JOOKOのふぉとエッセイ
写真を撮ることで、様々な体験をしたり新たな発見をしたり・・・
そんな場面や想いがお伝えできれば嬉しいです。
Since 2006/8/2
最近の投稿画像
D90さんに感謝!
あれから10年
嬉しい春めき♪
迎春2021
いよいよ年末
最近の記事
D90さんに感謝!
あれから10年
嬉しい春めき♪
迎春2021
いよいよ年末
秋色に誘われて
やっぱり山歩き♪
書寫山圓教寺の乙天若天像入魂式に参列して
いつもと違う夏
今日も梅雨空
久しぶりの勢山社だより
もうひとがんばりかな〜
がんばらなくちゃ
今年の春は
春の兆しに
カウンター
本日のアクセス
昨日のアクセス
総アクセス数
最近のコメント
桜から新緑へ、そし…
on
D90さんに感謝!
新しいカメラで又沢…
on
D90さんに感謝!
桜が一気に咲き出し…
on
あれから10年
記事カテゴリ
ノンジャンル (132)
勢山社特派員だより (56)
あゆみ観音プロジェクト (5)
カンボジアへ (4)
ロマンティックドイツ (2)
鎌倉花あるき (4)
2008山歩き (4)
2007山歩き (5)
ドキドキ国境越え (3)
フランス2007 (3)
カナディアン・ロッキー夏体験 (12)
2006秋 (5)
アジアの会 (3)
リンク集
佛像造顕所「勢山社」
CHAN2の訪夢頁
湘南おじさんのサイクルライフ
→
リンク集のページへ
過去ログ
2021年4月 (1)
2021年3月 (1)
2021年2月 (1)
2021年1月 (1)
2020年12月 (1)
2020年11月 (1)
2020年10月 (1)
2020年9月 (1)
2020年8月 (1)
2020年7月 (1)
2020年6月 (1)
2020年5月 (1)
2020年4月 (1)
2020年3月 (1)
2020年2月 (1)
2020年1月 (1)
2019年12月 (1)
2019年11月 (1)
2019年10月 (2)
2019年9月 (1)
2019年8月 (1)
2019年7月 (1)
2019年6月 (2)
2019年5月 (1)
2019年4月 (1)
2019年3月 (1)
2019年2月 (1)
2019年1月 (1)
2018年12月 (1)
2018年11月 (1)
2018年10月 (1)
2018年9月 (1)
2018年7月 (1)
2018年6月 (1)
2018年5月 (1)
2018年4月 (1)
2018年3月 (1)
2018年2月 (1)
2018年1月 (1)
2017年12月 (2)
2017年11月 (1)
2017年10月 (1)
2017年9月 (1)
2017年8月 (1)
2017年7月 (1)
2017年6月 (1)
2017年5月 (1)
2017年4月 (2)
2017年3月 (1)
2017年2月 (1)
2017年1月 (1)
2016年12月 (2)
2016年11月 (1)
2016年10月 (1)
2016年9月 (1)
2016年8月 (1)
2016年7月 (1)
2016年6月 (2)
2016年5月 (1)
2016年4月 (2)
2016年3月 (1)
2016年2月 (1)
2016年1月 (2)
2015年12月 (2)
2015年11月 (1)
2015年9月 (2)
2015年8月 (1)
2015年7月 (1)
2015年6月 (1)
2015年5月 (2)
2015年4月 (1)
2015年2月 (1)
2015年1月 (1)
2014年12月 (2)
2014年10月 (2)
2014年8月 (1)
2014年7月 (2)
2014年6月 (1)
2014年5月 (1)
2014年3月 (1)
2014年2月 (1)
2014年1月 (1)
2013年12月 (2)
2013年10月 (1)
2013年9月 (1)
2013年7月 (2)
2013年6月 (1)
2013年5月 (1)
2013年4月 (1)
2013年3月 (1)
2013年2月 (1)
2013年1月 (1)
2012年12月 (1)
2012年11月 (2)
2012年9月 (1)
2012年8月 (1)
2012年6月 (1)
2012年5月 (1)
2012年4月 (1)
2012年2月 (1)
2012年1月 (1)
2011年12月 (2)
2011年9月 (1)
2011年8月 (1)
2011年5月 (1)
2011年4月 (1)
2011年3月 (1)
2011年2月 (2)
2011年1月 (1)
2010年12月 (2)
2010年10月 (1)
2010年9月 (1)
2010年8月 (1)
2010年7月 (1)
2010年6月 (2)
2010年4月 (2)
2010年3月 (1)
2010年2月 (1)
2010年1月 (2)
2009年12月 (2)
2009年11月 (1)
2009年10月 (1)
2009年9月 (1)
2009年8月 (1)
2009年7月 (2)
2009年6月 (1)
2009年5月 (3)
2009年4月 (1)
2009年3月 (2)
2009年2月 (1)
2009年1月 (2)
2008年12月 (4)
2008年11月 (4)
2008年10月 (2)
2008年9月 (2)
2008年8月 (2)
2008年7月 (3)
2008年6月 (1)
2008年5月 (2)
2008年4月 (4)
2008年3月 (2)
2008年2月 (3)
2008年1月 (2)
2007年12月 (2)
2007年11月 (1)
2007年10月 (2)
2007年9月 (3)
2007年8月 (1)
2007年7月 (2)
2007年6月 (2)
2007年5月 (2)
2007年4月 (2)
2007年3月 (2)
2007年2月 (2)
2007年1月 (3)
2006年12月 (4)
2006年11月 (1)
2006年10月 (4)
2006年9月 (7)
2006年8月 (7)
2013/3/21
「あゆみ観音さまを陸前高田へ!」
あゆみ観音プロジェクト
人々の営みとともに流されてしまった、名勝高田松原の7万本の松。
“美しかった松原の材で観音さまを彫り、陸前高田(被災地の皆さん)にお届けしよう”と、あゆみ観音プロジェクトが立ち上がりました。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/butuzou/index.html
http://www.taimadera.org/news/event05.html
被災された方々に様々な場面で新たな“あゆみ”を始めていただきたい、という願いが込められ名付けられた「あゆみ観音さま」。
多くの方に観音さまとご縁をもっていただき、被災地を忘れずに、いつまでも応援して欲しいという思いも込められています。
このプロジェクトの相談を受けた時、少し躊躇したという勢山さん。
観音さまを彫ることが被災地の方々のためになるのだろうか・・・はたして今必要とされている事なのだろうか?
