するそうだ。
事前に組み立てなどのシュミレーションや、独自の道具などの準備も行うとのこと。
広々とした工房に熱気がみなぎっていたことを思い出しながら、その後の様子を想像する。
勢山さんはもちろん、お弟子さんたちもきっと頑張っているのだろう。
制作や準備が順調に進みますように、そして、お納めの日が良い天気に恵まれますように。
と、祈ることしかできない私だ。
勢山社特派員として、大切な存在となるお像たちの誕生などに関わらせて頂く機会が多くなった。
どの場面にも緊張がつきものだが、大仏様のお納めの日のことを考えると今からドキドキしてしまう。
非日常的な時間と平凡な日常は、どちらもかけがえのない人生の一コマだ。
自分なりに楽しもう♪
改めてそう思った。
