2008/10/31

泣いて馬蜀を切る  

中国語講師をしていながら恥ずかしい、「泣いて馬蜀を切る」という言葉の意味、先日の「人形劇三国志」を見に行って初めて知った。

諸葛孔明、最後の方の大切な戦いで大敗するが、その原因は馬蜀が諸葛孔明の指示を守らず、規律を破って勝手な行動を取ったことだった。馬蜀は諸葛孔明が我が子のごとくかわいがってきた武将だったが、規律を破った者は処刑される規律通り、諸葛孔明は泣いて馬蜀を切るのである。

人の上に立つ者は、如何なる時も公平であるべきであり、規律は絶対に守るべきであり、時として感情を殺して自ら規律を守り通すことも必要である。

・・・という意味だ。私も教室では、すべての講師たちに公平でありたいと思っているが、難しいこともある。「泣いて馬蜀を切る」・・・肝に命じておきたい言葉だ。
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2008/10/30

医療サービス  

今日本では医者不足が問題で、妊婦を運ぶ救急車が受け入れを断られる問題等色々社会問題化している。だが、それでも私は、やっぱり日本の医療サービスは中国と比べればずっといいと思う。(中国では、救急車で運ばれても、先に治療費、手術費等を現金で支払わなければ、看てもらえない事が多い。だから、突然の交通事故の場合、病院で出血多量等で治療されないまま死亡する人もよくいると聞く。)

私が中国で結婚し、妊娠した時に迷わず「子供は日本で出産し、日本で育てる」と決めたのも、やはり医療サービス、医療レベル、医療環境が日本の方がずっと良いからだった。

実は今週月曜日から、毎日長男を病院へ連れて行き、吸入している。長男は気管が弱く、疲れたり冷えたりすると、よく咳をする。今回の咳は、肺に「ゼェーゼェーヒーヒューヒュー」という音がするので、小児科の先生も1日2回吸入に来なさいと言い、毎日2回連れて行っている。

吸入する時はちゃんと個室の中(パーティションの中)で静かにできる。待合室も綺麗で、皆静かにしている。日本の病院はやっぱりいい。
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2008/10/29

働くことが好きな中国人女性  

日本には、女性にとっての”結婚”を”永久就職”と言う言葉があるほど、結婚もしくは出産後、家庭に入る女性が多い。家事、子育てというのは立派な事業で、一日中やらなければならない仕事は山ほどある。もちろん、外で働きたくても仕方がなく専業主婦をする人もいるが(子供が小さいからなどの理由で)、もちろん好んで専業主婦をする人もいる。日本には、好んで専業主婦をする女性が比較的多いと思う。

中国には、”半边天(bàn biān tiān)”という言葉があるほど、女性が社会に出て働く事は普遍的だ。”半边天(bàn biān tiān)”とは、「女性も天(社会)の半分を支えている」という意味だ。中国で結婚退職する人はまずいない。出産でも4ヶ月ほどの産休の後は、すぐに会社に戻る。この4ヶ月の産休も休みたくないと、子供を産まない女性も多い。特にキャリアを持った女性は、その産休の間に自分のポストが誰かに奪われ、戻るポストがなくなる事を心配し、出産しない事を選択する。

キャリアを求める女性は、子供を田舎の両親に預けて、夫婦だけで都会で暮らす人もいるほどだ。子供を思う親心は同じだろうが、日本人女性でそこまでしてキャリアを求める人は少ない。もちろん、それに対して社会がなかなか答えてくれない(特に子持ち女性の社会進出が困難)という現実も有るが、社会がそうであったとしても、子供と離れてまで仕事をしたいと望む女性は少ないのではないだろうかと思う。

中国人女性の仕事に対するエネルギーは、日本人女性にはなかなかマネできないほどのすごさがあると思う。
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2008/10/28

