留袖は、嫁入りの時に、両親が
金沢の「竹屋」で揃えてくれた物です。
もう39年も経っています。
袖丈は1尺5寸に成っています。
縮緬の本加賀友禅で、牡丹の柄です。
一番好きな着物です。
★元は水野博さんという大家の作品ですが、63歳で亡くなられ、その作品を娘さんの水野陽子さんが再現されたものと思われます。
陽子さんは正式に友禅作家として登録され「博寿」という落款を入れておいでですが、おそらくそれまでの間に仮に入れていた「陽」を崩した落款かと思われます。
呉服屋さんにお聞きした物
上前の牡丹の花芯に、刺繍を刺して貰いました。
着用回数は、妹・弟・妹・長男・娘と、まだ五回です。
勿体無いと思います。
1

2
1の帯は、妹・弟・妹・長男の時に締めました。
2の帯は、娘の時に締めました。
★探しても、この写真しか残っていない、弟の結婚式の時の物。(二度目着用)
帯は、緑地に金糸で小さな亀甲柄の上に、大きな蝶が重なっている袋帯です。
★長男の結婚式の写真。(四度目着用)
帯は、緑地に金糸で小さな亀甲柄の上に、大きな蝶が重なっている袋帯です。
帯揚げがちょっと出すぎていますが・・・
★
娘の結婚式に着用。(五度目着用)



姪や甥の時には、訪問着・色留袖・色無地で、一度だけ洋服で出席した事が有ります。
その時には、三人の着付けをする必要があったので、自分が着る余裕が無いと思ったので、あえて洋服にしました。
それ以前の従妹達の時には、まだ
着物に嵌っていなかったので、洋服でした。
半襟は、白地に刺繍物です。
帯は佐賀錦の本袋帯です。

色が全然違う・・・着用の色味です。
ずーと、袋帯だとばかり思っていました。
今回出して見て、「簡単二重太鼓」にクリップで、試に締めて見ようと思ったら、「柄仕舞い」が無い事に気が付きました。
全部に柄が織られている、全通柄だったのです。
よく見ると、両脇に縫い目が無く、袋状にして織られているようです。
丸帯・本袋帯・袋帯等、色々有りますが、本袋帯は、芯は薄手の正絹を入れてあり、両脇に縫い目・縫い代がない分、締め易いように思いました。
全通なので、柄を気にしなくて良いので、楽でした。
大分前に、この日の為に、揃えておいた物です。
自分で揃えた物の中で、一番奮発しました。
集合写真は上半身しか写っていなく、帯は前列の人で、見えない〜〜