2008/12/18

喧嘩はダメ  

「中国人と中国語で喧嘩ができるようになれば、中国語も大したものだ。まずは、喧嘩ができるレベルを目指し・・・。」と考える人が結構いるようだ。

確かに中国の街を歩いていると、喧嘩をしている中国人をよく見ることができる。でも、中国人と中国語で喧嘩をしている外国人を見たことがあるだろうか?

日本人は、会社の中でも普通に部下を呼びつけ、人前で部下を罵る。「○○くん、何やってんだよ!もっとしっかりしろよ!」といった感じで。これを中国で同じように中国人部下にやる日本人もいるかと思うが、これは絶対にいけない。中国人は面子が命、人前で叱られるというのは、恥ずかしいというものではない、次の日からはもうその会社ではやっていけなくなるのだ。この辺りの中国人の気持ちとか、それを見ている他の中国人がどう思い、叱られた中国人に対して、どのような態度に出るか、その結果叱られた中国人が社会的地位に近いもの、その会社でやっていく為の人間関係まで失ってしまうことなど、日本人は知りえないだろう。それが本人にとって、どれだけの苦しみとなるか。

そうでない場面であっても、中国へ行って中国人と喧嘩をしている外国人、これは非常に醜い姿だと私は思う。どんなに、その外国人の方が正しくても、中国人は中国人を応援するだろう(一般的に)。会社の中では、日本人が実権を握っている為、中国人は従うしかないのだが、もし一般の中国人社会の中で同じように中国人の非を責めて喧嘩をしたとすれば、後から苦い思いをするのは自分だと思う。

「喧嘩ができるくらい中国語が上手くなりたい」という考え方は、私は間違えていると思う。どんなに上手な中国語でも、それを”中国人との喧嘩”に使ってしまったら、それは、「ニーハオ」しかできない人よりも、中国人から嫌われると思う。
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