2007/8/17

ハード・キャンディ(2005年・米)  映画(2005-06年公開)

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 WOWOWで放映されたのを見た。日本では昨夏単館系で公開されたようだ。公開時のキャッチ・コピーは「赤ずきんが仕掛ける狼へのゲーム」。出会い系サイトで出会ったロリコン趣味の32才の男と14才の早熟な女子中学生。しかしその出会いは偶然ではなく、少女が仕掛けた巧妙な罠だった…という話です。男性諸氏にとっては身の毛もよだつ展開だと思う。

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ロリコン男を懲らしめる?14才の少女役を演じたのは、
撮影当時19才のカナダ出身の新鋭エレン・ペイジ
ベリーショートの髪型のせいもあるかもしれないが、
彼女の表情、仕草を見ていると、なぜか大竹しのぶがオーバーラップして…(笑)


 紹介記事によれば、日本で実際にあった女子高校生による「おやじ狩り」をヒントに、米のCMやPV界で活躍する監督が初めて手掛けた長編映画なのだとか。殆ど2人だけの密室劇に近い。いかにも低予算で作られたアイディア勝負の作品という感じだ。それだけに主演2人の演技力は重要なファクターだったと思うが、これは見事にクリアー。サンドラ・オーがチョイ役で出演しているが、結構存在感がある。

 個人的には、もしこの作品を映画館で見たら、損した気分になったかも。DVDで十分かも。

2006/12/21

『敬愛なるベートーヴェン』(原題:Copying Beethoven)  映画(2005-06年公開)

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私は音楽に関しては楽譜もまともに読めないほどの門外漢ですが、
楽曲を聴くのは大好きです。邦楽、洋楽、クラシック、ポップス、
ジャズ、そして演歌とジャンルを問わず。
「素晴らしいものはジャンルを超えて素晴らしい」というスタンス。
だから我が家のCDラックには、バッハから石川さゆりまで
揃っています(笑)。

さて、本作はベートーヴェンの『第九』初演前後の物語を軸に、
彼の最晩年の姿を描いた作品。
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2006/12/17

家族揃って『武士の一分』を見た…  映画(2005-06年公開)

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珍しく息子の方から時代劇映画を見たいと言い出した。
今話題の『武士の一分』である。
これには彼なりのちょっとした理由があった。
2004年に単行本の発行部数が一億冊を超えた人気漫画
『スラムダンク』の作者井上雄彦氏のもうひとつのヒット作
『バガボンド』に影響されて、と言って良いだろうか。

そもそも息子と井上雄彦作品との出会いにも面白いものがある。
当初私の担当美容師であったK君(若干20代半ばながら
プロ意識をしっかり持った腕の良い美容師です)
には、
今や家族全員がお世話になっている。
そのK君が漫画好きの息子に『スラムダンク』は必読だ!と
強く薦めたことが、息子と井上雄彦漫画との出会いだった。
『スラムダンク』にいたく感動した息子は、
井上氏のもうひとつの代表作『バカボンド』へ手を伸ばした。
そしてこれにすっかりハマッてしまったのである。

それだけではない。今度は『バガボンド』の着想の元となった
吉川英治の『宮本武蔵』を読みたいと言いだし、
学校図書館にないと知るや自ら市立図書館に足を運び、
貸し出しカードを発行して貰うと、分厚い単行本を借りて来て
今夢中になって読んでいる。あの読書嫌いの息子が、である。

当初は文庫本を探していたが、結果的には単行本で良かった。
なぜなら単行本には豊富な(味わい深い)挿絵があり、
それがちょうど頃合い良く紙面に登場して、
長文にはまだ不慣れな息子には、”箸休め”のようになっている。

私は息子が漫画好きであることを嫌だとは思っていない。
自分自身、子供時代には沢山の漫画を読んだのだから。
ただ漫画と並行して、活字の詰まった本も読んだ。
息子にもできれば同じように程よいバランスで漫画と活字の
両方に親しんで欲しいとかねがね思っていた。
それが思いがけない展開で実現している。

して、映画『武士の一分』についての息子の感想はと言うと、
「剣を交えるシーンが少なくてちょっと物足りない」らしい。
そりゃそうだ。これは藤沢周平作品で、剣術小説とは違うのだから。
藤沢作品は海外にいた時に取り寄せていた『オール読物』で
当時は藤沢氏も存命中だったから、新作中編をよく読んでいた。
設定は時代ものながら、作品が描いている世界観は
普遍的なものであり、今にも通じるものがあった。
本作でも印象が鮮烈だったのは、夫婦愛であり思いやりである。

山田監督も本作で”平凡な日常の尊さ”を描きたかったと
仰っていたように記憶している。
食事シーンというのは何もホームドラマの独壇場ではなく、
時代劇でも、日常生活を描く上で欠かせないシーンのようだ。
池波正太郎原作の、岸谷五朗の主演で久しぶりにリメイクされた
テレビ時代劇『藤枝梅安』でも、2時間の放映時間の間に
何度となく食事シーンが出て来て印象的だった。殺人のシーンと、
仲間と鍋を囲みながらほくほくと煮えた大根を食べるシーン。
その対照性が際だてば際だつほど、梅安の仕事の非情さと、
何気ない平凡な日々の尊さが心に沁みて来た。