秋季養生  

秋だ。紅葉も目にするようになってきた。今日など少し肌寒いくらいだ。

変な話で申し訳ないが、今日から私は下着を冬物に換え、一枚多く服を着るようにした。まだ早い気もするが、中国では(特に蘇州近辺?)こうした生活の知恵が根付いている。

秋と春は特に、生活習慣に気をつけていなければ体調を崩しやすいと言われる。だからよく「秋季養生」「春季養生」(秋には養生しろ、春には養生しろ)と言われる。特に着る服だ。秋・・・まだまだ暖かいと思って薄着をしているとダメだ。春・・・もう暖かくなってきたと思って薄着をしてはダメだ・・・という言われだ。油断大敵、身体をしっかり温めていないと病気になりやすい、というものだ。

他にも「秋季養生」の内容は色々ある。地域によって違うだろうが、「早寝早起きを心がけ、水分をよく取り、栄養補充をしっかりすること。」などなど。

皆さん、風邪が流行ってきているそうですので、お体に気をつけてお過ごし下さい。
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2008/10/26

人形劇「三国志」  

クリックすると元のサイズで表示します今日は夏から楽しみにしていた人形劇「三国志」を夫と一緒に見に行ってきた・・・と言っても、二人の子供がいたので、見たのは半分ずつ。一部は夫が、二部は私が見て、相方が鑑賞中はロビーや車の中で子供を見ていた。

実は私は三国志の内容はあまりよく知らない。いつかは、中国の長編ドラマを時間をかけて見てみたいと思っているが・・・。私は2部を見たが、最初は人形の動きを人形としてとらえ、「すごいなぁ、本当の人が動いているみたいだ・・・」なんて思いながら見ていたが、最後の方はどんどん引き込まれ、人形を見ているんだ、という事を忘れるほどだった。

最後に舞台挨拶で、人形を動かしていた人が人形を持って舞台に現れた。3人が日本人、それ以外は中国人だった。知らない日本語のセリフに合わせて人形を動かすのが大変だったそうだ。

脚本は「ジェームズ三木」だったが、私が見た2部の一箇所で、反戦の言葉をナレーターが言っていたのが印象的だった。


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2008/10/25

子供孝行  

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今日お昼、教室を3時間ばかり抜けて、長男を和泉市商工会議所まつりにつれて行った。家から車で30分、結構遠い・・・。

そこで長男が好きな「ゴーオンジャーショー」があったのだ。毎週日曜朝、欠かさず見る番組だ。私もこんなのを一緒に見る年齢になったのだなぁ・・・と思いながら息子を連れて行った。

途中、長い時間悪者のトークショー(観客席の子供ちゃん3人を舞台に連れ出しお笑いコント)があったのだが、それ以外の戦うシーンでは、ムチャクチャ緊張し、ぎゅっと私を抱きしめていた。

終わってサイン会と握手。子供にはサインなんてものが何だか分からないので、全然「貴重なサインだぁ〜」なんて感覚は無く・・・。駐車場に歩いて行くまでの道で、「あれ(今日のゴーオンジャー)、にせものやで。」と一言。子供ながらに分かっているのか、おもしろい。普段何もしてやれないので、これで長男が喜んでいてくれたらいいのだけれど。


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2008/10/24

「おしん」の人  

「おしん」は海外でも有名なドラマだ。もちろん、中国人なら誰でも知っている「阿信(ā xìn)」(中国でも超有名な日本のドラマ)。あの時子役だった小林綾子さんは私と同じ歳だ。私もあの頃に「おしん」を見ていた。「ああ おとうとよ きみをなぐ きみしにたもうことなかれ」と「おしん」が雪の中で読んでいたシーンを今でも覚えている。

実は、先日初めて知った。この「おしん」の脚本を書いたのが橋田壽賀子さんだということだ。その橋田壽賀子さんのあるコメント文をPHP月刊雑誌の中で読んだ。なんだか感動した。こんなにすごい人だったんだ、と衝撃さえあった。下がった頭が上がらなかった。(そのコメントはここでは省略させて頂きます、申し訳ありません・・・一部だけの転記では、全体の感動が伝わらないように感じるので・・・)
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2008/10/23

