先日の宮日新聞に限界集落についての記事が載っていた。
現代農業という雑誌がシングアウトキッズについての取材を受けたことがきっかけで知り合い、交流?交友?を続けているフリーライターの森さんの記事だった。
私は東京出身なので故郷である東京にいる時、地方からたくさん夢をもって上京してきた同年代の友人が何人かいた。
みんな
「ここは人の住むところじゃない。東京はもういらない。」
「よく、こんなところで暮らす気になれるよねー。」
そう言って故郷へ帰っていった。
「空気がきたなくたって、家賃が高くたって、ここは私の生まれ育った故郷なんだ!
江戸っ子を甘く見るなよ!!」
そう思いながらも「故郷を大切に…しあわせにね。」
と、何人も見送った。
きっと、田舎は住みやすいんだろうなー。
そう思いながら、結婚して初めて東京を離れた。
ところが、永住するつもりで来た田舎で
「もうすぐバスもなくなるし、この先若いもんはみんな都会へいくよ。」
「田舎は就職もないし、大学からは都会へ行き、あっちで結婚したからもう帰っては混んだろう。」
田舎は暮らしやすいんじゃあなかったの?
みんな、あんなに私の大切な故郷東京の悪口言ったのにね…
彼女の記事を読んで思った。
そうだ!そうだ!
みんな、マスコミにおどらされるな!
東京も、田舎も、みんなそこに住んでいる人間は必死で生きているんだ!
勝手に限界だ、汚染だって騒ぎ立てる前に、そこで生きる人の生き様を
しっかりと見て、これからの日本を繋いでゆく子供達にために、今いる大人、私たちにできることが何なのか、それを一緒に考えられる世の中にしていきましょうよ!!

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