2008/12/31

来年もよろしくお願い申し上げます♪  日々のよしなしごと

この1年、このブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。
来年も、宜しければ、引き続きお付き合い下さい。

新しい年が、皆様にとって幸多き年となりますように。

はなこ

2008/12/28

こういうの、好きだな♪  はなこ的考察―良いこと探し

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電車内の広告。某宅配業者の広告なのですが、私のツボに嵌りました(笑)。
ネコ☆ネコ繋がりで、絶妙じゃありませんか。

不況の最中(さなか)だからこそ、ユーモアで自社をアピールするのは大事かも。

見る人が夏目漱石を知らなかったら、どうしようもないけれど。


↓因みに、我が家にはその宅配業者のネコ達が住み着いております。

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2008/12/27

フシギな箱  はなこのMEMO

2学期の終業式後も、息子は学校の受験対策冬期講習を受けています。今日は「物理」の最後の授業でした。帰り際に先生から、一部イラストが描かれた1枚の紙をいただいたそうです。それを帰宅後、説明書に従って切ったり、折り曲げたり、糊付けしたりして完成したのが下の箱。

クリックすると元のサイズで表示します 一見、何の変哲もない立方体。

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1面だけくり抜いてあって、中が覗けます。中には何やらイラストが。
ビルの絵のようですが、くの字に折れて変な感じ。

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箱の一角に小さな穴が開いています。そこから中を覗き込むと…

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あら不思議!摩天楼を上から見下ろしているような錯覚が起きるのです。

面白いですね。理屈はうまく説明できないけれど、錯覚とはいとも易く起こるもの?!今、目の前にあるものが正しく見えているかどうかなんて、案外わからないものなのかもしれません。私も今ひとつ確信が持てないなあ…

何事も角度を変えて見れば、違ったものに見えてくる、とも言えるのかもしれません。

【追記08.12.27】
ばーばさんのコメントによれば、これは「アナモルフォーズ、anamorphose(歪像画)」と言うものだそうです。視点をずらすと遠近感が正しく認識出来なくなると言う遠近法の限界を逆手にとった画法のようです。歴史も古く、作例も沢山あるようですね(ホント、私って勉強不足だわ(^^;))。

◆参考サイト:アナモルフォーズ(歪像画)


2008/12/26

テレビを見て  はなこのMEMO

☆小田和正のクリスマス・スペシャル・ライブを見ているけれど、時折挟み込まれるツアー先での映像で、現地で出会った年配の人々を「ババァ」呼ばわりしている。それが一度ならず何度も!例えば請われて一緒に記念撮影をした後、手を振られて振り返した後、まるで捨て台詞のように。彼が紡ぐ歌詞の優しさや澄んだ歌声とのギャップが大きいぞ〜!まあ、それをテレビで公開しているのだから正直と言えば正直なんだけれど。こちらが勝手に抱いているイメージを、易々と裏切ってくれる。小田さんだって還暦じゃん(笑)。還暦迎えても?声質は衰えず。これはファンとして嬉しい限り。あの歌、この歌。出会いから、もう30年になるんだなあ〜。今聞いてもちっとも古びていない。これこそ不朽の名曲!

☆いつだったか特番で、お笑いタレント班と各界インテリ班で、各自10問連続正解したら100万円、というクイズ番組があった。従来常識と思われていることの正誤を改めて問う出題。お笑いタレント班は知識面で劣るも、柔軟な発想で正解を重ねて行ったが、意外にもインテリ班は思いこみに囚われすぎて苦戦した。どうもインテリを自負するだけあって、自分の記憶や思いこみに自信過剰になっている印象。プライドが邪魔しているのね(笑)。特に某女性議員S女史の解答ぶりが笑えた。この人、相当頭固いなあ〜。

