2017/5/26

犬も食わない夫婦げんか?!  日々のよしなしごと

 こんなことで喧嘩するのかと笑われそうですが…
 

 先日、駅に向かうバスに乗っていたら、優先席に腰掛けていた年配女性がバスを乗り過ごしてしまったらしく、途中で気づいてバス停を数メートル過ぎた辺りで降ろして貰ったことがありました。

 その女性が降りる際に、運転手が「次からは、ちゃんと降車ボタンを押してくださいね」と釘を刺したのですが、実は運転手が数か所前のバス停から、うっかりバス停のアナウンスを忘れていたのが、女性が乗り過ごした原因のひとつでした。

 「次は○○です」と言う次の停車場所のアナウンスは、運転手がその都度ボタンを押すことで作動する仕組みです。なぜか運転手は3つ前辺りから、そのボタンを押し忘れていた。

 女性が腰かけていた優先席はベンチタイプで、しかも低い位置にあり、バス停側ではなく道路側を向いて腰掛ける形になっています。ただでさえ高齢化で注意不足になるし、座席の位置的に目視でバス停の確認のしようがない。だから、降車する為には音声案内がとても重要です。

 女性が降りた後に、次はバスターミナルなのに、運転手が思い出したようにアナウンスのボタンを押すと、4つ前のバス停のアナウンスが流れました。

 何だかおマヌケな情景でした。車内も一瞬ざわつきました。

 しかし一連の出来事に、隣にいた夫は無反応。

 私が「今のはどう見ても、おばあさんが怒られるのは理不尽よね。だって、運転手がアナウンスのボタンを押し忘れて、きちんとバス停のアナウンスがされなかったから、おばあさんは乗り過ごしてしまったのに」と言うと、

 「今ので運転手も自分が忘れていたことに、自分の誤りに気付いたんだから、別にいいんじゃない?」とつれない。その返答に納得のいかなかった私が、バスを降りてからも「やっぱり、おかしいよ」と言い募ると、夫は途端に不機嫌になってしまい、それから暫く仏頂面で口も利いてくれませんでした。

 私としては夫に少しは私の憤りに共感して貰いたかったのですが、こと自分に関係ないことには無関心な夫なので(それが世の大勢<タイセイ>なのかもしれないけれど)、そのつれなさが私には腹立たしく、つい言い募ってしまいました。

 とは言え、凸凹夫婦だから、ほどよくバランスが取れているのかなとも思います。今にして思えば、単に「何に対して怒りを感じるか」の違いなのでしょう。実際、私が取るに足らないと思っていることに、夫が猛烈に怒ることがあります。

 夫婦は長年暮らしたとしても結局、各々独立した人格なので、考え方や感じ方に違いがあるのは当然なわけで、その違いがあるからこそ、相手から「そうか、このような捉え方、考え方、感じ方もあるのか」と"気づき"が与えられるのだとも思います。

 以前はかわいげのある妻だったので、亭主関白気質の夫の言葉に言い返すこともなかった私ですが、年を重ねた今は納得が行かなければ言い返すことも結構増えたので、今回のような衝突も増えているような気がします。

 夫はそんな私の変化に、内心戸惑っているかもしれない…
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2017/5/24

お気に入りのカフェで、お気に入りのサンド  携帯電話から投稿

BLTならぬ
BRTサンド。

挟み込まれた野菜は
レタスではなく
ルッコラなのです。

厚切りベーコンは
禁断の味…

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2017/5/18

今日は「国際博物館の日」  文化・芸術(展覧会&講演会)

 今日はICOM(国際博物館会議)が定めた「国際博物館の日」です。これを記念して、世界各地でさまざまなイベントが開催されます。

 日本でも例年、幾つもの博物館施設(博物館法では文化遺産を保存する施設として、博物館・美術館だけでなく、動物園、水族館、図書館も、その法の下で管理する施設と定めています)が点在する上野恩賜公園では、「上野ミュージアムウィーク」と題して、約2週間に渡ってさまざまなイベントが開催されています。

