2008/5/9

2008年GWツアー報告 その3  四国

3日目。

朝起きてみるとやっぱり雨。

夜中に結構降りました。僕らは車中泊なのでへっちゃらですが、、。

のはずですが、何故かドアを明けっぱなしで寝ていたみたいで、寝袋がびちゃびちゃに。

なんで??


広島の国体チームの皆さんは、雨で登れないならということでここでお別れ。


げんよこ夫婦と私たちは、恵みの雨のお陰でレスト兼移動日とした。



高知市内で、永○さんに教えてもらった鰹のタタキの店に行き、本場のタタキを堪能しました。
でもGWということもあって凄い人でした。

その後商店街を回ったり、裏通りの小さなカフェに入ったりして、時間を過ごしました。


夜はアンパンマンミュージアム近くの有料キャンプ場で七輪で炭焼きして、嫁連合からブーイングの嵐だった高級土佐マンゴーを堪能して、就寝。



最終日。

朝、ありがたいことに永○さん一家が迎えに来てくださり、
物部村の開拓中のエリアに連れて行ってもらうことに。

「マーシーとーげんさんにー遊んでもらうよー」
超元気な娘さんたちがやってきた。

うん、今日はそういう日になるのか。と覚悟を決めた。
そういえば初日は、マサトがターゲットだったな。

元気いっぱいエネルギーの塊の子供たちを見ていると、ほんま人の世は子供のためにあるんかなと思えてくる。

子は人の宝なり。


車窓から新緑の綺麗な眺めを楽しみながら、30分ほどドライブして、
山間部のとある集落の小さな脇道を下りていった。





車道からも車を停車させた所からも見えない茂みの中に一つ、目を疑うようないい岩がそこに立っていた。

うたげ岩。
よくぞこんないい岩を見つけてくれました。
永○さんの、日ごろの岩探しの賜物ですね。
そんな岩を僕たちにも紹介してくれて、本当に感謝です。

衝立の様なその岩は、左右を垂壁にして、壁の真ん中にかけては130度程に滑らかに前傾させて存在していた。そして陽を背にして涼しげにラインを見せていた。

早速、永○さんの課題をやらせてもらい、身体を慣らせていった。

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まずは端から順番に課題をやったのだが、「かかと野郎」の抜けは南国の日差しに照らされたホールドが温かくなかなか厳しい。いい課題です。

暫くして、高知のクライマーお二方も合流してセッション開始です。
勿論、永○さんが用意してくださっていた、宴に参加するために。

この課題もかなり被っているんだが、旨いことにホールドが散りばめられていて、
ラインが誘うままに僕たちは踊ることができるのだ。

げんさんは、ボディーテンションが高くホールドに慣れさえすればいけそうだ。
俺は、この日も身体が重く保持力も足らない感じ。


まだ4トライ目だが、自分のへばり具合を考えると、俺的には仮に完登できるならこれが最後のトライになるなと思っていた。

足位置、足順をしっかり確認して、上部に突っ込んでいった。
手に足のヒールフックで高い位置のカチを取ると、足を解除しながら考えていたリップに飛んでみると、振られながらも旨いこと保持することができた。

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「塗仏(ぬりぼとけ)」

温かいホールドに手がぬめって、リップでのチョークアップで手が張りそうになったが、なんとかもう一段簡単なマントルをして、
うたげ岩の一番高いところに立つことができた。

最高です。ありがとうございます。

この岩と人と青い空が印象に残る素晴らしい課題です。


永○さんと握手した時、自分も開拓者の端くれ、永○さんの気持ちもわかるので、
申し訳ない気もしたが、素直に喜びを感じることにした。


直後のトライでげんさんも完登。余裕の登りでした。


おきよとよこちゃんもムーブが繋がり始めた。この二人お互いを高めあえれば凄いことになるなあ。
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お昼過ぎ、げんよこ夫婦の帰る時間に、、。

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お決まりの次回会うまいの約束をして、お別れをする。



その後、まったりモードで、永○さんの奥さんのミカリンとしゃべっていると、
いい加減痺れを切らした感じのかき氷屋の娘さんたちに捕まってしまった。

「本当に疲れますよー」「程ほどにー」
永○さん夫妻の言葉に返事させる間をくれないほどに、二人の店員さんは矢つぎ早にオーダーをとってくる。
「もー、こんなにも待たせてー」
これは、凄いエネルギーだ!
何杯も砂のかき氷を食べました。
こういうのは、天国か、嬉しい地獄か。エンドレスでぶつかってくる。

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いつの間にかクライミングシューズをはいたまま座った足が膝まで砂で埋まっていた。
ウオー、ワオー、ウリャー!キャー!
ナチュラルハイのテンションは、加速度的にアップしていく。

少し疲れを感じたときに、おかしな店員さんたちは、
「もー、この人ちゃんとやってくれなあかんわー」
とかいって、ダメだしをして、二人で別の所に行ってしまった。

ガクッ。(倒れ臥す)
疲れた、、。子育てって大変、、。

永○さん夫妻は凄い!



僕らもそろそろ時間だが、最後にもう一本やってみようということになり、
塗仏の右のプロジェクトを永○さんとおきよの3人でトライしてみる。

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塗仏は、ジムナスティックな課題だが、こちらは見たまんまでは動かせてもらえない厳しい課題だ。

正統派ムーブで永○さんは突っ込んでいくが、足がやたらとスリップして難しい。俺は手順を替えてやってみると手数は進んだが背骨が曲がりそうな苦しいムーブになってしまう。
何回かやってみると、なんとおきよが正統派ムーブで、キーホールドを保持するようになり、更にこの日の最高到達高度を稼いだのでした。うん、やるな!



少し陽も傾きかけた頃、私たちもそろそろ出発の時間となった。

永○さん一家からは、お土産の小夏を頂きました。(これは家に帰って食べるとめっちゃ美味かったです。)

姿が見えなくなるまで、別れを惜しみつつミラーを見ながら運転しました。


永○さん、ご家族の皆様本当にありがとうございました。




帰りがけに少し離れた所の笹温泉という所に行ってきました。

実はおきよが4年ほど前に京都の国体選手だった時に、山岳競技の会場だったこの物部村に何度か来たことがあって、練習の時は私も一緒に来たりして、うたげ岩とは別の岩を登ったりしたことがあるんですが、その時帰りがけに寄ったりしたのがこの「笹温泉」でした。

奥深い山の谷間にいかにも手作り風のカフェみたいな食堂と、写真を飾るギャラリーとともに、雰囲気の良い天然掛け流しの温泉を経営されていて、ご主人と奥様の人柄とあいまって私たちの良き思い出となっていたのでした。

4年振りにもう一度訪れてみたくなって、行ってみることにしたのです。

ここの温泉、入浴料900円と割り高ですが、十分に満足感が得られます。
木製の湯舟から眺める山の眺めはいいもんですよ。

食堂では、手打ちの十割り蕎麦も食べられます。

前回もそうだったが、お土産に蕎麦を揚げたやつをもらいました。
また、前回もそうだったですが、

 「兵庫から来てこんな時間までこんな山奥にいたらダメ!
  早く気をつけて帰りなさい!」

という言葉をもらって、いよいよ本当に帰路につきました。



今回もたくさんのクライマーに出会うことができました。
いい岩、いい人、いい景色。本当にありがとうございました。

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とくに永○さんご一家には、お世話になりました。
温かい家庭でとても魅力的です。

今回も出会いは私たちの宝物です。












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