

我が家の双子姫も含め五年生は集団宿泊学習で
青島にいってしまった。
水、木曜は5年生がレッスンに来ないのでなんとなく寂しい。
その5年生(1クラス7人中)6人がシングアウトキッズのメンバーで4人はエレクトーンとピアノを習っている。習っていない2人も日頃うたっているせいか音感もよく、譜面もそこそこ読めるから簡単な曲なら弾いてしまう。

先日、来年の小学校卒業式のピアノ伴奏用譜面が学校で配られ、誰がどれを弾くか?までは決まったが、その後の「伴奏者が欠席した時の補欠決め!」で

ヒートアップ!
戦いが始まった。
学校始まって以来という

男の子の伴奏者となるSくん。早速先先週から自分の伴奏曲の練習に入った。
「先生、グレードは春にしたからエレクトーンのテキストちょっとお休みでこっちから練習します。」
飲み込みが早くハッタリの利く

Sくん、年内には暗譜も出来るだろうと思っていたら、先週は「君が代」を持ってきた。

「先生、この曲の補欠オーディションがあるから、こっちからやります。」

しかも4声で動く難しいバージョンだ!

「簡単なのもあったでしょ?なんで難しいほう選んだの?」

「だって習っていない

Mちゃんが簡単なほうでオーディション受けるって!僕だってプライドありますから!負けたくありません!」
とにかくみんな凄い!『テキストもその勢いでやってくれ!春までエレクトーングレードの課題曲忘れないように弾いてよ!』と言いたい所をぐっとこらえているが…
みんな仲が良いがお互いの進み具合が気になるらしく、
「先生、今のところ誰が仕上がりそうですか?」
「誰を応援するの?やっぱりREちゃん?」
「先生いつ暇ですか?練習に来たいんですが?」
「学校でくれた楽譜、音が書いてあって、しかも間違ってるし、弾きにくいんですけど?」
みんな読譜が出来るのでヘタに音名なんかふってあると元の楽譜が見にくいらしく、みんなその話をしていた。おそらく先生は昨年の綺麗に音名書いてある6年生のを借りてコピーしてくださったのだろう。
各曲の補欠が決まるまでしばらくはこの戦いが続くのだろう。




今年、「エレクトーンステージのアンサンブル大会」と地元の「飫肥城下祭り」の日程が重なり出場できなかったストレスもあるのかもね。
考えてみたら、1〜4年生の音楽大会のピアノ伴奏2人


もどれみ音楽教室の子供たち

もちろん、2人とも譜面はバリバリ読めるのでもう暗譜もして安心して聞けるほどになった。
みんな小学生の時からエレクトーンもピアノも同じような感覚で弾きこなすから凄い!
でもプロとか音大目指すわけじゃあなくて『楽しむ』ためにやっているからいいんでしょうね。

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