自分の面子の立て方  

中国人は面子を重んじる。このブログでも何度か書いたことがある。自分の面子を立てる為に、中国人は(日本人らしい言い方で言うと)外ではよく見栄を張る。

その為に大抵、面子を立てる為に色んな小道具を準備している(そういう人をよく見かける)。値段の高いタバコだったり、何万円もする携帯電話だったり・・・。そういう小道具を、人が集まった時にさりげなく机の上に置いて見せるようなことをする。まわりの人間は、それをチラチラ見ながら、でも、直接その本人には「すごいねぇ〜、そんな高級なものを持っていて」なんて言わない。そんな事を言えば、自分の面子が無くなってしまうからだ。黙って普通にしていることで、「そのくらい私だって、俺だって持てるレベルよ、そんなの普通ふつう」という見栄を張っている(自分の面子を守っている)。

一昔前、日本人もバブルの頃はブランド物に身を包むのに必死だった。それに少し似ているのかな?
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2008/10/22

正しい日本語  

正しい日本語発音を気にして日本語を話している人がどれだけいるだろうか。

私は大阪人だが、北京にいた時、日本語を学んでいる中国の学生に少し日本語を話しただけで、「あなた、関西の人ですね。」と言われたことがある。何故すぐに分かったのか、と聞くと、「関西人は、”がぎぐげご”の発音が標準語からずれているのですぐわかる。」と言われた。

実は、正しい日本語発音で「がぎぐげご」の発音をする場合、少し「ng」の発音が頭に入って「nga ngi ngu nge ngo」となるのだ。しかし、関西人は直接「ga gi gu ge go」と発音する。

また、大阪人のアクセントの違いは誰もが知っているところだ。もちろん、大阪人でなくても、日本にも方言というものが多く存在する。だから、標準日本語というのは、実は日本人にとっても難しいものなのだ。

日本語発音は中国語と比べると単純といえば単純だが、最初に日本語を学ぶ外国人にとってやっかいなものであるには違いがないと思う。中国語を教える上においても、比較言語的観点からして、母国語である日本語について理解を深めたいと最近思うようになってきた。それで最近、正しい日本語というのを少し意識するようにしている。
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2008/10/21

いも堀り  

保育園で毎年恒例のいも堀り。明日がいも堀りなのだが、連絡のプリントが私の手元に届いてなくて、今朝保育園に行った時に初めて、明日お弁当が必要だと分かった(去年もいも堀りがあったが、お弁当を作ったかどうかなんて覚えていなかった)。

今日は慌ててお弁当の買い物に行った。毎日私の仕事の為に子供たちを振り回しているみたいで、本当に申し訳ないと思う。こんな時くらい、ちゃんと子供孝行をしなければ!明日のお弁当、頑張って今から準備するかっ!
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2008/10/20

反抗期  

今、長男は反抗期だ。言うこと聞かない、言うこと無視する。

でも、まだ5歳の反抗期なんて手ぬるいものだろう。怒る → ギャーギャーぐずる → 怒る → 泣く → 最後は反省しながら泣き、「ママー!ママー!」とママに抱きつき、よしよししてやって落ち着く。

これが中学生くらいの反抗期になったらどうなることかと、今から二人の男の子を持つ親として心配だ・・・。
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2008/10/19

秋晴れ  

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今日は元々、教室の講師が別の所で主催する中華料理教室に行こうかと思っていたが、「男性料理教室」だったことから参加は辞め、家族でピクニックに行ってきた。

次男は最近歩き始めたが、その次男の靴を持って行ってあげるのを忘れ、かわいそうなことをしたと思った。ところが、御座を敷くと、そこからちゃんと外には出ないので、こんなに小さいながら、御座と地べたの区別がついているのだと感心した。

途中から友人たち家族も合流し、にぎやかなピクニックとなった。楽しい一日であった。
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2008/10/18

