今月のテーマ 

2009/3/24

成長期の栄養について  スポーツ・ダイエット

昨年、少年サッカーのチームの父兄向けに「スポーツをする子供のための栄養学」というセミナーをやりました。
その時に出てきた質問から今日は答えていきます。

Q. 成長期におけるスポーツ障害を予防するためにはどのような栄養摂取が望ましいですか?

A. 成長期の終わった大人の場合は、古くなった細胞の定期交換と、ケガの修復、免疫活動やホルモンの生産などに材料となる栄養素が必要であり、運動により体を強化していく人はさらに多くの材料が必要となります。

成長期の子供たちの場合は、それに加えて、体の構造をドンドン大きくしていく時期なので、ますます十分な材料としての栄養素が必要になってきます。

それではタンパク質、ビタミン、ミネラルが十分に確保されなかった場合、どうなるでしょうか?

体の中では優先順位を決めて上位のものから栄養素が供給されていきます。
具体的には、栄養素が足りない状態で筋力トレーニングをガンガンやると、その刺激により優先順位が上位になるため、筋肉が優先的に強化されます。
そのほかの部分は十分な量の栄養素が確保できなくなるので、背が伸びにくい、疲労しやすい、ケガが治りにくい、免疫力が弱くなる、集中力がなくなる、などの影響が出てきます。

もちろん、今までのブログを読んでいれば解っているとは思いますが、「食事さえ食べていれば大丈夫」ではなく内容が大切です。

お米やパン、うどんにそば、お菓子に果物ばかりをいくらたくさん食べていてもそれらは活動のためのエネルギーをつくるのに必要な材料であり、体づくりに必要な材料ではありません。

まずはタンパク質とビタミン、ミネラルをできれば多めに、しっかりと食べさせてあげてください。

ちなみに、上質のお肉も安いお肉もタンパク質としては同じものです。もしかしたら、高いお肉の方が脂肪が多いかもしれません。
大切なのは質より量の確保です。
高いお肉を少しだけ食べるより、安いお肉でもかまわないのでしっかり量を確保してあげましょう。

また、ビタミンやミネラルについては、サプリメントの利用を薦めているのですが、まだまだ誤解している人が多いように思われます。

「子供のうちから食べなくても」とか「体が小さいから少ない量でも大丈夫」ではないのです。

成長期だから十分な量の確保が必要なのです。


次回もスポーツ少年のための栄養学です。
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