用事を思い出して外へ出たら、白く光る物が目に飛び込んできた。
数日前から咲きだしたハナニラがいつの間にか数を増やし、まるで庭に星が散りばめられたようだ。
空が藍色の私が好きな時間帯。
良く見ればハナニラは、薄いブルーがかった星形をしている。
薄暗い中でその形がひときわ浮かびあがって見えたのだろう、新発見だ。
早く用事を済まそうと、ちょっと急ぎ足の私の鼻にかすかな香りが!
花は見当たらないけれど沈丁花かな〜
道路に散らばっているのは何だろう?
近づくと、木蓮がその白い花びらを落としていた。
そういえば、3月半ば頃には木蓮が満開になり、レンゲやモモ、足柄・狩川両岸の“春めき桜”も見頃だったのに。
春の花々が例年より早めに咲いた後に、厳しい寒の戻りがあるというのが今年のパターン?
ここ数日の寒さに、せっかく開花したソメイヨシノだってとまどっているだろう。
不安定な陽気でいつまでも冬支度が手放せないが、あまり早く桜が咲いてしまうのは困るのだ。
実は3月末で退職するので、今年は念願の桜三昧をしようと思っている。
足踏み春さん、大歓迎で〜す♪