2007/11/19

月天心  中国地方

今週もやってきました。広島、とあるエリア。


ううう、、、さ、寒い、、、。

こんなに寒いと感じたのは今季初めてかもしれない。

エリアに向かう途中に雨が降ってきたが、山中のボルダーなので望みを捨てずに、いざっっ!!!

山道を約30分歩くと、体もポカポカになった。

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まずアップに選んだ岩。
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出だしはしっかりホールドがあって、なかなか楽しい!

でも、上に行けば行くほど、、、

あまいカンテを抑えながら悪いスタンスに立ち上がりながら、ソロ〜リソロ〜リ、、、抜けは、うっすら淡い緑の苔が美しい、、、て、滑るやん!びびりスラブ。
ひやぁ〜恐ろしやぁ〜、、。

アップちゃうやん!!

さすがのぷーマン、一抜け初登。

ちょうどこの課題トライ中にアラレが降ってきたので、課題名は「初あられ」。

タッツも頑張る。
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ちょっと心が疲れてきたので気分転換。
お次に選んだアップの岩は、、、
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おいもさんが見つけたマントル課題。
下部が被ってて、なかなか手ごわい。

これもアップちゃうやん!!!

でもさすがぷーマン、数回のトライで完登。
課題名は「北風小僧」とされました。

おいもさんも続いて気合いの完登!

私だけまだなんにも登れにゃい。さすが、花崗岩は奥深いですな。

そして、ぷーマン本命の岩へ行くというので、見守りに行った。

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被ったワイドクラック。いつ見ても恐ろしい岩。

間違ったら、大怪我かそれ以上か、、、ただでは帰してもらえないだろう。

登ってる本人は、コントロールしているのだろうけど、見ている方は最悪の事ばかり頭によぎる。
もし・・・なったらこの山をどうやって担いで下りよう。レスキュー呼ぶにも携帯の電波は入っているか、、、。

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岩を見上げるぷーマンの周りにキンっとした緊張の空気が張り詰め、一回目のトライが始まった。

前回よりも体が上がり、到達高度も伸びたが、心が負けたと言って下りて来た。

正直、私はホッとした。それ以上突っ込まないで欲しいと思った。見ていて本当に恐ろしく、心配でたまらなかった。

続いて、おいもさんのトライ。
出だしから、どうも上手くきまらないみたいで仕切り直し。

長い休憩を挟んで、ぷーマンの二回目のトライ。
このトライでまた心が負けたら、今日のトライはこれで終わりだと言って岩に取り付いた。

中盤、何かがおかしいと思ったのか、いったんレストポイントまでクライムダウンしてきた。
やっぱりダメか、と思ったら、一呼吸してまたジリジリと高度を上げていった。
彼の息づかい、腹から喉に押し上げられる低い声、そしてスポットをしてくれているおいもさんの足が地面を掘る音だけが聞こえていた。

ぷーマンの体はもはや、帰ることの出来ない位置にある。

緊張が最高潮に達した。

たのむっ!!!

おっしゃ〜〜〜!

岩の上には歓喜の雄たけびを上げているぷーマンの姿があった。
立てないといって、しばらく座りこんでいた。

おめでとう。

無事で良かったよぉ。

極度の緊張から開放された安堵と感動で、私達はしばらく言葉を失っていた。

そしておいもさんが一言「また一つ違う世界の人になってしまったな。」

課題名は「月天心」(つきてんしん)

本当に素晴らしい登りでした。この場に立ち合えた事、本当に嬉しく思いました。

さて、ぷーマンに刺激を受けた私ももうひと頑張り。
おいもさんに続き、「初あられ」をなんとか完登です。

辺りが薄暗くなってきたので、これにて下山する事に。

今日はぷーマンの良い登りが見れた。
彼にとって、忘れられないライン、忘れられない日になるでしょう。



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