☆NHKで総集編を放映していたドラマ『フルスイング』や、昼の『アンビリバボー』再放送の米女教師のエピソードで、生徒の成長を見守る教師の忍耐強さと愛情の深さに改めて感銘を受けた。心から生徒を想う教師はけっして妥協しない。その場しのぎの解決策に逃げようとしない。心開かない生徒へは何度も何度も、あらゆる手だてを用いて、粘り強くアプローチする。そうした教師の熱意が生徒を変えて行く。現実に絶望し、未来に夢を見ることのなかった生徒が、自分を信じ、明るい未来を夢見るようになる。そして、自ら道を切り開いて行くのだ。米教師のエピソードでは、教師の熱意は周囲の大人の意識をも変え、著名人も快く教師の申し出を聞き入れて生徒達に会い貴重な話を聞かせてくれた。素晴らしい教師との出会いは、生徒の人生そのものを変える力があるのだ。親としては我が子が、1人でも多くのそのような素晴らしい教師に出会って欲しいと、心から願う。

2008/12/25

クリスマスの日に  日々のよしなしごと

”窓”の外も冬景色に模様替え 
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イブ、今日と我が家ではささやかなクリスマス会をしました。昨夜のメイン・ディッシュはチキン、今夜はビーフでしたが、どちらも家族においしいと喜んで貰えました。あいにく写真を撮るのを忘れてしまいました(*^_^*)(←まあ、撮るほどのものでもありませんが。何せ”ささやかな会”ですから)

昨夜家族へのささやかなクリスマス・プレゼントを用意しました。勉強好きな夫へは、今話題のCD付き『オバマ演説集』(朝日出版)(←11月に発刊で30代、40代のサラリーマンを中心にブームとなり、既に発行部数が24万部のベストセラーになっているそうです)と図書カード、息子へは、近日ハリウッド発実写版映画が公開される予定の鳥山明の漫画『ドラゴン・ボール』のイラストが印刷された図書カード。私は誕生日が近いから、誕生日とまとめて後でいただくとしましょう。

連日ニュースは暗い話題が殆ど。日本人も、我が世の春を謳歌している人、ささやかながらも幸せを享受している人、明日をも知れぬ不安の中にいる人と、三者三様に分かれてしまっているようです(特に自助努力に努めて来たにも関わらず、不可抗力で苦難の中にある人は気の毒に思います。何らかの公的サポートが急務だと思う)

本来ならば誰もが日本という国に生まれたことを幸福に感じ、日本人として誇りの持てる社会(国)であって欲しい。社会(国)を形作るのは他ならぬ私たちひとりひとりなのだけれど、今、私たちの社会(国)が抱えている問題をどう解決したら良いのかの手だてが見つからないでいる。特に今や経済問題は世界と密接にリンクしていて、国内だけで解決するのは困難になっている。何か妙案はないものだろうか?


今朝の「ズームイン」辛坊さんの「ニュースのカナメ」コーナーで掲げられた数字が、今の日本の問題点を端的に表していると思うので、ここにメモっておきます。

【来年度予算案の内訳】

2009年度日本の国家予算:88兆5480億円

主な内訳(占有率順に)

(1)年金・医療・生活保護等:24兆8344億円(今年度より14%増)全体の28%
(2)(国債等の償還)借金返済:20兆2437億円(今年度より0.4%増)全体の22%
(3)地方自治体への交付金 :16兆5733億円(今年度より6.1%増)全体の18%
(4)公共事業       :7兆701億円(今年度より5%増)全体の8%
(5)教育費      :5兆3104億円(今年度と同じ)全体の6%
(6)防衛費       :4兆7741億円(今年度より0.1%減)全体の5.4%

来年度の日本の収入 

(1)税収 :46兆1030億円(13.9%減)
(2)へそくり?から :9兆1510億円
(3)(国債等の)借金 :33兆2940億円(31.3%増)
←つまり、国家予算の40%近くが借金で賄われているのです。家計ならとっくに破綻しています。いつからこんな酷い状態になってしまったのか?経済大国とは名ばかりです。こんな滅茶苦茶な予算編成を行う官僚や政治家には呆れるばかりだし、それを放置して来た私たち国民にも責任の一端はあるのだろう。


2008/12/20

(30)ラースと、その彼女(原題:LARS AND THE REAL GIRL,米)  映画(2007-08年公開)

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愛すべきラースの成長物語

母屋に暮らす兄夫婦は、ガレージを改装して作った離れにひとり暮らす弟ラースのことが気がかりでならない。30近くにもなって女性との浮いた噂ひとつなく、自宅と会社、或いは自宅と教会を往復するだけの毎日なのである。特に義姉のカリンは身重の体で、彼のことを本当の弟のように気遣うのだった。兄のガスはガスで、過去の負い目もあって、今ひとつ弟に本音をぶつけることが出来ない。