 今日は博物館・美術館の多くが常設展示室など無料開放となっていますので、この機会に是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 国立西洋美術館でも、以前私も担当しましたが、同僚ボランティア2人によるギャラリートークが午後に実施される予定です。今回はエース級の方が担当するので、興味のある方は是非、足を運んでいただければと思います。

上野ミュージアムウィーク 2017


 今日の「国際博物館の日」に因み、今朝のNHK「おはよう日本」でも、日本の博物館の現状を伝えるレポートがありました。

 今回のレポートにあたってNHK取材班は全国の国公立・私立博物館にアンケートを実施し、186の博物館(美術館含む)から回答を得ました。

 そこで浮かび上がったのは、「保存と活用に苦悩する」博物館・美術館の姿でした。

 近年は観光資源としても注目される博物館ですが(最近、博物館の窮状も知らずに、学芸員を批判した大臣がいましたね)財政難による交付金の減少などで、人手と予算の不足が年々深刻化しています。

 アンケートでも、収蔵品の劣化を防止する為の保存・修復作業が十分に行えないだけでなく、年々増加する収蔵品の数の把握もままならない博物館が全体の3分の2にも上っていることが明らかになりました。

 今回のレポートでは具体的に3つの博物館を取り上げ、博物館が抱える問題点とその対策について(あくまでも朝のニュース番組の一特集なので)短く伝えていました。

 上野恩賜公園の奥に堂々たる姿を見せているのは東京国立博物館(以下、東博)。ここは日本の博物館の元祖とも言うべき存在であり、11万点ものコレクションを抱える、名実共に日本を代表する博物館のひとつです。

 その東博でさえ、保存修復を担当する常勤の職員はわずか6人。大型の収蔵品となれば修復作業は数人がかりで担当します。これでは圧倒的に人手が足りないので、非常勤の職員でどうにか凌いでいるそうです(因みに、ルーヴル美術館は全ての部門の常勤職員だけで2,000人らしい。日本は全国に5つある国立美術館すべてを合計しても常勤職員はわずか125人前後<前・青柳独立行政法人国立美術館理事長談>。この彼我の違いをどう見ますか?)

 来館者からは「もっと名作を展示して欲しい」との要望が絶えないそうですが、例えば、掛け軸の場合、絹本と呼ばれる絹地に描かれている作品が多く、長期間吊るすとその絹目が伸びてしまう恐れがあるので、どうしても一定期間のサイクルで展示換えをせざるを得ないとのこと。

 東博のケースからも、博物館が、収蔵品の適正な「保存」と市民の福祉に寄与する「展示公開」の両立に苦慮しているのが明確に見てとれます。

 さらに地方の博物館は、平成以降の市町村合併による博物館の統廃合で、増大する収蔵品の保存方法に頭を抱えているようです。

 浜松市立博物館は16万点もの収蔵品を擁し、本館だけでは収蔵しきれない為、市内の16か所に分散して保管しているそうです。

 しかし、場所によっては移動に車で2時間近くかかったり、廃校した小学校の校舎を使用するなど、学芸員はそれらの保管場所を巡回して保管状況を確認することに忙殺され、研究する時間が十分に取れないことや、万全とは言えない保管環境を嘆いていました。

 こうした学芸員の苦悩の解消の手立てのひとつが、市民ボランティアの活用です。

 北九州市のいのちのたび博物館は年間50万人の人々が訪れる人気の博物館。ここでは66人の市民ボランティアが活躍しているそうです。

 市民ボランティアが普及活動の支援を行ってくれるおかげで、学芸員は「資料(史料)を収集し、データベース化し、研究し、展示する」本来の業務に専念できると喜んでいました。

 少子高齢化と言う社会構造の変化は否応なく社会保障費を増大させ、国家の財政難に拍車をかけていますが、「人はパンのみにて生くるに非ず」。 

 「文化財(収蔵品)は市民共有の財産」である。

 この認識の下、収蔵品の保存と活用のバランスを取りながら文化遺産の大切さを市民に伝える博物館の役割は今後重みを増して行く一方です。

 それならばなおのこと、博物館を国家や市民が支えて行くと言う意識を、市民の間で高めて行く必要があると思います。 
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2017/5/16

