2008/7/26
小さなオアシス 道場ど〜ぞ〜

無機質な仕事場の一角に、
少しでも心和む空間をと、10年以上前からやりだしたガーデニング。
訪れる人は、ただの草むらとか繁みかと言って笑うのだが、実際のとこそれが正解で反論することもなく、俺も半ば同調して笑ってしまう。
そこに生えているのは、外来タンポポや、勝手に生えるしその葉だったり、背高あわだち草やらで、ほったらかしのガーデニングである。

かといって作為がないかといえば、そうでなく、どっかで拾ってきた何の種かもわからないものを植えたりして芽が出るのを待ったりもする。
自慢なのは、能勢にある野間の大欅(幹回り11m)の苗が、元気に根付いていることだ。ケヤキの木の下で、この木から育てた苗をあげるので思い思いの土地に植えて育てて欲しいと置いてあったものをもらってきて植えたものだ。
他に同じ能勢にある倉垣の大銀杏の子孫もいる。これは、毎年秋に銀杏拾いに大銀杏に行ったものを植えておいたらしっかり芽が出てきたもの。
何年か前の九州、猿ヶ城コンペツアーで、どっかの売店で買って食べたウンベ(あけび)の種も持って帰って植えてみたら、今は道場の横の簡易便所の手前を緑の回廊をつくる程に(良く言い過ぎだと謗りを受けそうだが)生い繁っている。
思いの外小さな小さなオアシスが立派に出来上がったのだ。
枯草や落ち葉を食うダンゴムシやヤスデ達、葉っぱにつくシジミ蝶やイラガの幼虫達の脱糞活動のお陰でいい土になってきた。
毎年、おんぶバッタが土から還る。
お前達の何代も前の親にもあったことがあるぞ、っと声をかける。バッタも蛾も蝶もかなぶんもカマキリもカミキリ虫も蜘蛛もトンボも皆、必要な時には心で声をかければ指先に身を預けたりする。

逆に、仕事さぼって寝転んだりしていると、でかい百足に咬まれたりもしたし、大きな蛇が出た時には、蛇の魔力で動けなくなってしまったこともある。
これを笑う勿れ。
蛇に睨まれて食べられてしまうまで動かない蛙とか見たことありますか?
信じていただけないかも知れぬが、便所の横で1m以上のブットイ蛇と目を合わしてじっとしてしゃがんでいた時の話だ。
俺は圧倒的な優位性でもって、じっとしている蛇を腰をおろして見下ろしていたのだ。彼我の距離7,80cmほど。
無表情な目にピロピロと出す小さく細長い舌。当然蛇も俺を意識してこちらを見ている。
どれくらいの時間だったのか思い出せないが、
蛇と目をずっと合わせていると、何かくらくらするような目がまわる様な感覚がして、こりゃいかんと思って正気に戻ろうすると、気がついたのだ。
先ほどの優位性が感じられない。いつのまにか蛇が優位な間合いになってしまっていた。
あの蛇独特の表情の無い目。
腰が抜けた様な、此方が動けば彼方がかかってきそうな観念を抱いていた。
自分なりにとっさに感じて、やられるとしても自分はまず動き出さねばならないと思い、どう動くかを忘れたかのようなぎこちなさで腰をあげたのだった。
すると間が解けたのか、嘘のように我を回復して再び蛇を見下ろす自分に戻れたのだった。やがて蛇は向きを変えてす〜と動き始めて去っていった。
俺はこの時、蛇の魔性を侮ってはいけないことを学んだのだ。
話が横道にそれてしまったが、こんな感じで道場の便所横の俺のガーデニングスポットの紹介でした。よく観るといっぱい虫がいますので楽しんでください。




2008/7/23
涼をもとめて 関西
この連休も少しだけ奥香肌に行ってきた。

途中の集落で売っている地元産の炭を今年も購入。
作り手のおじいさんも凄くいい人だ。

到着するも夕方近くだったので、本を読んだり泳いだりうたた寝したりして過ごす。
夜はこれで七輪で炭焼きを堪能した。
都会の熱帯夜とは無縁の世界。川のせせらぎを聞きながら寝るのは最高。

翌朝、
夜のうちに合流したTj&3豆ちゃんと朝から登り始める。
課題は少ないが良い課題が揃っている岩なので触ってもらう。
俺は一人でひたすらプロジェクトを打ち込む。

指先悶絶。
しかし、やり続けていれば見えてくることもあるか。

皆納得するまで課題に打ち込んだところで、この日はちょいといろいろありまして早めに撤収。
又来よう!
2008/7/22
贈り物 日々

尊敬する加トさん から北海道のお土産をいただきました。
ほんますごい人です。
「番屋の酒」これから味わいたいと思います。
Tj&3豆さんからは、先日の誕生日祝いにと印南の「倭小槌」というお酒をいただきました。
これは、先日の奥香肌キャンプでいただきまして、既に味見済み。
みなさんプレゼントありがとうございます。
2008/7/18
道場お知らせ 道場ど〜ぞ〜
井の中の蛙道場からのお知らせです。
日頃の御愛顧ありがとうございます。
来週は連休ということもあり、22日(火曜日)は道場はお休みとさせていただきます。
次営業日は木曜日からとなります。どうぞご利用くださいませ。
日頃の御愛顧ありがとうございます。
来週は連休ということもあり、22日(火曜日)は道場はお休みとさせていただきます。
次営業日は木曜日からとなります。どうぞご利用くださいませ。
2008/7/14
出動開始! 関西
梅雨もどっかへ行ったような、晴天。
やっぱり夏は綺麗な河原でCLIMB&SWIM!
で、奥香肌へ行ってきました。
今回はUスケ君、三豆ちゃん、タッツ、ぷーまん、私。
次の日に神さま、あきら君が合流しました。
前夜祭。

