あれ?2007と2008山歩きはあるのに、2009以降のがない!
と、自分のブログの記事カテゴリを見ていて気がついた。
出かける時は必ずカメラを持っていくのでさっそく撮影履歴を調べてみたら、近場でハイキング程度ばかり・・・だったのだ。
だからというわけではないけれど、涼しさを求め3日ばかり奥日光へ逃げ込み、湯の湖から一日かけて歩いた刈込湖・切込湖コースが私に久々の刺激を与えてくれた。
吹く風や鳥の鳴き声、目に飛び込んでくる景色、時々漂ってくる木々?の甘い香りが身体の隅々にいきわたる。
こんな時、様々な生き物が共に生きているんだな〜と実感するのは私だけではないだろう。
湖に目を向けると、角のある動物が水面から半身を出していた。
何だろう?一瞬ドキッとしたが倒木・・・目を凝らして見てもまるで生き物のようだ。
カルガモは、顔を水面に突っ込み餌を食べることに夢中。その姿は何んともいえずお茶目だった。
遠くの木々の間からは鹿がこちらに視線を投げかけている。
きれいな声でさえずっているのはおおるり?と思ったら、三脚にカメラを据えた二人連れが真剣な面差しでその声を追っていた。
撮影の邪魔をしないように手前で立ち止まり、私もそっとカメラを構えたけれど残念なことに姿は確認できず。
湖畔で絵を描く人もいれば、下半身を沈めた釣り人もいる。
空は青く、浮かぶ雲が彩りを添え湖面はそれらを清らかに写している。
樹木に一筋の光が当たると、そこはさらに美しさを増しはっとすることもしばしばだ。
急な登りに息を切らす場面もあったが、だからこそ瞬時に変わるその光景に、素直な感動がわくのかもしれない。
このコースの終点、光徳牧場では牛がノンビリと草を食んでいた。
絞りたての牛乳とソフトクリームが美味しかったこと!
やっぱり山はいいな〜
そう思ったら、また無性に山歩きがしたくなった。
今までに登ったことのある安達太良山や妙高も、まだ歩いていないコースがいっぱいだ。
2007年夏の乗鞍は雨だったから、天気の良い日に再チャレンジしたいし、白馬界隈にも行きたい。
2日間、まるで初冬ような冷たい雨が降っていたけれど、秋空の元、紅葉に覆われるであろう山々に私の想いは飛んでいる。