さっさと法改正して欲しい〜受動喫煙対策  はなこ的考察―良いこと探し

 たばこの受動喫煙対策を強化する法改正をめぐり、昨日の15日、自民党は厚生労働部会を開催。

 会では小規模スナックやバー以外は原則禁煙とする「厚生労働省案」と、一定面積以下の小規模店に「喫煙可」「分煙」と言った表示義務を課す「妥協案」について協議したが意見集約できず、規制推進派の反対で「妥協案」も事実上白紙に追い込まれ、今国会の提出は厳しい情勢となった、と報道されている。

 これに先立つ8日の慎重派と推進派の幹部の話し合いでは、
 
 望まない受動喫煙を防止
 飲食店はひとくくりに扱う
 表示義務を課す
 面積基準を設ける

 の4点で妥協案に合意がなされていたと言う。
 それが昨日の会合では質疑応答で異論が噴出し、収拾がつかなくなったらしい。

 今国会で法改正案が通らなければ、法改正の最も大きなインセンティブとなっている2020年のオリンピック、パラリンピックの開催までに間に合わなくなる、と幹部は憂慮している。

 世界中から大勢の人々が来日するオリンピック、パラリンピックを機に、我が国で受動喫煙防止対策が徹底されるのは大歓迎だ。この機を逃したら、外圧がなければ動かない腰の重さでは、先進国の中でもピカイチの日本政府は、受動喫煙対策の機会を永遠に失ってしまうだろう。

 どうして決められないんだろうね?少なくとも大人だけが利用する、おそらくお酒も提供する飲食店での受動喫煙をどうするかが、ここでは議論の焦点になっているんだよね?そんなもの、きちんと"棲み分け"がなされれば良い話なのでは?(それとも、国民の健康云々より国のメンツ重視で、対外的な評判が悪くならないよう来日客が利用しそうな店についてのルール作りが最優先と言うことなのだろうか?)

 この為に、受動喫煙対策全体が停滞するのはおかしいと思う。

 嫌煙派にもさまざまな立場の人がいるのだろうが、私の場合は個人の喫煙自体を咎めだてするつもりは一切ない。大航海時代から数百年以上に渡って続く慣習を止めるのは、けっして容易なことではないだろうから。

 ただ(吸っている本人以上に煙を吸わされる周囲の人間に及ぶ)受動喫煙の危険性が医学的にも立証されている以上、不特定多数の人が日常生活を営む上で利用を避けられない場所での受動喫煙の問題を、どうにかして欲しいのだ。路上やバス停や学校や幼い子どもも利用する飲食店等での受動喫煙の防止策を、早急に徹底させて欲しい。

 個人的には流れて来るたばこの匂いが苦手だし(バス停や路上での喫煙は本当に迷惑)、路上喫煙者のたばこのポイ捨てに腹が立っている。喫煙するなら、隔離された空気清浄機能付きの喫煙室(場所)か、自室内だけにして欲しい(例えば、訪問した友人の家で友人やその夫が喫煙することには、私もとやかく言えない。そもそもそこは友人の自宅=私的空間だし、私も自分で納得の上でその場にいるのだから)

 以前、バス停で喫煙者と口論になった後、バス会社に働きかけてバス停での禁煙をバス停の表示板に明示して貰ったのだが、最近になってJTが提供したと思われる(側面にJTのマーク)スタンド型の灰皿がベンチ横に新たに設置された。

 これではバス停での喫煙を促しているようなものではないか?バス停に面している建設会社がタバコのポイ捨てに苦慮してJTに訴えたのか?或はJTが何らかの配慮で建設会社に贈ったものなのか?(毎朝、バス停にはタバコの吸い殻が散乱しているので、建設会社の社長さん自ら掃き清めていらっしゃるのだ。この大変さをルール無視の喫煙者は意に介さないのだろうね)

