2021/10/13

遅めの、そして夫にとっては最後の夏休み最終日  国内旅行(旅の記録と話題)

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 日帰りバスツアーで国立ひたち海浜公園に行って来ました。この時期見ごろのコキアの色づきは五分づきと言ったところ。来週が最高なんだそうです。これはこれで、色のグラデーションを楽しめますけどね。

 別名箒草と言われるように、箒の材料にもなる植物なので、ふわふわモコモコの見た目と違って、フツーに硬い触感でした。

 今、初めて気付いたのですが、コロナ禍ならではの無粋なゴミが写り込んでしまっています。あ〜あ

 結婚以来、毎年夏休みは海外に行くことが多かったのですが(美術館巡りが主な目的なので、至って質素な旅行です)、この2年はコロナ禍で県境越えも憚られる状況でした。
 
 長かった緊急事態宣言が漸く解除されて、今般は自粛生活の反動なのか、世間では高い物から売れると言う「リベンジ消費」流行りなんだそうですが、夫の完全リタイアが目前に迫る我が家には縁のない話ですね。

 土日も含めて10日間の夏休みは、一日置きに映画を見に行ったり、美術展に行ったり、自宅の普段行き届かない場所の掃除をしたり、写真のバスツアーに参加したりと、地味ながらもバラエティに富んだものとなりました。

 海外にもいつかは行けたら良いなと思っていますが、解禁される頃には私達のような庶民にはとんでもなく敷居の高いものなっているのではないかとの一抹の不安があります。夫の身体が動けるうちに行きたいんですけれどね。

2021/10/12

歯医者通い  日々のよしなしごと

 私の母は子育てに関してはネグレクトに近い野放図な親だったけれど、歯だけは丈夫に産んでくれた。私は親から歯の磨き方も教わることなく(まあ、学校の歯科検診で歯科衛生士さんから教わったけれど)、こまめに歯磨きをするわけでもなかったのに、成人するまで1本も虫歯にならず、歯医者には行ったことがなかった。

 初めて歯医者に行ったのは、幼馴染が歯科衛生士になったので、彼女の勤める歯科医院に歯石除去に誘われたのがきっかけだった。

 そして暫くして、不覚にも奥歯1本が虫歯になった。さらに20代の前半に生えて来た4本の親知らずのことごとくが変な生え方をして他の正常な歯を圧迫し始めたので、すべて抜くことになった。この抜歯がなかなか壮絶で、抜歯後は体調が暫く悪くなったほどだ。

 それから十数年は特に虫歯もなく平穏に過ごしたのだが、40と50の声を聞いた途端、またもや不覚にも虫歯が出来てしまった。閉経後の骨粗鬆症が言われるように、女性ホルモンの減少が、歯の不調に影響しているのだろうか?

 そして昨年に至っては昔治療した奥歯の一部が欠け、そこからばい菌が入って歯肉炎を患ってしまった。これが頬も腫れあがるほどの炎症で、痛み止めも効かないほど頭の芯までズキズキする痛みで、夜も眠れないほどだった。虫歯ではかなり先輩格の夫にその痛みを訴えたら、「それがほんとの歯痛(はいた)だよ」と笑われた。それまでは全て歯科検診でたまたま初期の虫歯が見つかっただけで、私は本格的な歯痛を経験したことがなかったのだ。

 1月半歯医者に通って漸く症状は落ち着いたが、今度は患部の治療を終えるまで酷使した反対側の奥歯が痛み出した。長年の摩耗で一部神経が露出していると言う。そこに食べ物が触れようものなら、翌日までズキズキするような激痛である。さらに当初は冷たい水だけが沁みていたのが、温かい飲み物、果ては常温の水まで沁みるようになってしまった。

 そこにトドメを刺すように、昔治療した歯を覆うレジンが欠けてしまった。仕方なくまた歯医者に行く。歯の欠けと知覚過敏の治療である。

 ベテラン歯科医の巧みな手さばきで治療は思ったより早く済んだ。歯科医は「あなたの歯は基本的にとてもきれいな歯で、状態も良いです。あまり心配しないように。」と言う。先生は励ましているつもりなのだろうか?

 訝る私の表情を読み取った歯科医は「そりゃ、50年以上も使い続けているんだから、くたびれもしますよ」と笑った。確かにそうかもしれない。

 そう言えば、昔の西洋社会では、床屋が歯医者を兼ねていたそうだ。私はたまに昼休み前の最後の患者になると、30分ばかり先生とイマドキの政治経済の話で盛り上がることがある。まさに床屋ならぬ歯医者談義である。

 当地に越して来て以来、30年近くお世話になっている先生も既に70代になられた。未だ、かくしゃくとしておられるが、後何年、治療していただけるのだろうと、ふと不安になることもある。この歯科医院、床がタイル張りの和式トイレを未だに使い続けている、先生と同じくかなり年季の入った歯科医院である。

2021/10/9

本日の新作「猫のいる風景」(ブックカバーね♪)  日々のよしなしごと

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 またまたカレンダーの写真があまりにも素敵なので無下には捨て難く、ブックカバーにしてしまいました。中身は原田マハさんの旅行記『フーテンのマハ』(集英社文庫、2018)です。

 カレンダーは普段台所の壁に掛けており、昨年、東急ハンズで購入したもの。ベルギーや北欧の街角に一匹の猫が凛とした姿で写り込んでいます。この文庫カバーの写真はベルギーブリュッセルの街角で撮ったものらしい。

 ベルギーのブリュッセルは4年程前に訪ねたのですが、EU本部や国連機関があり多国籍の人々が住む都市のせいかフレンドリーな人が多く、隣国のフランスに比べて食事もリーズナブルで美味しく、佇まいもとても素敵な街でした。また訪れてみたい街のひとつです。

 ところで、中身の本の著者である原田マハさんは私と同世代なのですね。同じ時代を、よくもまあ、これほど自由闊達に生きてこられたものだと半ば感心、半ば羨望(笑)。

 彼女の近年の旺盛な執筆活動は、わずか10年の製作期間で2,000もの作品を描いたと言われる画家フィンセント・ファン・ゴッホを彷彿とさせます。そう言えば、彼女はゴッホが大好きで、ゴッホに纏わる作品も何点か出されていますね。

 かくいう私も小学校5年生の時に学校の図工の課題でゴッホの「アルルの跳ね橋」の鑑賞文を書いて以来の筋金入りのゴッホファン。

 上京後、初めて見た美術館の展覧会が国立西洋美術館で開催された「ゴッホ展」でしたし、新婚旅行でフランスのパリを初めて訪れた際も、ちょうどゴッホのアルル移住100周年を記念してオルセー美術館で大規模な「ゴッホ展」が開催されていたので、夫婦で見に行きました。その後も渋谷のBunkamuraミュージアムや国立新美術館、上野の森美術館で開催された「ゴッホ展」には漏れなく足を運んでいます。

 そして、今回、東京都美術館で開催中の「ゴッホ展」にも先日行って来ました。ゴッホを見出した慧眼のコレクターとも言えるオランダはクレラーミュラー美術館の創設者ヘレーネ・クレラーミュラーに焦点を当てた今回のゴッホ展、懐かしい作品《レストランの内部》との再会もあって、感慨もひとしおでした。

 そう言えば、ベルギーを訪ねた折に、ベルギーのホテルの部屋に大きな荷物を置いたまま1泊2日の日程でオランダのアムステルダムやハーグも訪れ、約30年ぶりにゴッホ美術館を訪ねたのでした。さすがにクレラーミュラー美術館への再訪は叶いませんでしたが…その意味でも今回の展覧会に行けたのは本当にラッキーでした!



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