セビリアからグラナダまでは、約250kmで、約3時間30分掛かって、遣ってきました。
まず最初はヘネラリーフェ庭園に入場です。
14世紀初期に、整備されたグラナダ王の夏の離宮です。
王宮の東、徒歩10分の場所にあります。
糸杉の散歩道は、美しく剪定され、トンネルの様に成っていました。
水をふんだんに利用した、庭園はとても美しいかった。
ここから見えるアルハンブラ宮殿です。
白い街は、アルバイシンです。
グラダナで一番古い地区。
今でも、この丘の外観を損なう建設は、差し控えられているそうです。
みごとなのは、庭園の奥に位置する、アセキアの中庭です。
アセキアとは水路の事です。
全長50m程の縦長の庭。
中央に、細長い水路が設けられていて、左右に並ぶ、沢山の噴水から水が、絶え間なく降り注いでいました。
水音が、まるでギター曲の「アルハンブラの思い出」のように聞こえます♪
前回来た時には、入場券は入口で確認するだけで良かったと記憶しています。
所が今回はとても厳しくて、要所要所で点検がありました。
コードに光をかざして、いちいち確認されました。
入場券も、フリーで来て、急に求める事は出来なくなったそうです。
事前に予約して購入しなければ成らなくなったそうです。
一日に見学できる人数が決まっているので、ツァーで本当に良かったと思いました。
アルハンブラ宮殿の横近くにあるのは、カルロス5世宮殿です。
(先ほどの庭園から、歩いて歩いて来ました)
19世紀になってから、カルロス5世がスペイン帝国のシンボルとして、王宮の南側に建てさせたルネサンス様式の宮殿です。
外から見ると正方形のどっしりとした建物に、真円形の中庭を配した、変わった建物です。
中に入って、ビックリします。
中庭を囲んで二階建ての回廊があり、一階を巡る柱はドーリア式。
二階はイオニア式になっています。
今は美術館に成っています。
これから、アルハンブラ宮殿に入場です。
身長よりも高い位置に、輪っかの金具が取り付けられていました。
これは、馬を止めておく為だそうです。(画像無し)
アルハンブラ宮殿は、大きく分けて、ナルス宮殿・カルロス5世宮殿・アルカサバ・ヘネラリーフェの4つの部門から構成されています。
入場は、「裁きの門」から入ります。
メスアルの間から見学が始ります。
王が政務を執り行った部屋です。
壁面や天井を飾る、アラビア模様の絵タイルや漆喰細工の美しさに圧倒されます。
窓からは、白く輝くアルバイシンの家並みが見渡せる。
壁面のスタッコ装飾は、とても重厚でした。
メスアールの間から、アラヤネスの中庭へ。
この中庭は、グラナダの典型的な庭園とされています。
水・空気・植物・が、中庭を囲む建物と美しく調和しています。
中庭には南北35m、東西7mの大きな池があり、両脇にアラヤネス(天人花)の植込みがあることから、その名がついたそうです。
上とは反対側の、南側から全体を眺めてみました。
小さな円形の噴水。
正面に細い優美な石柱に支えられたアーチ。
その先には赤い高さ45mのコマレスの塔、お天気が良ければ、真っ青なアンダルシアの空の景観を、鏡の様に水面に映しだします。
このコマレスの塔の内部に、大使の間があり、正式な接客に使用された部屋です。
アルハンブラの代表的な、景色です♪
総タイルと化粧漆喰で飾られています。
12年前と同じ椅子に腰掛けてから、写してもらいました。
二姉妹の間の、装飾が美しい天井。
鍾乳石飾りは、宮殿中随一の繊細細密の極。
ライオンの中庭を囲む大理石柱(124本)のアーケード。
残念な事に、ライオンの噴水は取り払われて、修復中との事でした。
ライオンの宮殿は、王以外の男性は立ち入り禁止。
2階の部屋には后達が住んでいました。
アルハンブラ宮殿のアルカサバ(城塞)のベラノ塔から望む、アルバイシンです。
この塔からの眺望は、素晴らしいの一言です♪
背景のシエラ・ネバダの峰々と、グラナダ市を取り巻くパノラマの景色には、思わずため息が出ました♪
右側
真ん中
左側
アルバイシンを背にして♪
宮殿の前の、お店には寄木細工がいっぱい♪
前回は大き目のケースと飾り絵を、購入していたので、今回はキングの絵のトランプケースを購入した。
これからホテルで夕食を頂いて、洞窟のフラメンコを見学に行きます♪
とても楽しみです。