 何れにしても、JTは余計なことをしてくれたものだバス停から少し離れた場所にも以前から1台あり、今回新たにベンチ横に置かれたおかげで、非喫煙者はバス停で今まで以上にたばこの煙を吸わされる羽目に陥っているバス停で喫煙者に出くわすと、本当にユーウツ(結局、バス停で喫煙する人は確信犯なので、注意しても馬の耳に念仏なのだ。前回の注意した相手の逆切れぶりに、注意するだけ無駄だと悟った。出かける前から、こんなことにエネルギーを費やしたくないと)

 そう言えば、先日録画していたドラマ「やすらぎの郷」を見ていたら、自宅の縁側で喫煙する石坂浩二演じる主人公の脚本家が、体調を気遣う息子に「たばこを吸うのは私の自由だ。このたばこのおかげで私は脚本が書けたんだ。このたばこのおかげでお前もメシを食えたんだぞ」と激昂しているシーンがあった。

 これはそのままドラマの脚本を手掛けている倉本聡氏の本音なのだろう。おそらく、最近の世の中の喫煙規制の流れに、愛煙家の倉本氏は苛ついているのだろうね。

 本人が好き好んで80歳近くまで喫煙して来たのだから、今更やめろとは誰も(おそらく本人が呼吸器系の疾患で医者の診察を受けていない限り医者も)言わないと思う。一方で、息子さんが親の体調を気遣うのは当たり前のこと。もしかしたら息子さんの口癖になっていて、会う度に息子さんに喫煙のことを指摘されていたので、思わず怒ってしまった、と言う設定なのかもしれないが…敢えて好意的に解釈すれば、倉本さんも時代の変化に戸惑っていると言うことなのだろうね。


 とにもかくにも、時代の変化を一顧だにせず、ルールを無視する一部の人々が、喫煙行為に対するイメージを悪化させているのは間違いないと思う。

 自民党の推進派も慎重派も、結局「決められない」のではなく、「決めたくない」のかな?デッドラインを意識しないで仕事をすると言うのが信じられないのだが…せっかくの幹部間の根回しがうまく機能しないのは、今の自民党の緩みや結束力のなさを象徴しているようにも見える。 
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2017/5/14

今日は「母の日」  日々のよしなしごと

仕事の関係で北関東に住んでいる息子から、
思いがけずカーネーションの鉢植えが届きました。

まだ殆どが蕾で、暫く花を楽しめそうです。

賃貸アパートに一人暮らしの息子は帰省の度に、
家計の遣り繰りが大変だとぼやいています
(とは言え、院の時に借りた奨学金を返済しながら、
計画的に積立貯蓄もしているようです)。

だから、こんなに立派な鉢植えを貰うと、
何だか申し訳ない気持ちも…


親から経済的にも精神的にも自立して生きて行くこと。

そして、親より長生きすること。

こと我が息子に関しては、
最低限このふたつさえ守ってくれれば、
私としては十分に親孝行だと思っています。


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2017/5/8

「ルドゥーテの『バラの図譜』展」(横浜そごう美術館)  日々のよしなしごと

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 GW最終日の昨日は、横浜のそごう美術館「ルドゥーテの『バラの図譜』展を見て来ました。

 ルドゥーテとは、生涯を通じて数多くの美しい季節の花々を描き、その類まれな描写力で「花のラファエロ」「バラのレンブラント」と称えられた植物画家であり、正式の名前はピエール=ジョセフ・ルドゥーテ(1759-1840)と言います。

 ルドゥーテは18世紀後半にベルギーで代々画家を職業とする家に生まれ、19世紀前半までフランスで活躍しました。

 ルイ16世王妃マリー・アントワネットの博物蒐集室付画家として重用されただけでなく、フランス革命後はナポレオン皇妃ジョゼフィーヌがバラ栽培の為に巨費を投じて建てたマルメゾン宮殿の植物画家となりました。

 彼の描いた植物画をモチーフに、陶製品や布製品などさまざまな小物が商品化されているので、ルドゥーテの名前は知らなくても、その作品を目にした方は意外に多いのではないでしょうか?

