大山の頂上から望む富士山は格別だった!
目を凝らすと遠く南アルプスが見え、高い場所からしか見えない光景が眼下に広がっている。
寒の入りの1月5日、元旦から続いていた暖かさが終わり北風が吹くという予報だったが、初山登りは大山へと決めた。
実をいうと、昨年紅葉の時期にと思っていたのに実現できず、久しぶりになってしまったので足が心配・・・。
新年だし、昨年10月からケーブルカーが新しくなったからと自分に言い訳をしたが、登りでケーブルカーに乗るのは初めてかもしれない。
阿夫利下社下社で今年も元気に過ごせるようお願いをし、さっそく歩き出したが最初の階段がきつい。
そういえば、小学校5年生の時遠足で大山に来たことがあり、その時の辛さがふとよみがえった。
この階段だったのかな〜あの時は頂上まで行ったのかしら?
天気はどうだったのだろう?
たぶん人生で初めての山登りだったはずなのに、永遠に続くかのような階段と格闘した事しか覚えていない。
それにしても運動音痴で逆上がりもできなかった自分が、今では山大好き(といっても低山だけど)おばさんに変身しているのだから面白い。
汗が噴き出してくると足が軽くなるのはいつもの事。
しばらく登り、ちょっとお腹が空いたと思ったら12時少し前だ。
ちょうど蓑毛との分岐で見晴らしがよく、ベンチがあったので早めのお昼ご飯を。
いつものおにぎりだけれどこれが美味しい!
さあ燃料満タンで元気に!と思いきや、休んだせいで足と身体が重くなっていた(悲)。
あいさつを交わしながら、子どもたちも頑張って登っている。
中には小さな子を背負ったお母さんもいて、その若さが頼もしく羨ましかった。
更に頂上を目指し、山頂ではぐるっと一回りして眼下の景色を楽しんだ。
暖かな日差しに包まれ最高の初山登りになったが、翌日からひどい筋肉痛になったのはいつものこと。
筋肉痛にならないためには、頻繁に登るか筋トレをするか・・・?なのだろうか。
今年の課題にしなければ。
実は、2017年は例年通り初日の出詣でから始まった。
昨年は二宮吾妻山からの初日の出を堪能したので、今年は江の島周辺でと思い元旦の5時から行動開始。
朝寝坊が得意の私が、こういう時はちゃんと起きられるから不思議だ。
さあ撮影ポイントをどこにしよう。
だいたい考えてはいるけれどやはり迷う。
鵠沼海岸から片瀬海岸に向かうがまだ真っ暗だ。
少しずつ海岸線が赤く染まりだし空が藍色に変化し出したけれど、東側に雲がかかっていてちょっと残念だ。
でも何ともいえないその色合いに、早起きは三文の徳と自己満足。
砂浜を歩きながら振り返れば、夜明けの富士山が!
移動しながら東を向いたり西を向いたりと大忙しだったが、ふと気が付けばもう日の出が始まっていた。
慌てて撮影ポイントに戻ったけれど遅かった。
その瞬間を逃してしまったけれど、海と富士山のコントラストが清らかで、その美しさに目を見張った。
場所を変えてもう一度砂浜へ戻ると、いつもと違うシーンに巡り合えラッキー!
しばし撮影に夢中になった。
あきらめない気持はやはり大切だ。
そして、新年を待ち構えたかのように散歩コースでは梅が咲きだし、河津桜のつぼみが膨らんでいると思ったらもう可愛らしい花が!
日々の生活の中にも、季節の移ろいがあふれていると実感だ。
晴れの日が続き穏やかな年明けとなった2017年なのに、せっかくの成人の日は寒空で気の毒だった。
そういえば娘の時は大雪で、自宅が坂の上だから足元が悪く成人式にも行けなかった。
雪かき途中の自宅前で撮った写真が懐かしい。
さあ、今年は何ができるのだろう。
漠然とだけれど考えていることがあるので、実現できるよう頑張ろうと思っている。