❤心はいつも青春してる／「なりひら」と「猫たち」

　友人のライブに行ってきました


　｢毎日、暑いにゃあ。身体を労わってくださいにゃあ！｣

　８月２０日(月)の夕べ、筆者の友人Taminoさんの弾き語りライブに、高校時代の同窓と行ってきました。

　場所は、JR高槻駅山側の芥川商店街にある｢喫茶トミヤ｣です。Taminoさんとは、ブログで知り合い、お誘いを受けてライブに参加。今回で２回目です。

　下にライブのちらしがあるので、大体の雰囲気がおわかりいただけると思います。


　Taminoさんは、アコースティック・ギターのテクニックがかなりのレベルなんですが、もう一つの強みは｢高音が出る声｣です。

　プログラムの曲目はすべて女性の歌ばかり。プロでは徳永英明さんが有名ですが、Taminoさんは、アマチュアとしてはなかなかのもの。一緒に行った女性方も聞き惚れておられました。


　記念写真；前列左から、なりひら、渡辺さん、taminoさん。後列の４人は私の高校同窓生。

　ライブ後に、出演者のtaminoさん、渡辺さんと記念撮影。渡辺さんは、目がご不自由なんですが、ピアニストの辻井伸行さんのように、｢耳でメロディを聞いて覚え、それをギターで弾きこなす｣という方。

　taminoさん、渡辺さんのコラボによる｢初恋／村下孝蔵｣（村下さんは1999年、46歳で逝去）は、ギターテクニックといい、見事なハモリといい、胸を打たれました。

　村下孝蔵さんが存命の頃の歌を聞いてください。



　それから、初めて出会った歌で｢渡良瀬橋／森高千里｣、taminoさんの弾き語りは最高でした。もちろんメロディもいいですが、歌詞がよかった。

　男性が歌う雰囲気を感じていただくため、森高千里さんではなく、河口恭吾さんの歌（歌詞付き）でお聞き下さい。

　お互い愛し合って、でも一緒になれなかった悲恋物語ですが、ただの悲恋とはちょっと違う“事情”があったのです・・。



　あっという間の１時間半のライブでした。行ってよかった。

　好きな音楽を聴く楽しみ�A
　　　　　〜ツバメの雛の近況報告を含めて〜

　今日ご紹介するのは２曲。

　１曲目は、フランスの作曲家：ミシェル・ルグラン（１９３２年〜）が１９６８年に作った「風のささやき」（原題「LES MOULINS DE MON COEUR」）。

　映画「華麗なる賭け」の主題歌としてノエル・ハリスンによって歌われた歌で、ご存じの方も多いと思う。ルグランはこの曲でアカデミー賞、歌曲賞を受賞した。

　以下は、ミシェル・ルグラン自身が、ピアノを弾きながら歌っているものであるが、私はこの「洗練されたフランス語の歌」が大好きだ。

　世界で一番綺麗な言語と言われるフランス語のまさに真骨頂である。



　２曲目は、ジェリー・ゴールドスミス（１９２９年〜２００４年）が、１９８２年に映画「ランボー」の主題曲として作った「ホーム・カミング」である。

　実はこの曲のことは知らなかったのだが、ituneラジオの映画音楽サイトから、いいメロディが流れているので、そのタイトルを確認したら、このYou-tubeに行きあたった。

　音楽は好き好きなので、あくまで私の好みに過ぎないが、この曲を聴くと心が何んとも切なくなるのである。




//////////////////////////////////////////////

　最寄り駅のツバメの雛たちは大きく育ってきた



　今朝、最寄駅から出勤途上、ツバメの雛たちを撮影した。

　生まれて約２週間がたって、かなり大きく育ってきて、巣が小さく感じられるようだ。

　途中、１回だけ親鳥が餌を運んできた­が、１羽の雛に与えてすぐ飛んで行った。雛たちの食欲が旺盛となり少しぐらいの餌では追いつかないだろう。

　次に餌を運んできたときは、さっきと違う雛に与えるのだろうかと、少し心配になった。



　でも、みんな順調に育っているようで、あと１週間もすれば巣立ちを迎えるのではないか。

　果たし­て「巣立ちの時」に居合わせられるか？・・ちょっと難しいかも知れないが、毎日、デジカメを持って通勤している。

　好きな音楽を聴く楽しみ�@

　先日、「ipod shuffle」（ニューバージョン）をヨドバシカメラで購入した。定価より少し安く3,900円だった。

　「朝夕の通勤時等に好きな音楽を聴きたい」という動機からであるが、自分の所有しているＣＤだけでなく、You-tubeで公開されている音楽をipodに取り込みたいということがあった。