 私自身、以前持っていた緑地にピンクのバラの花が散りばめられた日傘を、ある人に「これ、ルドゥーテの図柄じゃない?」と言われたことがあります。実際はノンブランドの商品だったので、ルドゥーテ柄の傘ではなかったと思いますが、それだけ「花」、特に「バラ」と言えば、ルドゥーテの代名詞になっているのでしょう。

 彼の作品は、その繊細優美な画風と共に、克明で正確な描写から、博物学的価値も高く評価されています。

 例えば下の作品は、薄絹を何枚を重ねたような柔らかそうな花弁が繊細なピンクのグラデーションで彩られて、その優美な佇まいに思わず目が釘づけになってしまいます。

 正確な形態把握はもちろんのこと、背景に描かれた5つの蕾の濃いピンクが大輪の花の嫋やかさを一層引き立て、さらに上半分を支配するパステルカラーと下半分の鮮やかな葉のグリーンの色調のコントラストが絶妙で、絵画としての完成度はすこぶる高い。そして、まだ現代のようなカラー写真のなかった時代に、写実性ではひとつの頂点を極めた作品とも言えるでしょうか?
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 凛とした佇まいの真紅のバラ。誰も寄せ付けない孤高感さえ漂わせて…
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 今回の展覧会は彼の代表作と言われるバラの画集『バラ図譜』(扉絵と点刻彫版による多色刷り銅版画169点)を中心に、貴重な大判の初期作品や肉筆画も展示されています。

 今回の展覧会では初めてルドゥーテの作品の"実物"を間近に見ることが出来、改めてその優美さと緻密な描写に感嘆しました。

 彼が用いたとされる「点刻彫銅版画」と言う技法も、今回初めて知りました。通常、凹版銅版画は線描で対象を表現するのですが、点描はおそらく1枚の版に何百、何千と言う気の遠くなるような数の点を打刻して、陰影や立体感を表現したと思うので、版を担当した職人さんはさぞかし大変だっただろうなと想像します。

  ルドゥーテは数多くの作品を手がけた為、彼自身による下絵と仕上げの着色、職人による版、刷りの分業で、作成したのでしょう。分業体制は鋳造彫刻や日本の浮世絵の制作と似ていますね。

 またバラの品種の多さにも驚きました。花弁の形や全体のプロポーションから「これもバラなの?」と思えるようなバラも沢山あって、まさに「目から鱗が落ちる」経験でした。
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 一緒に見ていた夫曰く「バラであるか否かのポイントは"棘"の有る無しなんじゃない?」〜なるほどね。この棘にしても、突かれたら痛いだろうなあと思わず想像してしまう鋭いものから、産毛のようにビッシリと茎に密生しているものまであり、それこそ千差万別でした。

 中には大輪の花の真ん中からスッと茎が伸びて、その先に蕾が描かれているのも何枚かあり、バラの生態にあまり詳しくない私には不思議な光景でした。
 
 当時はナポレオン皇妃ジョゼフィーヌも尽力したと言われるように、遠くはアジアの中国(中国原種なのに、なぜかインディカ種と名付けられ…おそらく当時としては西欧の人々から見れば極東の中国は遠すぎて、アジアのイメージと言えばインドが限界だったのでしょうね)や中東からバラの原種が集められ、バラの品種改良や新たな品種の開発が熱心に行われていたのですね。これも王侯貴族や大商人など、潤沢な資金があるからこそ可能なわけで…

 皇妃が建てたマルメゾン宮殿には、最盛期で250種のバラが栽培されていたと言います。それだけに植物画家ルドゥーテがその才能を発揮する機会は限りなくあったのでしょう。

 展覧会場では古楽器チェンバロのミニコンサートも会期中不定期に行われており、一角に据えられたチェンバロを、自由に見学したり、写真撮影することも出来ました(もちろん、ルデゥーテ作品の撮影は不可です)