また、松材は一般的に虫がくいやすく耐久性にも難がある事、防風林のため曲がりくねっている事が予想される等、千年の時を超える像を産み出す事をモットーとしている勢山さんにとって当然の心配ごとであったようです。
それらの確認のため、昨年8月に陸前高田を訪れ材を視察したところ、懸念を吹き飛ばす程の良材ばかりで今回の運びとなりました。
波間に漂う高田の松を見捨てる事ができなかった製材所の社長さんは、あゆみ観音の完成予想図を見て「抱きしめたくなるくらいに可愛いよ」と一言。松材の提供と、心を込めての製材を引き受けてくれました。ただただ感謝です。
3月10日(日)奈良県葛城市の當麻寺中之坊で行われた“のみ入れ式”は復興支援のための祈祷から始まりました。
これから誕生するお仏像にノミを入れる・・・。
めったにない経験ということもあるからか、会場内には緊張感が漂います。
読経の中、勢山さんが第一刀を入れました。
プロジェクト代表の中之坊院主・松村實昭師と、全体計画・彫像担当の大仏師・渡邊勢山師から「ノミ入れ式を通じ、削り取ったあゆみ観音さまのご分身を仲立ちにして、被災地への関心を深めて下さい」との挨拶が。
引き続き、一般の方々も勢山さんの介添えでノミを入れ、削った松材はお守り袋に入れて大切にお持ち帰りです。
遠くは北海道、神奈川県藤沢市からは勢山さんの後援会「神奈川勢山会」の皆さんがバスを仕立て参加してくれました。
家族連れの参加はほほえましく、小さなお子さんも神妙な面持ちで手を合わせノミ入れを。
新聞記事を見て足を運んでくれたご夫婦は以前陸前高田に住んでいたとのこと。
「感謝しています」と涙ぐみながら一言。その様子にもらい泣きしそうになりました。
ノミ入れ式とは知らずに中之坊を訪れた方々も、プロジェクトについての説明を聞き参加してくれました。
「初めての経験だったので身が引き締まる思いでした」「陸前高田を見守って下さいと祈りながらノミを入れました」と参加者の方。
當麻寺中之坊の天井画や導き観音像の修理・修復を手掛けた勢山さんですが、
“導き観音様に導かれてあゆみ観音様が歩み始める”そんなイメージがラフスケッチを通して浮かび、「あゆみ観音」のお名前もすぐに浮かんで来たそうです。
「人と同様に一瞬にして命を奪われた動物や植物も、供養して貰いたがっているはず。高田の松をそれらの代表として捉え、観音像に姿を変えてあげたい・・・」と熱く語っていました。
ノミ入れ式は、今後も3月21日=大師山寺、4月2日=喜光寺、5月3日=久米寺と、7月初旬まで奈良各地などで行われ、プロジェクトは2014年5月頃、あゆみ観音さまを陸前高田へお納めするまで続きます。
小さなお守り袋は日本全国を旅するのかしら?
多くの方々が被災地を思い応援してくれると良いな。
自分なりの参加として、小さなお守り袋を寄贈させてもらった私は秘かにそんなことを思っていました。
東日本大震災から2年。
あの日を境に人生観が変わってしまったのは私だけではないでしょう。
遠く離れていても不気味な揺れを感じ、テレビ画面に映し出される映像を見ても、いったい何が起きているのかが理解できませんでした。
起こっていることがあまりにも壮絶で、暖かい部屋で同じ時間を過ごしていることが申し訳ない・・・そんな気分でした。
言いようのない不安に駆られながら日々が過ぎ、少し落ち着きを取り戻しても、被災した方々に対して自分ができることはわずかな募金ぐらい。ボランティアに行きたくても体力に自信がない・・・などと歯がゆいばかり。
時が経ち、だんだん記憶が薄れてしまうのは仕方がないことですが、2011年3月11日午後2時46分にそれぞれがそれぞれの場所で体験したこと、そして感じたことを話し話を聞く=関心を持つ。
そういうこともあの日のことを忘れないための一つの方法かな、自分にも続けていけることかなと、そんなことを思っています。
自分を納得させるためにできることをする。
そんな消極的な支援ですが、「あゆみ観音さま」を被災地へお届けするプロジェクトへの参加&お手伝いは、私にとって今年の一番大切なことになりそうです。
投稿者: jooko
詳細ページ
-
コメント(0)
|
トラックバック(0)
1
| 《前のページ | 次のページ》
/1
記事
画像
新着順
投稿順
teacup.ブログ “AutoPage”