学習院初等科が迎賓館のお隣!
知らなかったのでビックリ!
迎賓館は赤坂御用地の中に建っているので、東宮御所から初等科は直ぐそば。
徒歩で通学出来るのね。(まさか車通学?)
2時から見学を申し込んだので、丁度2時に到着しました。
テント近くの建物の自動販売機で、チケットを購入。
何と、1000円札しか使えません。(見学する方は、必ず1000円札持参)
両替機もないし、お釣りも出ません・・・
随分と並んで居ますが、団体さんが多かったです。
個人の方は、スムーズに入れました♪
此方の入り口から入りますが、セキュリティチェックと、注意書きには、館内は撮影禁止・カーテン、調度品には触らない。
館内は撮影出来ないので、頂いたパンフレットの写真をデジカメで写して貼っています。
「彩鸞の間」という名は、左右の大きな鏡の上とねずみ色の大理石で造られた暖炉の両脇に「鸞」(らん)と呼ばれる霊鳥をデザインした金色の浮彫りがあることに由来します。
白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮彫りで装飾され、10枚の鏡が部屋を広く見せています。
晩餐会の招待客が国・ 公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのテレビインタビュー等に使用されています。
「花鳥の間」という名は、天井に描かれた36枚の油絵や、欄間に張られた錦綴織、壁面に飾られた30枚の楕円形の七宝などに花や鳥が描かれていることに由来します。
周囲の腰壁は茶褐色のシオジ材で板張りしてあり、その壁の中段を飾るのが七宝です。
下絵は日本画家の渡辺省亭が描き、明治期の七宝焼の天才・涛川惣助が焼いたものです。
この部屋は、主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂で、最大130名の席が設けられます。
「羽衣の間」という名は、謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300平米の曲面画法による大絵画が、天井に描かれていることに由来します。
3基のシャンデリアは迎賓館で最も豪華なもので、およそ7,000個もの部品で組み立てられており、高さは約3メートル、重さは約800キログラムであり、壁は楽器、楽譜等をあしらった石膏の浮彫りで飾られています。
また、正面の中2階はオーケストラ・ボックスとなっており、かつて、この部屋が舞踏会場として設計されたことが偲ばれます。
この部屋は、雨天の際に歓迎行事を行ったり、レセプションや会議場等として使用されており、また、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒を供するところでもあります。
「朝日の間」という名は、天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車を走らせている姿」の絵に由来します。
周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石です。
壁には、京都西陣の金華山織の美術織物が張られ、床には、紫色を基調とした47種類の糸を使い分けて桜花を織り出した緞通が敷かれています。
この部屋は国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談等の行事が行われます。
2階大ホールから見下ろす中央階段の床には、イタリア産の大理石が張られ、その上に赤じゅうたんが敷きつめられています。
階段の左右の壁には、フランス産の大理石が鏡張りされています。
また、欄干はフランス産の大理石であり、その上に8基の黄金色の大燭台が置かれています。
中央階段を上がった2階大ホール正面の左右の壁面には2枚の大油絵(小磯良平画伯作 向かって左側は「絵画」、右側は「音楽」)が飾られています。
館内では、ボランテァの人達が、説明をしてくれています♪
個人の質問にも丁寧に答えてくださいます。
残念だったのは、イヤホンガイドが有ると言う事を知らなくて、使えなかった事です・・・・
館内には、沢山の大きな鏡が使って有った事。
思い出すのはベルサイユ宮殿の「鏡の間」の鏡。。。
外に出て来ました。
迎賓館の有る場所は、かって紀州徳川家の江戸中屋敷が有った所です。
明治維新以降、我が国は近代国家として成長しましたが、30年経って西洋風の東宮御所を新たに建設しようとする気運が起こり、明治32年に着工して10年の歳月をかけて、明治42年に敷地面積117062u建坪5170uの赤坂離宮が完成しました。
建物は巾125m、奥行き89m、高さ23.2mの広大なものです。
この建物は、昭和天皇や今上天皇が一時期お住まいに成った以外は、東宮御所としてあまり使用される事はなく、戦後、建物、敷地とも国に移管たれ、国立国会図書館、内閣法制局、東京オリンピック組織委員会など国会及び行政の機関に使用されていました。
戦後10数年経って、国際関係が緊蜜化し、外国の賓客を迎える機会が多くなってきたところ、我が国にはそれに充てる国の施設がなかったため、昭和38年国の迎賓館を作る方針が立てられ、昭和42年、赤坂離宮を改修して迎賓館に充てることが閣議決定されました。
改修工事は、昭和43年から5年間有余の歳月と108億円の経費をかけて行われ、和風別館の建築と合わせて昭和49年に現在の迎賓館赤坂離宮が完成しました。
開館以来、世界各国の国王、大統領、首相などの国賓、公賓がこの迎賓館に宿泊し、歓迎行事を始めとして首脳会議、要人との会談、晩餐会の開催など、華々しい外交活動の舞台となっています。
また、先進国首脳会議(1979、1986、1993)日本・アセアン特別首脳会議などの重要な国際会議の会場として使用されています。
なお、平成21年創建当時の建造物である迎賓館赤坂離宮の本館、正門、主庭噴水池等が明治維新以来の建造物として初めて国宝に指定されました。
お天気に恵まれて、主庭と噴水周りをゆっくり見て、記念写真を写せました。
お庭にも警備の方があちこちに居られます。
ぐるりと回って、迎賓館の正面に出て来ました。
美しく手入れされた松が植えられています。
入館が2時少し前で、退館が4時少し前なので、ゆっくり見学して、お庭を一回りしても、ニ時間も有れば充分でした。
団体さんは、時間が決められているので、見学時間が短いですね。
正門から迎賓館を眺めた所です。