2011/3/31
少し話は遡ります。
地震翌日から23日までの12日間で計算して算出したSPEEDIシステムの予測結果

枝野官房長官は混乱するかもしれないが、国がこのようなシミュレーションを行った結果として24日の会見で伝えています。
これを見て、該当地域に住んでいる方は自主避難されていると信じたいです!
なんでこんなことを書いたかというと下のニュース
IAEAの避難基準を「超過」 飯館村の放射性物質
飯館村は原発から北西40kmにありますが、SPEEDIシステムの結果でも飯館村も危険区域になっていることがわかります。
IAEAが勧告する1週間前にこのような結果を国民に向けて出ているのですから、IAEAの報道を受けて慌てる専門家はどうかと思います。シミュレーションはたしかに100%あたらないですが、当たる確率は増えます。シミュレーションの精度が高いかどうかは、素人では判断できず、専門家の皆さんの判断を聞いて、いいのか悪いのか自分で判断しないといけません。もし、専門家の皆さんがこのシミュレーションは精度が低いから心配ないって言って、住民の方々がその場に踏み止まったとしたら、本当に残念に思います。
最近、結果論で物事を言う専門家が多い気がします。今後の事態に備えて注意や勧告ができる専門家が欲しいです。これじゃ、批判しかできないどこかの政治家と一緒ですよ。
枝野さんも記者会見でSPEEDIの結果を公表したのにね・・・。

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2011/3/30
【サッカー】
長谷部選手と中沢選手の試合前の挨拶で胸にこみ上げるものがあり、倉木麻衣さんの君が代で涙し、遠藤選手のビューティフルフリーキックに感動し、カズ選手のゴールとカズダンスに気がついたら叫んでた!
サッカーっていいね!きっと日本は復興するよ!
【放射線:つい先日ナーバスになった理由】
ほろは、放射線に関しては素人ですが、原発事故が起きてから東大や京大の先生方の文献を読んだり、学会のフリーの文献に目を通したり、チェルノブイリ原発事故や広島長崎の後のがん症状や大気汚染や海洋汚染についていろいろ調べています。結果的に、著者によって数値が違ったり、結論が違ったりした場合があります。
その中で現在その専門で信頼できる先生は東大の中川先生と、中部大学の武田先生です。中川先生はがん治療や被曝治療に専門性が強いイメージがあり、武田先生は放射性物質全般に強いイメージがあります。また、このお二人はブログを執筆して下さっているのも、信頼性を高める要因になっています。
武田先生ブログ:http://takedanet.com/
中川先生ブログ:http://tnakagawa.exblog.jp/
ですが、この二人の先生よりも、信頼を寄せている先生がいます。その先生の名前は菅谷昭先生です。信頼が高い理由それは”実績”です。この先生は、チェルノブイリ事故後、ベラルーシに赴き、甲状腺がん治療を続けてきました。その当時は信州大学の先生でしたが、現在は松本市長をされています。
ほろは素人なので、やっぱり○○大学の先生が言ってるのだから、その人の言うことが正しいっていうのが最初の感想でした。ですが、文献を読んでいるうちに、放射線に関して、見解が違う専門家が多いことに気づいて、”医療”、”放射線”、”実績”の3点から専門性を有している方を選びました。教科書や法律の数値を語る専門家よりも実績数値で語る先生とどちらが信頼性があるか、みなさんにご判断をお任せしますが、少なくともほろは後者です。
※菅谷先生が今松本市長をされていますので、肩書きに弱い方々はなかなか納得できないと思いますが、そういう方は菅谷先生の過去の経歴や文献を調べてみるとよいと思います。
それで、菅谷先生は先日松本市長として会見を開いていたようで、その会見のユーチューブをみて、ナーバスになってしまいました。とても重い話ですが、これがチェルノブイリ事故後に対応した医者としての菅谷先生の重みなんだと思います。
【ユーチューブ】
【補足】
ユーチューブの補足資料です。
以前のブログで使用させて頂いた文献です。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/isnmk091222.pdf
18ページ図26です。何故子供の影響が大きいかは、文章内にもあります"放射線感受性"をぐぐってみてください。ほろはこの資料を見て、原発が解決するまで、10代以下の子供や主婦さんは西日本に行かれたほうがいいと書きましたが、この資料が根拠です。その当時は、放射線は浴びないにこしたことはないという気持ちでかいてます。
二つ目、
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/JHT/JHT9602.html
少し古い資料ですが、甲状腺がんが、チェルノブイリ原発事故が発生してからすぐよりも、5年経ったぐらいから急増し始めていることに注目。
3/28の菅谷先生の発言
http://www.j-cast.com/tv/2011/03/28091420.html?p=2
最後の3行が重要
「チェルノブイリのあと、隣のポーランドでは子ども1000万人の9割に、大人700万人にヨード剤1 件を配った。後で見ると、ポーランドでは子どもに甲状腺がんは出ていない。政府の判断です」
もう一度同じことを書きますね。教科書や法律の数値を語る専門家よりも実績数値で語る先生とどちらが信頼性があるか、みなさんにご判断をお任せしますが、少なくともほろは後者です。
【今後のブログの予定】
菅谷先生のユーチューブはみなさんに見て欲しいし、直リンクした武田先生や中川先生のブログも毎日更新しているかどうか見て欲しいです。このブログは1週間ほど放置してから再開します。大騒ぎすることで、混乱させることになりますが、5年後今の政府が続いているとは思えず、そのとき何かおきてもきっと保証はしてくれないです。自分の健康は自分で守るというスタンスで考えるのが一番だと思います。これは特に影響を受けやすいお子様に伝えたいです。
雨と風向きに注意。外出する際はマスクと極力露出を防ぎ、口からの経口被曝を極力抑えましょう。
最後に東海村の放射線量です。
http://www.japc.co.jp/pis/tokai/trend2.htm

