とても興味深く読みました。
『ゆるく、自由に、そして有意義に』 著者は渡辺由佳里さん。
私がtwitterを始めたのは、3月11日の震災の後でした。震災の日は電車が止まり、徒歩で帰宅するにも道がわからないし、どのくらい時間がかかるかわからない、と結局勤務先に泊まったのでした。自分がいかに無防備であったかを感じさせられ、情報収集のためにtwitterに挑戦することにしたのでした。
アカウントは非公開のままでいいと思っていたのですが、上記の本を読んでいくうち、もっと積極的にtwitterを活用してみたいという気持ちになりました。
「ツイッターは異次元世界でのパーティ」というたとえもわかりやすく、パーソナルブランディングを考えること、字数制限があってもパーマリンクを使ってオリジナルツイートを読めるようにすること、他人との距離のとり方、日本独自のツイッター文化など、twitterを使う上での技術からコミュニケーション一般に関わることまで、楽しく読むことができました。
日本語と英語の違いについても興味深く感じました。140字という制約は英語の方がより厳しいということは、自分で記事をretweetするときにちょっとしたコメントをつけようとしてもすぐに字数オーバーしてしまうことから実感しました。文章の長さの数値化は、日本語では字数を用いますが、英語では通常は語数を使いますね。そう言えば、英語版俳句とも言われる6 wordsも語数による制約の中での表現です。
Six-Word Memoirs at SMITH Magazine
http://www.smithmag.net/sixwords/
まだまだ新たな可能性も秘めていそうなtwitterを、自分なりにうまく使って有意義に過ごしていきたいものです。震災後には、私のように情報収集目的で始めた人も多いようですから、twitter人口はこれからも増えていくことでしょう。新たなマナーが生まれるかもしれません。「ゆるく、自由に」楽しんでいきたいと思います。

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