桜並木の花びらが散ってあっという間に優しい緑のトンネルになり、今は色濃い葉が強い陽射しを遮ってくれている。
いつもの散歩コースには桜とバトンタッチをした季節の花が咲き、紫陽花がもう色づき始めていた。
五月晴れを通り越して、ギラギラと照りつける太陽に身構えてしまうのは私だけではないだろう。
大好きな山歩きやウォーキングも、これからは暑さとの戦いになるので、時間帯や場所を選ばなければいけないのが一苦労だ。
だからといって、いつも遠出をするわけにはいかない。
鎌倉や大山など歩ける場所は色々あるが、最近の近場あるきマイブームは大磯駅近くの湘南平だ。
湘南平(高麗山公園)は、大磯町と平塚市にまたがる181mほどの丘陵地でさほど高くなく、どのコースも片道1時間程で歩け、適当なアップダウンがあるので気軽に山歩き気分を楽しめる。
いくつかのコースを組み合わせると、時間延長ができるのも魅力だ。
天気が良ければ、頂上からは富士山や相模湾などが望め眺望も抜群。
なんといっても、コース内がほとんど木々に覆われているから、緑の中を吹く風が天然クーラーのよう。
もちろん四季折々の花も咲いていて、どの季節でも心地良く歩けるのが嬉しい。
いつもは電車を利用するが暑い盛りは車にして、大磯町・生涯学習館の駐車場から直接山に入るのが我が家の定番で、大切な体力作りの場となっている。
とりあえずの目標は、大山をスイスイ登れるようになること。
大山ケーブルバス停から歩くと、1252mの頂上まで標高差が900mほどになるので、軟弱な私は大山に行くとひどい筋肉痛になってしまうのだ。
という訳で、先日も頂上まで行けずに見晴らし台辺りまでで断念してしまった。
頑張ってトレーニングして目標達成したいな〜
「2人の年齢を足すと130歳になるんだね〜」
突然の夫の発言に、え?と思ったが確かにそうだ。
ちなみに夫婦になった時は合計50歳・・・何だか一気に年をとった気分だが、まだまだ若い!と自分に言い聞かせた。
それにしても月日が経つのは本当に早い。
最近は季節が早送りされているようで、尚更そう感じるのかもしれない。
ある程度の年齢になると、一番大切なのは“健康でいること”と誰もが思うようだが、そのための努力や注意も大切だ。
「駅から駅までハイキング」「駅から登山」「山と温泉」「夫婦で出かける山あるき」「花の百名山」など、買いためた本を参考にして、時にはふ〜ふ〜言いながら健康保持のためにも山歩きを続けようと思っている。