通訳の心  

通訳という仕事、色んな場面で通訳者を見るが、ビジネス上で通訳の良し悪しによって結果が大きく変わることは、経験したことがある人も多いはずだ。

通訳という仕事はもちろん、その通訳する言葉に長けていることが必須だが、それ以上に必要とされることも多くある。ビジネスの場面では、その業界の専門用語から業務の背景、技術的、品質的、管理的なことからビジネスの過程、最終目標まで理解していることが必要だ。

私が中国で働いていた頃、ユーザーが大学卒業したての社員を通訳としてよく連れて来たが、日本語はできても、仕事がまったく理解できていない為、全然通訳ができずに私が代わることが多かった。部長、課長レベルの中国人社員が通訳すると、それは素晴らしい通訳だった。

通訳というのは、言葉だけできればいいのではない。そこにそれ以外の多くの知識プラス”心”が無ければならないと私は思う。昔、「通訳者は”影”に成り切らなければならない、でしゃばってはいけない、通訳者の存在を意識させるようではダメだ」と学校で学んだが、私はそうではないと思う(もちろん、そういう通訳が必要な場面もあるだろうが)。話をしている二者には、それぞれの心、思いがあって話をしている。その心を伝えることが、一番大切な仕事だと思う。会談が終わって、「ああ〜、よかった。通訳がいてくれたから、会談もうまくいった。」と、自分の心が相手に伝わった満足感を感じてもらえる、それが本来通訳に求められるものではないだろうか。だから、通訳は”影”なのではなく、心を伝える人であるべきだと私は思っている。
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2008/10/17

相手の立場に立つ  

実は今日、教室に新しいコピー機が来た。買い換えたのだ。何故か? 今までのコピー機は補修期間が3年、この9月で期限が切れ、10月から補修費用を別途年間何万円も支払わなければならなくなったからだ。

コピー機はインクも使うし、コピー枚数が何万枚かを超えると(機種によって決まっている)内部のキットを交換しなければならず、それも何万円もする。補修費用以外にも掛かる費用はかなりあるのだ。

今までのコピー機を使い続けても年間10万円近くの費用は掛かる。同じ費用で新しいコピー機を使えるのなら、しかも、コピー機の機種はグッとグレードアップするというなら、新しいコピー機にしよう、と思っても普通じゃないだろうか?

要は、今回の営業担当者が素晴らしかった。こちらの環境、ニーズ、条件等をすべて把握した上で、一番良い条件の提示をしてくれたのだ。これぞ正しく営業の鏡!相手の立場に立って考えるということ、これは営業でなくても、人としてなかなか難しく、でもとても大切なことだ。今回は、この営業マンの方から色々学ばせてもらった。
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2008/10/16

百度  

皆さん、中国の「百度(Bǎi dù)」という会社をご存知だろうか?(中国通の方には”ヤボな質問”ですが・・・) YahooやGoogleのような会社で、中国北京のベンチャー企業から一躍グローバルなポータルサイト企業に発展した会社だ。

百度のCEOは北京大学出身の李彦宏(Lǐ Yánhóng)で、まだまだ非常に若い(30代)。会社も2000年に開設されたばかりだ。(このCEO、結構格好いいです〜) アメリカでも彼は有名になったが、今年から日本市場にも参入している。既に、日本語の百度ポータルサイトは完成している(→こちら「百度」をクリック、検索も普通にできます) 

YahooもGoogleも、元々日本企業ではない。「百度」は中国の会社、日本と中国は文字文化でも同じ漢字を使うこと、また時差が1時間しかないことなどから、自社の方が有利と唱える。

「百度」という社名は、中国宋の時代の漢詩(宋詞)から由来しているそうだ。


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…人込みの中を幾度となく探し回った。
ふと振り返ると、あの人はいた。消え入りそうな灯火のそばに。


「幾度となく」を意味する「百度」、幾度となく検索する度にそれが見つかった時の喜びの心を大切にしたい、という思いからつけられた名前だそうだ。なんと素敵な名前ではないか。 私は「百度」が日本社会の中国へのイメージアップに大きく貢献していくことを期待している。
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