　そこでネット情報から、添付ＵＲＬの「Free Video Converter」をダウンロード（無料）し、これを経由して、�@You-tubeからituneに音楽だけを落とし、�Aituneに作ったライブラリーの中から、日替わりで好きな曲集を「ipod shuffle」に転送している。

http://www.freemake.com/jp/free_video_converter/

　音楽の取り込み操作は簡単で、イヤフォーンで聴くと臨場感のある自分だけのコンサートホールとなる。



　大きさは写真のように３�p四方くらいの超小形サイズで、シャツの胸ポケットに留めることができるが、この中に５００曲が入るから驚きである。

　これによって、通勤ライフが快適になった。以下は、とりこんだ曲の例であるが、今は映画音楽の名手：ジョン・バリーの好きな曲も聴いている。

　You-tubeの音楽；予想以上に音質がいいので、ＣＤは要らないかなと思っている。




【ジョン・バリーの懐かしい名曲から】

　ジョン・バリー（John Barry／1933年〜2011年）は、イギリス・ヨーク出身の作曲家。多くの映画音楽の作曲を手がけゴールデングローブ賞とアカデミー賞を5回受賞している。

　「007／ジェームズ・ボンド」シリーズの曲は広く知られているが、私は次の３曲が特に好きである。

　�Aの後半に出てくるセスナ機から見下ろすアフリカの大草原の素晴らしい景観は、機上のロバート・レッドフォードとメリル・ストリープの２ショットとあわせて、最高によかったなあ。

�@ ｢ジョンダンバーのテーマ｣ （｢ダンス・ウィズ・ウルブズ｣／１９９０年・アカデミー作曲賞受賞）




�A ｢愛と哀しみの果て/映画シーンにあわせて｣（｢Out of Africa｣／１９８５年・アカデミー作曲賞受賞）




�B ｢ボーン・フリー｣（｢野生のエルザ｣／１９６６年・アカデミー作曲賞・歌曲賞）

サティ｢ジムノペディ｣を聴く

　３/４拍子のゆったりとしたテンポで、飾り気のないシンプルな曲調である。（以前、サティの曲集はご紹介したことがあると思う）

　｢独特の愁いを帯びたメロディ｣という人もいるが、｢昼下がりの気だるい雰囲気｣にもとれる。

　時にはこの曲に｢癒し｣を感じることさえある。要は自由にとらえればいいのである。実に不思議な曲である。

　実は、この｢ジムノペディ第１番〜３番｣は、それぞれ別のピアニストの曲を集めたものだが、別に違和感もなく、これがサティの曲なのである。


◎エリック•サティ｢ジムノペディ第１番｣






◎エリック•サティ｢ジムノペディ第２番｣






◎エリック•サティ｢ジムノペディ第３番｣

今年のＮコン・高校の部の課題曲決まる

　毎年１０月の上旬に「ＮＨＫ全国学校音楽コンクール」（通称「Ｎコン」） が行われる。その高校の部の課題曲が以下の通り決定し、模範演奏とともに公表された。

　今年の課題曲の作詞者は、詩人で画家の星野富弘さん（６６歳）である。星野さんは、かつて中学の体育の先生であったが、２６歳の時、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷し、手足の自由を失った。


現在の星野さんの様子

　病院に入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始めたのがきっかけで、めきめき腕前が上達し、雑誌や新聞に詩画作品やエッセイを発表するようになった。

　以下に星野さんの作品を何点か掲載しているのでご覧いただきたい。世の中に身体のハンディを負って生きている人は（私を含めて）少なくないが、星野さんの生き様には大いに勇気づけられる。












　最後に、今年のＮコンの課題曲をアップしているので、お聞きいただきたい。

　今年も各地域ブロックを勝ち上がってきた高校生たちが、晴れの舞台で素晴らしいハーモニーを奏でてくれることだろう。

第79回ＮＨＫ全国学校音楽コンクール 高等学校の部

◎課題曲Ａ『明日へ続く道』

作詞：星野富弘、作曲：千原英喜

合唱：NHK東京児童合唱団ユースシンガーズ、早稲田大学コールフリューゲル



◎課題曲Ｂ『もう一度』（無伴奏）

作詞：星野富弘、作曲：千原英喜

合唱：NHK東京児童合唱団ユースシンガーズ、早稲田大学コールフリューゲル