私は、気温が25度過ぎた頃から、この麻の襦袢を着用します。
この麻の襦袢は、嫁入りの時に、夏の喪服用に親が整えてくれたものです。
若い頃母に、「何故絽の喪服に絽の長襦袢では無いの?」と攻めた事が有りました。
母は「随分と昔の事なので、覚えて居ないわ。」と言って居ました。
それが、今は初夏から大活躍しています♪
途中、糸が弱く成ったので、自分で解いて、自分で洗って、実家の母の友人に仕立て直して貰いました。
昔は、自分に合わせた寸法では無くて、並?普通寸法?で仕立てて有ったので、今度は自分寸法に仕立て直して貰いました。
裄はギリギリやっと出ました♪
以前は、衿芯には、プラスチックの物を使って居ました。
夏は、何を着ても暑いけれど、プラスチックの衿芯が胸の所で、重なって尚更、暑いのです。
そこで外す事にしました。
それだけで、暑さが半減しました♪
それでは衿がクタクタで、綺麗に衿が抜けないのでは?と思われますが、大丈夫なんです♪
衿の後ろの部分にだけ、プラスチックの衿芯を、切って入れています。
台形で、角を丸く切って。(ゆかたには、衿に入れています。)
長襦袢を畳むときに、
後ろ衿を中に折り込むその部分に。
是非お試しください♪
その部分がしっかりしているだけで、衿は綺麗に抜く事が出来ます♪