以下はネタバレです。
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2006/12/6

世界に明日はあるのか?『トゥモロー・ワールド』  映画(2005-06年公開)

”トゥモロ”ーとは即ち”子供”のことを意味するのだろう。
子供のいない世界に”明日”、ひいては”未来”はないのだから。

今からそう遠くない未来の時代設定で、
子供が誕生しなくなった世界を描く本作。
”未来”が絶たれたその世界はやはり殺伐として、荒廃して、
希望を失った人々はもはや生気を失っている。
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2006/12/3

『椿山課長の七日間』  映画(2005-06年公開)

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いつもと変わりない1日のはずだった…

つい最近、九州の義妹のお母さんが他界した。

「明後日そっち(実家)に行くね」
と電話で話した2日後にお母さんは倒れ、
そのまま意識が戻ることなく帰らぬ人となったそうだ。

この頃は友人の両親の訃報を耳にすることも多く、
その度に自分の親のことを思うものだから、
義妹の話にも胸が詰まった。
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2006/11/28

スパイ映画はこれで決まり!〜『007 カジノ・ロワイヤル』  映画(2005-06年公開)

英国諜報員はこうでなくっちゃ…クリックすると元のサイズで表示します
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2006/11/21

『プラダを着た悪魔』  映画(2005-06年公開)

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実はアン・ハサウェイがあまり好きではなかった。
ジュリア・ロバーツの後釜を狙っているのかな?
という印象が拭えないからだ。
面長の輪郭につぶらな瞳と大きな口。
ハリウッドでスター女優として成功する条件なのだろうか?


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2006/11/16

『硫黄島からの手紙』  映画(2005-06年公開)

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昨日の試写会を見ての私的レビューです。
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2006/11/14

7月24日通りのクリスマス  映画(2005-06年公開)

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見終わった後、これは女の子のためのおとぎ話だと思った。
こうだったらいいなあ、という願望を叶えてくれるファンタジー。
私が現実的過ぎるのだろうか?年齢的なものなのか?
物語に今ひとつ現実感が乏しいのだ。でも後味は悪くない。
私があと20歳若かったら、たぶん素直に感動した…のかな?!
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2006/11/13

『硫黄島からの手紙』  映画(2005-06年公開)

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『硫黄島からの手紙』ワールドプレミア in 日本武道館の
招待状が今日届きました!
ワールドプレミアなるものは初体験です。
クリント・イーストウッド監督、渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、
加瀬亮、中村獅童らの舞台挨拶が予定されています。
どれだけの観客が集まり、
どのような雰囲気の中で行われるのか楽しみです。
座席は当日にならないと分からないので、
念のため双眼鏡を準備すると致しましょう(笑)。

2006/10/28

父親たちの星条旗  映画(2005-06年公開)

AOLの招待で、試写会を見て来ました。
長崎、広島、沖縄と平和資料館や戦跡を訪ねたり、
書物を読んだり、写真展や記録映像を見たりと、
去る大戦については自分なりに学んで来たつもりですが、
硫黄島の激戦の裏にあった今回のエピソードは初めて知りました。

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2006/10/17

もしも昨日が選べたら(原題・Click)  映画(2005-06年公開)

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「おっ、これって便利じゃん」実際はあり得ない万能リモコンを手にして…

やっぱりFamily firstな時代?

「マイホームパパ」という呼称には、
かつての、モーレツ社員がもてはやされた時代には
侮蔑の意味が込められていたような。
今はその呼称が持つ意味合いにも変化が感じられる。
肯定的に捉えられるようになったと言うか、
本人自らそう称して憚らない時代の空気を感じる。
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2006/10/11

フラガール〜スパ・リゾート・ハワイアンズ誕生の陰に  映画(2005-06年公開)

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(C)2006 BLACK DIAMONDS

この作品は、福島県いわき市にあるスパリゾート・
ハワイアンズ
(元常磐ハワイアンセンター)の
誕生秘話を映画化したもの。
私は一度だけ、はとバスの日帰りツアーで
スパリゾート・ハワイアンズに行ったことはありますが、
その誕生の陰に、このような物語が存在していたとは
夢にも思いませんでした。

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2006/10/7

『サンキュー・スモーキング』試写会報告  映画(2005-06年公開)

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原題は"THANK YOU FOR SMOKING"です。
ところが、劇中一度も喫煙シーンがない。
こういう作り、しゃれていますね。
さらにキャッチ・コピーも効いていて、

その男、
話術で世間を
煙に巻く

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2006/9/29

『16ブロック』試写会報告  映画(2005-06年公開)

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さすがに2夜連続は疲れます(-_-)。

リチャード・ドナー監督、ブルース・ウィリスの主演の
サスペンス映画。
NY市警の熟練刑事が、思いがけずダイハードな状況に
陥ってしまう物語。
ブルース・ウィリスお得意の展開とも言えるでしょうか?

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