ラースはカリンが食事に誘っても気乗りしない様子で、しつこく食い下がると黙り込んでしまう。相手が誰であろうと一定の距離を置き、彼の心に踏み込もうとしようものなら、沈黙で拒んでしまうのだった。

そんな彼がある日、珍しく自分から兄夫婦の家を訪れた。遠い国からネットを通じて知り合った女性が彼を訪ねた来たのだが、自分の家に泊めることは憚られるので、兄夫婦の家に泊めて欲しいと言うのである。ついに弟にも春が巡って来たかと喜んだのも束の間、彼が連れて来たのは等身大のリアル・ドール!兄夫婦の驚きと戸惑いにはお構いなく、ラースは”ブラジル生まれの、ブラジル人とデンマーク人のハーフ”という彼女、ビアンカに楽しげに話しかけるのである。彼の中ではビアンカとの会話は成立しているらしいが、兄夫婦には彼の独り芝居にしか見えない。このところ弟は様子がおかしかったが、とうとう…大変だ!そうだ、バーマン医師に相談しよう!

絵本の読み聞かせをするビアンカ クリックすると元のサイズで表示します

米国中西部の小さな街で、街中を巻き込んでのラースとビアンカの恋物語。彼とビアンカを取り巻く、兄夫婦を始め、同僚、主治医、周囲の人々の眼差しが暖かい。ラースを愛すればこその、街の人々のビアンカへの処遇。ハリウッド映画にありがちな説明過多でないのも良い。さりげなく登場人物の台詞の端々に込められた断片情報から、徐々にラースの人となりが、明らかになるのだ。それにしても写真のビアンカ、遠目に見れば、何の違和感もない。本当に生きているみたいだ。このリアル・ドールなるもの、ネット通販でお好みの物が入手できるらしいが、ビアンカはアンジェリーナ・ジョリーに激似(笑)。ぽってりとした唇は”セクシー美女”の代名詞?!

ラースはけっして人嫌いなんかじゃない。彼の出生に纏わるトラウマと、その後の生い立ちから、他人とうまく関われないだけなんだと思う。人は幼い頃から段階を踏んで、自分以外の人間との関わり方を学んで行くものだろうに、そのプロセスが、諸事情から彼にはスッポリと抜けていただけ。彼はビアンカとの対話を通して〜結局、それは自分自身との対話だったのだろうか?〜初めて、そのプロセスを踏むことができたのではないだろうか?その意味で、この作品は彼の内的な成長物語なんだと思う。劇中、兄に「いつ大人になったの?」と質問するラース。その質問は主治医バーマン医師の指導に従っただけのことかもしれないが、この作品の核心に触れた台詞のように思える。

リアル・ドールに恋する大人の男、という一見奇異な出来事で始まったこの物語は、ひとりの人間の成長物語として至極真っ当な結末?へと至り、見る者をおおいに納得させ、そしてその心に暖かな灯りをともす。ラースとビアンカの恋は果たしてどうなったのか?それは映画を見てのお楽しみ!すごく素敵な作品だ。お薦めです。(後日、出演者等について加筆の予定)

『ラースと、その彼女』公式サイト

2008/12/11

渋谷で《明日の神話》を見よう!  文化・芸術(展覧会&講演会)

クリックすると元のサイズで表示します とても一画面に収まりきらない

クリスマス会の帰りに渋谷駅の連絡通路に展示されている巨大壁画、岡本太郎(1911-1996)作《明日の神話》(1968-69制作)を見て来た。岡本氏は大阪万博の《太陽の塔》の作者で、「芸術は爆発だ」の名言でも知られる現代美術家だ。この作品は《太陽の塔》と対を成す、岡本氏の代表作らしい。縦5.5m、横30mで、岡本作品では最大。

渋谷では11月17日に公開されたばかり(2006年夏、修復直後に一度汐留で公開された)。この壁画の前を、日に30万人以上が通過する。その設置環境から作品の劣化が懸念されるが、「傷んだら修復すればいい」と岡本氏の関係者はいたって大らか。コーティング等、徒に保全策を講じないことも、岡本氏の遺志に沿うものだと言う。

