2011/4/7

頂き物  教室

クリックすると元のサイズで表示しますこれは、教室のある講師のお父様から教室に頂いた扇子だ。この文字は、そのお父様の直筆。

文字がきれいな人ってすごくうらやましい。こうして、自分が書いた字を人にプレゼントすることができるなんて・・・。

昔、蘇州にいた時、小さな個人経営の散髪屋に通っていた。10畳くらいのスペースしかない、本当に小さくて、正直きれいとは言えないような、普通の普通の散髪屋。その散髪屋に置いてある雑誌のいたるところに、ボールペンで達筆の字がたくさん書かれていた。落書きというか、いたずら書きとも言えると思うが・・・。ところがその字の美しいこと!思わずそこの店主(女性)に聞いた。

「この字、誰が書いたの?」
「ああ、私の夫。」
「ええ〜?ムチャクチャ字がきれいじゃないの!すごいわ、これ!」

本当にすごくきれいで、きっと筆で書いたら、書道の先生になれる美しい字。でも、実際そのお店の旦那さんは、普段は何もせず、奥さんの稼ぎでぐーたら生活しているような人だった。・・・って書けば、その旦那さんが悪いみたいだけど、きっとそうじゃないと思う。その人たちは外地からの出稼ぎで、蘇州で散髪屋を営んでいた。ただ、貧しいだけなんだと思う。こんなにきれいな字が書けるって、きっと勉強が好きだったに違いない。雑誌でも何でも、紙があれば字を書くくらい、字を書くのが好きなのに違いない。きっと、そういう人で、ただ少し貧しいがために、好きな職業に就けなかったのかもしれない。

中国には、字がきれいな人が多い。私はあまり字が上手に書けないのでうらやましく思う


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