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2011/3/29
【サッカー】
今日は計画停電がどこもないって!
東電に感謝ですね☆
そして、今日19:20からサッカーが始まります!!関東地方みんなで見れるよ!
被災地ではテレビがなかなか映らないところがあるけど、小笠原選手のコメントにもあったけど、一人でも多くの人に見て欲しいですね><wテレビ局の人なんとかして欲しい@@
日本代表vsJリーグ選抜♪震災後、こんなに心躍るのは初めてかもしれないです!
仕事している場合じゃない。。。定時で帰ろう!!
【原発関連】
武田先生のブログがアップデートされていました。
http://takedanet.com/
詳細は中身を見て欲しいけど、ほろ的なまとめ
・現場は深刻な問題だが、放射線の量は減少している。地震直後にいろいろ問題が起きた。状況は悪いが、最悪ではない(最悪なのは原発すべて同時に爆発すること)。
・放射線は花粉や黄砂に似ている。外出かけるときは、花粉症対策のマスクが重要。
・実験データから放射線は下に溜まる傾向にある。
・お家にいても換気したらあんまり意味ない。
・風上と風下は常に意識する必要がある。
・ヨウ素とセシウムが報道でよく出ているが、プルトニウムはもっと気をつけて。
みなさん、いろいろ考えがおありかと思いますが、被災者支援するためには、自分が健康でなければならず、健康じゃなくなったら、支援どころか逆支援になっちゃいます。自分が元気であれば何とかなると思うので、今は自分の健康に気をつけてください。
また、原発の現場はあの数値だから、一気に解決するのは難しいですが、この方法が駄目ならあの方法という風に日本人は戦後、改良に改良を重ねてきました。多くの人が知恵を出し合う時期にきていますね!心は熱く、頭は冷静にです!政府を非難しても、今の状況が改善する訳ではないので、非難している方は是非とも別のことにそのエネルギーを使ってくださいませ!(ほろも某小沢さんの現地入りの遅さや、2週間以上経ってから政府への非難など、お前には言われたくないとみんな思ってるんじゃないですかね。まぁ言っても仕方ないので、どうしようもありませんが、鳩山さんに次いで、小沢さんのブラックリスト入りが確定しましたw)
管さんは、首相の器があるかどうかはおいといて、彼なりにがんばっていると思いますよ。政府以外の政治家が協力するかどうかが、今後の焦点ですね。こういう状況でも、政権を重視したり、今後も足の引っ張りあいをするのか、国民のことを思って一致団結するのか。この1分1秒大事な時に、言葉の揚げ足や批判しかできない政治家のみなさんははっきり言って邪魔な存在でしかないので、みなさんバッジを外された方がよいと思います。麻生さんのように、現地へ行ってみなさんを励まして欲しいわ!
って思いっきり批判してますね(笑)
中川先生のツイッターより
ちょっと数日前の情報ですが、知らない方がいるといけないので・・・
先生がヨウ素入りの水を煮沸するとどうなるか、試験したところ、煮沸すると濃度が高くなったみたいです。ですので、お湯を口にするときは、ミネラルウォーター(軟水)からお願いします!
【仕事】
仕事をすることは生活するために重要です。ですが、今はあなた方一人一人が真面目に仕事をすることが、結果的に被災地の方に大きな支援をしていることになる。それは大きな視点で考えると日本の復興にもつながる。1日1日がんばろう! by 社長
でした。

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2011/3/28
相変わらず高い数値での安定が続いています。東海発電所のモニタリング数値は確かにすこしずつ減少していますが、雨が降っていないということと、風向きが南から北に流れているというのが大きな影響だと思います。ただ、水素爆発や火災が起きていないので、今度雨が降れば数値は上昇はすると思いますが、絶対量は減っていると信じたいです!
■東海 発電所のモニタリング
http://www.japc.co.jp/pis/tokai/monitoringr.htm
http://www.japc.co.jp/pis/tokai/trend2.htm
ほろは二人の先生に注目しています。
一人は中部大学の武田先生です。
放射線、被曝についてとてもわかりやすく説明してくれています。また、政府やNHKからの情報は信頼性優先ということで、タイムラグが大きいです。可能性という観点から「今」という観点ではなく、「未来」の視点で被曝量の計算されていますし、家庭目線でどうすればいいかについて書かれています。とても為になっています。
http://takedanet.com/
⇒最近は政府がタブー?としているプルトニウムについても書かれていますし、いろんな方から有益な情報をもたれているみたいですし、かなり信頼性があると思っています。
もう一人は東京大学の中川先生です。
この先生は、放射線医療の専門家で、食に関して、どうやったら被曝量を少なくできるかという視点からとても参考になります。最近はテレビ出演されています。キャベツだったら、外側の葉を外すとか、放射線がついている食物をどうやって少なくして食べることができるかとかは、武田先生からの観点からはない話です。もちろん逆もしかりです。
ただ、このお二人の先生は放射線でも分野が違うことで、意見が違うところがあるように思います。それは、どちらが納得できるかを自己判断していくしかないと思います。
現場の方のご苦労は相当なものだと思います。電気が復旧して数値がどんどん明確化になってきて、なおさらだと思います。自分は無力と感じることが多々ありますが、それでも明日はまたやってくるので、いつか終息することを願って、毎日がんばることしかできません。
最近ナーバスになってて、ブログの論調が乱降下してたことをお詫びしますm(_ _)m

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