 そのチェンバロ自体、優れた装飾性で見惚れるほど姿が美しく、思わず夢中でスマホカメラのシャッターを切ってしまいました(笑)。チェンバロ演奏のBGMも流れて、バッハが大好きな私には堪らない空間でした。
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 会期は5月28日(日)まで。チェンバロのミニコンサートのスケジュールも下記のリンクで確認できます。

そごう美術館「ルドゥーテの『バラの図譜』展」
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2017/5/8

世界の政治家がこぞって自国第一主義を唱え始めたのは、元はと言えばスティーブ・ジョブズのせいだ(笑)  はなこのMEMO

 「風が吹けば桶屋が儲かる」的な論法ですが、昨今は米国のトランプ大統領を筆頭に、フィリピンのドゥテルテ大統領、トルコのエルドァン大統領、フランスのルペン大統領候補、そして韓国の大統領候補の面々など、「自国第一主義」を掲げて、その独善性を隠そうともしない政治家が衆目を集めています。

 なぜ、ここに来て政治家達が「自国第一主義」を公然と唱え始めたのか?

 その元を糺せば、ひとつにはスマートフォンを世に送り出したアップル社の元CEO故スティーブ・ジョブズ氏が原因ではないかと思うのです。

 PCよりも安価、且つ、ポケットにも入る手軽さで、国家間の経済格差に関係なく、瞬く間に世界中で普及したモバイル情報ツール、スマートフォン。今ではアジアや中東アフリカ、そして北極圏の遊牧民でさえもスマホを当然のように所持し、使いこなしています。

 このスマートフォンの出現によって、世界のどこかで起きた出来事の情報は瞬時にして世界を駆け巡り、遍(あまね)く人々の目に留まるようになりました。それまで知らずに済んでいた情報まで、人々の元に怒涛のように押し寄せ、今ではその日常を侵食する勢いです。

 そこで何が起きたかと言えば、情報のオーバーフローです。情報の大海原を難なく泳いで巨万の富を得る人々が出現する一方で、大多数の人々は日々際限なく手元に届く大量の情報を自身の脳内で処理することに疲れ、ついには疎ましく感じるようになったのではないか…

 事故、事件、天災、金融危機、テロ、戦争…常に地球のどこかしらで、それらは起きている。よくよく考えてみれば、自分自身には直接関係のないことばかりだ。

 赤の他人のことなど知ったことか…

 そうした人々の内心の思いを掬い取って、自身の政治的主張として昇華して見せたのが、先に名前を挙げた、大衆扇動に長けた政治家達だろうと思うのです。

 現在の世界の状況は旧約聖書に書かれたバベルの塔のエピソードを想起させ、皮肉にも高度な情報化社会が人々の間にコミュニケーション障害をもたらしたと思えなくもありません。

 人類はこの先、どこへ向かおうとしているのでしょうか?この先にはどのような世界が、人類を待ち受けているのでしょうか?
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2017/5/6

常に情報のアップデートを心掛ける!  はなこ的考察―良いこと探し

 私は川崎市に住んでいます。SNSで川崎市に関する記述を読むと、否定的な書き込みのオンパレードに正直ウンザリします。

 悪口をいろいろ書き連ねている人、一体川崎の何を知っているんでしょうね?偏見に基づくイメージだけで語ってるのではないですか?一部の短所を殊更拡大して語ってみせてはいないでしょうか?

