2015/10/7

マイ・フェア・レディがいい例  教室

「マイ・フェア・レディ」もそう。「雨に唄えば(Singin' in the rain)」もそう。

非常に有名な映画だけれど、どちらもミュージカルで、映画を見たことがある人も多いはず・・・なのに、私もそれを、自分の英語教育に置き換えて考えた事がなかった。いや、自分もそれを実践しているのに、それを、受講生の皆さんに伝えられていなかったな・・・と気付かされたのが昨日。

私には、私の英語講師がいる。彼女とは10年来の付き合い。彼女から、「『マイ・フェア・レディ』は正に、私たちがしている事なのよ!」と言われ、はっと気付いた。

「マイ・フェア・レディ」では、下町育ちで汚い英語発音の女の子が、発音矯正を受け、素敵なレディに変身していく・・・という話し。映画の中で、その彼女の発音矯正レッスンは、かなり厳しいもの。つまり、英語の発音で、その人の生まれや、品が有る無い、が評価される社会なのだ、という事が分かる。

また、「雨に唄えば」でも、無声映画の大女優が出てくる。でも、実際彼女が話す英語発音とその声質、言葉使いはひどいもので、有声映画の時代に突入した時、アテレコで別の女性(ヒロイン)が彼女の声優となり、吹き替え映画を作る。そのアテレコ映画はヒットし、その大女優が実際にインタビューに答えなければならない場面で、吹き替えだった事がバレてしまい、大騒動になる・・・というシーンが有る。

つまり、英語の発音も、ネイティブであれば誰でもいい・・・というのではなく、その人の英語発音そのものが、社会的評価にもつながる、という事の一番分かりやすい例だと思う。

私は、英語でも中国語でも、生徒さんに対する発音指導は厳しいのだけれど、特に英語に関しては、自分の発音を矯正する事でリスニングにもつながってくるので、いつまでも言い続ける。言い続けていると、やはり生徒さんの発音は上達してくる。

たまにやっかいな事も有り、「自分はリスニングもいい、発音もきれいだ」と思っている生徒さんだと、私が矯正しても、自分は正しいと思っているので、私の指導はありがた迷惑にもなり得る。

私の英語の先生に、そういう生徒さんは、どうしたらいいのだろうか?と相談すると、「とにかく、自分に英語に対するプライドが高い生徒さんだから、悪い点を指摘してはダメ。いい所を褒めて、”こうしたらもっとよくなる”というスタンスで伝えるしかない。」とのこと。

ま、レッスンというのは、人対人、なので、合う、合わない、は有って当然。難しいなぁ・・・と思う。「生徒さんの為に」と言っても、何がその人が望む事なのか、私が勝手に「生徒さんの為に」と思ってしても、その人が望んでいなければ、単なる迷惑にしかならないのだから。

でも、現実、特に英語では、やはり「クイーンズイングリッシュ」というのが有るくらいで、発音のきれいさは、その話す人の人格、品格が高いと相手に評価される事なので、是非身につける努力をしてもらいたいなぁ・・・と、思ってしまう私。


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