本当に久しぶりにブログを更新します。
とても悲しい出来事がありました。
女手一つで私を育ててくれた母が6月28日、天国へ旅立ちました。
熱中症に疲れが重なっていたところ、自転車で転んで怪我をしました。
本人は大したことはないと思っていたらしく、土曜日に転んで日曜日に病院へ…
月曜日に今度は救急車で運ばれ、集中治療室に入り、容態は安定していたのに
火曜日の明け方、急に悪くなり弟からの電話で宮崎を出発しました。
高速を走っている間にどんどん悪くなり、私たちが着いた時、
すでに意識はありませんでした。
16日のイベント「繋がるてとて」に来るのをとても楽しみにしていました。
「またあなたの新曲が聴けるのね。」とシングアウトキッズの子供達の
歌声を楽しみにしていました。
ちょうど入院する直前に何も知らず電話をした私に
「じてん車で怪我したのよ…もう16日、いけなくなっちゃうね…ビデオ取っといてよ…」
と話していたのでまさかこんなに早く逝ってしまうとは思いませんでした。
まだ77歳でした。
病院について玄関前に車を置いて集中治療室に上がると、たくさんの点滴やコードにつながれた母がいました。
母の耳元で楽しみにしていた「繋がるてとて」のMDを聴かせました。
5分弱の曲が2コーラスおわり、サビにかかると赤いランプが点滅してブザーが鳴り始めました。
曲がおわるとほぼ同時に旅立ちました。
私が来るのを待っていてくれたようでした。
いつも新曲をきかせると「いい曲だわね、シングの子供達は覚えられるの?」
ときいてきますが、この度は何も答えてくれませんでした。
母はお祭大好きで明るく陽気だったからきっと永眠はふさわしくありません。
天国でも友達をたくさん作り楽しくすごすのでしょう。
母が旅立ってから、なんとなく母の部屋の引き出しを開けると、真新しいパスポートが目に付きました。母は去年、「あなたがまたハワイに連れて行ってくれるだろうから、パスポートを更新しておくわね」と話していたのを思い出しました。
まだまだ行きたいところもあったでしょう。
まだまだやりたいこともあったでしょうね。
悲しいけれどちゃんと向き合って、受入れなければなりません。
16日の「つながるてとて」があるから頑張らなくっちゃいけないのに、先週末に福岡から帰宅してからエレクトーンを弾く気持ちになれずにいましたが、私や伶奈が演奏するのを楽しみにしていました。
いつも発表会は講師演奏1曲だからもっと弾いたらいいのにと勝手な事を言ってた母です。
学生だった頃、エレクトーンのコンクールや試験前はいつも譜めくりをしてくれました。
いい音作って、ちゃんと練習しないとおかあさんガッカリするだろうな…
昨日一緒にテーマソングの練習をしてくれたシンガーソングライターの真北聖子ちゃんも
大好きだったおじいさまを亡くされてまだ悲しい気持ちになると話してくれました。
でもとても前向きに、頑張っています。
ラジオのお仕事や学生生活、そしてCD発売ライブのリハーサルと聞いただけでめが回りそうな忙しさの中、天使のような輝くような笑顔にとても励まされました。
聖子ちゃんや「繋がるてとて」のメンバーと一緒にいいものを創りたい!
Ri&Reが聖子ちゃんと歌っているのを聴いていたらやっとエンジンがかかりました。
後4日しかないけど、とにかくがんばります!
どうかおうえんしてください。
ぜひ足を運んでください。
きっとみんなで繋がれる素敵なイベントになるよう頑張ります。

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