七輪を囲み、炭焼きを食べながら、Uスケ君の持ってきてくれた美味しいお酒を楽しみました。

朝は美しい川で朝風呂。
朝ごはんを済ませ、準備をしていると、神さまとあきら君参上。
早速、キャンプしていたところのすぐ下で岩登り開始。

左はぷーまんのプロジェクト。右は既成課題をトライするUスケ君。
このエリア、約10数年前にコブラさんやぷーまんの発見によって開拓が始まったらしいが、今もまだ可能性のある未登ラインが残っている。

直上ライン。手のヌメリと闘いながら、私なんとか完登。
三豆ちゃんとタッツも自分のムーブを見つけ出し果敢にトライした。

左上ラインをトライする神さま。
上部、抜けのホールドが苔で詰まり、さらに砂でザラザラ。
リップを探るたびに苔をポロポロ剥がしながら着地を何度も繰り返し、気合いの登りでUスケ君完登。
神さまもあきら君もかなり惜しかった。

マーシープロジェクト。
岩を紹介がてら少し下流に移動。

「山童」という課題。
小さい岩なのに、足が悪くてなかなか厳しい。
Uスケ君、「一撃したら名前変えても良いですか??」と余裕の発言。
が、ズルッと足が滑って無念の一撃ならず。
その後もムーブの解決に苦しむが、さすが、しっかり完登してました。

三豆ちゃんも前回の宿題にうち込む。

ぷーまんがずっと想いを寄せているカンテのプロジェクトライン。
今回も残念ながら進まずだったようです。
神さまとあきら君が「不気味大福」をトライしている間に、私とUスケ君は「パチンコマン」という課題にトライ。

前回出来なかった部分のムーブが解決!
ちょっと手数も足数も増えるが、次回はこのムーブで頑張ってみよう。
最後の最後にやってくれました。

一日の終わりの方、クタクタになった身体の最後の力を振り絞って、Uスケ君がパチンコマンを見事完登!
気迫の登りで皆を湧かせてくれました。
この日もたくさんの良い登りを見れて、美味しい空気を吸って、綺麗な川と岩でいっぱい遊べて大満足な一日でした。
また奥香肌行きましょね〜。
2008/7/9
魂の紙芝居 日々
先日、生まれて初めて紙芝居を観た。

「キーン、キーン」
始まりは、まず割った割り箸の先につけた水飴を子供達に配ることだった。
割り箸を左右の手で持ってくるくる回してこねると透明の水飴は白く濁って甘味を増す。子供達は何か神妙に食べているのが可笑しかった。
アンパンマンにドラえもん。
紙芝居をしてくれたのは広島方面で活躍している鬚のろくさんだ。
張りのある大きな声は露天であろうともよく響いていた。
ドリル男氏から前情報をもらっていたということもあってなのか、僕はろくさんのプロとして仕事に命をかけている姿に圧倒された。
多く人生経験の積まれた人の凛としたそのまなこの鋭さたるや、研ぎ澄まされた刀のようだ。
僕はこういう人を見ると、自分が歳をとって果たしてこんな眼光の年寄りたりえるのだろうかといつも思うのだ。
「僕は子供達に社会の裏の部分もちゃんと伝えたいんです。」
そうおっしゃっていた。

この日は朝の一番からドリル一家には、本当にお世話になりました。
いつもサポートしてくれて本当にありがとう。
2008/7/9
千客万来 道場ど〜ぞ〜
最近、大盛況の日と寂しい〜日と交互にやってくる。
今日は、大盛況の日。
いつものメンバーと、TJ、三豆ちゃん、UTU君、そして今日お初のUTU君のお友達、マー君とISIくんが来てくれました。

みんなそれぞれに素晴らしいパフォーマンスで、それを見て私たちもすごくモチがあがり、アツいセッションとなりました。
ぷーまんと私の課題を紹介したあとは、UTU君課題。いつもとまた違った新鮮なムーブで、面白かったです。
今日は来てくれてありがとう。良い刺激になりました。
また来てくださいね。
今日も一日完全燃焼。
2008/7/3
美〜ずno森 日々
今日は、義妹であるディヌちゃんが、箕面でアクセサリーの展示会に出品すると聞いて、見に行ってきました!

何人かのアクセサリーデザイナーさんの素敵な作品が並んでいましたが、やっぱり私はディヌちゃんの作品が個性的で好きだったなぁ。

写真で私が付けてるネックレス、実は前日に私をイメージして作ってくれたそうです。
とても感激しました!!
木製のパーツや、シェルのパーツを使って作ってくれました。
「自然」をイメージしたそうです。
じぶんの個性をアクセサリーで表現する。そして、ディヌちゃんの持つ感性で、身に付けた人々を最高に輝かす。
かっこいいなぁ〜。
自分を表現する形がそこにあって、それによって誰かに影響を与えられるって、本当に素晴らしい事だと思います。
ディヌちゃん、ありがとう。
私も頑張るよ。