 私自身、元々は九州出身で、川崎に住み始めたのは海外駐在から戻って来て、会社が用意してくれた社宅(海外赴任中の方のお宅を借り上げたもので、高層マンションの最上階でした。そのベランダからは正面に富士山がドーンと見える迫力の眺望でした)の所在地がたまたま川崎市だったのがきっかけでした。

 住んでみたら都心や横浜や羽田空港だけでなく、夫の会社にも電車で10分程度とアクセスが抜群に良いのと物価の安さ(固定資産税も横浜より10%安いらしい)が気に入って、そのまま川崎でマンションを購入してしまいました。夫は出張で新幹線を利用することも多いので、東海道線で品川駅まで1駅なのも便利です。

 マンション購入後間もなくして、駅周辺には既存の独立系シネコン、チネチッタ(過去には年間観客動員数連続して全国1位を記録)に加えて、チェーン系のTOHOシネマズ、109シネマズもオープンし、映画好きには堪らない鑑賞環境になりました。単館系作品も地元で殆ど見られます。

 駅西口にはミューザ川崎と言う市立のパイプオルガンも付設した本格的なコンサートホールも出来、国内外の著名な音楽家の演奏も地元で聴くことが出来ます。これで駅の近くに美術館や博物館があれば言うことなしなのですが、南武線沿線に(駅からのアクセスが少々悪いですが)市民ミュージアム、岡本太郎美術館、藤子・F・不二雄ミュージアム(大人気で入館は完全予約制)があります。

 駅の東西には大型商業施設ラゾーナ(総売り上げ連続日本一の記録有り)や地下街アゼリア(延床面積全国3位)、さらにルフロン、ダイスといった商業ビルもあり、商業施設も充実しています。

 昔ほどでないにしても、空気があまりきれいとは言えないのが残念ではありますが、許容範囲です。しかもその原因は今や工場のばい煙ではなく(←厳しい環境基準で規制されているので殆ど無いに等しい)、自動車の排気ガスです。それならば交通量の多い地域なら、全国共通の悩みと言えるでしょう。

 さらに南北に細長い地形で、南北間のアクセスがあまり良くない為に(長らく南武線は各駅停車運行のみでした。しかも北部の中核、新百合ヶ丘には登戸で小田急線に乗り換えないと行けない)、同じ川崎市民でも南部と北部とでは一体感が希薄なところも残念です。SNS上で、北部在住者と見られる人が「南部と一緒にしないでくれ」と書いているのを見ると、同じ川崎市民としては、その傲慢な優越意識に悲しくなってしまいます。

 その上、川崎市は北から順に小田急線、田園都市線、横須賀線、東横線、東海道線、京浜東北線、京急線と幾つもの鉄道路線が横断しており、都心へのアクセスが良いだけに、特によそから移り住んで来た市民は地元への愛着は今ひとつなのかもしれません(川崎市としても新旧市民の融和は市政運営上、重要な課題のひとつらしい)

 マンション暮らしでご近所付き合いはそれほど濃密ではないのですが、商店街でのやりとりやPTAでの付き合いなど、さまざまな場所で地元の人々と関わった限りでは、全般的に下町気質で気取ったところがないので、概ね皆さん話しやすい印象です(もちろん、例外はあります。どこにでも良い人がいる一方で悪い人もいるものです)

 その川崎市、なんと今年に入って人口が150万人を突破しました。私が住み始めた頃は長崎県より人口が少なかったのですが、いつの間にか逆転してしまいました。

 川崎市は1924年に人口5万人で市制をスタートし、政令指定都市になった翌年の73年に100万人を超え、2009年には140万人を突破し、以降は全ての区で人口増が続いています。

 市外からの転入者の増加と安定的な出生数による増加の相乗効果で、16年の出生数から死亡数を引いた自然増では、全国20政令指定都市の内14都市が減少している中、川崎市はトップで3,119人も増えているのです。

 これには10代後半から30代前半の若い世代の増加が寄与しており、特に20代前半では20〜24歳の転入と転出の差は14,000人を超えています。出生数も07年から10年間、毎年14,000人を超えているのです。(以上、数値データは『タウンニュース』5月5日号より)

 全国の都市でも突出した人口増は、大規模マンション建設による集合住宅の供給増や、若い世代を中心に川崎市のイメージが改善され、都心へのアクセスの良さやスポーツ・文化面で評価されているのが一因と言われています(その為、待機児童問題、人口密集地における災害発生などへの対応が急務)

