2006/3/10

羽織の衿先のめくれ。  ちくちくと手作り

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この羽織は母から貰った、黒紋付きで漆で植物柄が浮き出ている物でした。
丁度亡き父の羽裏が残っていたので、母の羽織に父の羽裏を合わせて、仕立て直しを実家の母の友人に頼みました。

すると「羽裏の長さが足りないから、別の羽裏を付けては?」と連絡がありました。
私は「亡き父の羽裏を付けたい」と強く言いましたら、「それでは別のグレーの羽二重があるので、付けましょう」と言われ、仕上がったのがこれです。

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着丈も裄も自分寸法になって、喜んで着て見ました。
気が付きますか?

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襟先がめくれて羽裏のグレーの布地が見えています。
着ていると、気になってしょうがありません。
色々調べて見ると、繰越が足りないらしいのです。
繰り越しは標準寸法で仕立てたみたいです。

私は衿を抜いて着るので、繰り越しが少ないのを無理やり抜いて、着るからかもしれないと分かって、繰り越しを多くして、衿を付け直して貰いました。
すると電話が掛かって来て、「繰り越しを多くしたので、衿の布が足りなくなりました」と。。。。。
なので、「片方だけ、有る布を足しますが良いですか?」
「ちょっと待って!片方だけ?」
なんなら両方の方が良いのに〜

黒の喪服でも黒の色って色々違いが有るのに、有る布を剥ぐ?
大丈夫かしら?と心配しましたが、出来あがって来たのを見ると、全然言われても分からない位です。

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画像の右下に見える所が剥いだ所です。
分かり易くする為に画像の色を薄くしてあります。

そして、繰り越しを多くしたので、紋が衿に近づいておかしいので、解きましたと。
紋って解けるんだとその時始めて知りました(縫い紋だったから良かった)

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衿の三角の折線のすぐ上に縫い紋がありました。
分かり易いように画像の色を薄くしましたが、殆ど分かりません。
カムフラージュする為に、加賀の押絵紋を付けています。

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繰り越しを多くして、衿を付け直して、着て見ました♪

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画像が小さいのしか残っていなくて、見難いのですが、裏のグレーの羽裏が見える事は無くなりました。
右の大きな画像は拡大してしていますので、ボケています。

こちらが繰り越しをキチット伝えなかったので、お直し代はお支払いしました。
紋も解いていただいたのに、とても格安にして頂きました。



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