 ⋆ 中原区武蔵小杉駅周辺の再開発地区や幸区、川崎区の工場跡地

 数字は、川崎市が若い人を惹きつけて止まない、全国でも屈指の「活力に満ちた街」であることを如実に示しています。 

 つまり、昔のイメージを引きずって未だに川崎市を馬鹿にしている人は、もはや時代遅れと言うことです。実際、国内ツアーに参加した時に、私達夫婦が川崎市在住と言った途端、態度が豹変した夫婦がいました。年配のご夫婦でした。残念ながら、その方々の脳内データはいつまでもアップデートされずに昔のままなんでしょうね。

 せいぜい無知を晒して恥をかかないよう、私も常に情報のアップデートに努め、ヨソ様のことを安易に(確たる根拠なしに)見下したりなどしないよう気を付けねば! 
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2017/5/2

今日はサイクリング♪  携帯電話から投稿

我が家の近隣は
自転車専用道路が
整備されているので、
ちょっとしたサイクリングを
楽しめます。

満開のさつきツツジの間を
走り抜ける爽快感は格別です。

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2017/5/2

今朝の朝ごはん  携帯電話から投稿

最近、リサ・ラーソンの「マイキー」が気に入っていて、
休日の朝ごはんのプレートもマイキー柄。

これに盛り付けるだけで、
朝ごはんが何だか楽しくなっちゃうんですよね。

もう立派なおばちゃんだけど、
かわいいモノはいまだに大好き♪

自宅で楽しむ分には良いよね(笑)。

イチゴもそろそろ終わりのようで、
名残り惜しいです。

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2017/5/1

年に一度の健康診断  日々のよしなしごと

 今日は年に一度の健康診断で朝から正午過ぎまで病院でした。

 今年は乳癌健診で初めてエコー検査を受けてみたのですが、悶絶痛いマンモグラフィー検査に比べれば時間はかかるし、事後ゼリーで身体がベトベトにはなるものの、検査中はただ横になっているだけなので、心地良すぎて(笑)思わずウトウトしてしまいました。

 友人のひとりが10年近く前に乳癌で他界したので、以来、乳癌健診は毎年受けるようにしています。

 乳癌健診を受ける度に、友人と最後に交わした言葉や、その時の彼女の笑顔を思い出します。きっと治ると信じて息子たちの「卒業記念ランチ」の約束をしたのに、それから程なくして突然ご主人からかかって来た電話で、彼女の死を知った時の衝撃は今でも忘れられません。

 その僅か7カ月前に、友人達との会食の席で偶然、乳癌健診のことが話題にのぼり、皆で「そろそろ気を付けて、乳癌健診受けなきゃね」と話し合った矢先に、彼女は自分自身の胸のしこりに気付いたのでした…彼女も「あの時乳癌の話題が出たから、以来、気にかけていたのよ」と言っていました。それなのに…無念で仕方ありません。


 相変わらずバリウム検査は不快だし、採血では体質的に血管が細すぎる為に、肘の内側より痛みの強い手の甲に針を刺されるし、年齢的にも「すべて異常なし」とは行きませんが、年に一度の健康チェックで重大な疾患の早期発見に繋がればと思い、受診しています。

 そもそも自費なら2万円はかかる検査が会社の健保の全額負担で出来るのですから、整った健保制度に感謝して受けなければいけませんね。

 会社の健保の配布資料によれば意外にも配偶者健診の受診率は低く、家族のこと優先で自分のことは後回しになりがちな主婦にとってはせっかくの機会なのに受診しないなんて、つくづくもったいないなと思います。

 会社としても健康保険組合存続の為に全体の医療費を抑制する必要があり、高額な医療費がかかるガンなどの重篤な疾患の早期発見やガンを誘発する生活習慣病(メタボリック・シンドローム)の予防に力を入れているのですから、健保の恩恵を受けている私達は積極的に健診を受けて健保に協力する義務があるとも考えます。

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 病院の前の植え込みに、それはそれは見事なツツジが咲き誇っていました。
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