作品は今から約40年前に、メキシコの実業家の依頼を受けて岡本氏が制作。しかし、制作後間もなくして行方不明となり、遺族の必死の捜索で近年メキシコで発見された。ずさんな保管状況の為、当初は損傷が激しかったが、ベテラン修復家の手で見事に蘇ったのである。

さすがに目の前で見ると大迫力。大胆なフォルムと鮮烈な色遣い。作品からほとばしるエネルギーの力強さは、制作から40年近くを経た今も衰えることを知らない。『作品は原爆の炸裂する瞬間をモチーフとし、未来に対するメッセージを描いたものです。炸裂の瞬間は残酷な悲劇を内包しながら、その瞬間誇らかに「明日の神話」が生まれると信じた、岡本太郎の痛切なメッセージを伝えています。』(岡本太郎「明日の神話プロジェクト」公式サイトより)。中央に描かれた、原爆で身を焼き尽くされ、骨と化してもなお生命力漲る人間の姿に、「明日(=未来)」への希望を託したかのようにも見える。

恒久展示場所には、この渋谷以外にも原爆の被災地広島市や、大阪市が名乗りをあげたという。しかし、岡本太郎記念館に近く(青山在)、多くの人の目に触れる好立地であり、「渋谷を若者だけでなく、全世代が集う街に変えたい。その起爆剤に」という渋谷区住民の切なる願いを込めた熱心な誘致活動の結果、今の地に落ち着くことになったらしい。

渋谷に行くなら、是非、この《明日の神話》にも会いに行こう!きっとパワーを貰えるよ!

壁画の右半分 クリックすると元のサイズで表示します

2008/12/11

クリスマス会 at  キリストン・カフェ  日々のよしなしごと

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まずはホットペッパーのクーポンでゲットしたスパークリング・ワインで乾杯。
それから白ワインを飲みながら、次々と出される料理に舌鼓を打ちました。
野菜サラダ、クラッカー&ツナディップ、めんたいピザ、アクア・パッツァ、
鶏の唐揚げに、和牛の赤ワイン煮等々〜どれもなかなかのお味。
もちろん一番の楽しみは、友人達との他愛のないおしゃべりですけれどね。
店内はかなり暗く、キリスト教会テイストなインテリアで一種独特な雰囲気。
教会の中でも、ギリシャ正教会の内部を思わせるような装飾かな…?

入り口のクリスマス・ツリーとシャンデリア クリックすると元のサイズで表示します

2008/12/10

今日はこれから友人達と  日々のよしなしごと

今日の夜は友人達と渋谷で、ちょっと早めのクリスマス会&忘年会。その前に友人の1人と美術館で『アンドリュー・ワイエス展』を見に行く予定。この機会を逃したら、もう行けそうにないからね。

渋谷で夜を過ごすなんて、実はかなり久しぶり。結婚してからは、夜間外出と言えば、せいぜい近所の友人と近所でお茶したり(←これも友人の仕事が忙しくなって、ご無沙汰。仲の良いママ友達とは忘年会と言ったら、横浜でいつもよりちょっと贅沢なランチ会だし)、電車に乗っての遠出は映画の試写会か、たまの落語の独演会か、美術館の研修くらいなもので、若者の街渋谷の夜なんて、おそらくン十年ぶりかも!何だかワクワクするなあ…

基本的にお酒は飲めないのですが、オリジナル・カクテルがおススメのお店らしいから、ちょっとチャレンジしてみようと思います。

先日の記事で、常連の方から親の子供への過度の期待を懸念するコメントをいただきましたが、昨夜見たテレビの登場人物の話にも少し感じることがあったので、ここに記しておきます。

その人は30代後半の男性。小学生の頃から成績優秀で、生真面目で、親の期待を一身に背負って来た様子。その彼がある時、授業中「将来の夢」をテーマに作文を書くよう言われて、スラスラと「ケーキ屋さん」や「野球選手」と書く友人達に比べ、何も書けない自分に愕然としたらしい。それまで親の期待に応えることだけを考えて頑張って来た自分には、思い描くような夢がない、と。

その後成人した彼は、20代後半に突然、「余命半年」を宣告される。当時、日本でも症例が僅かしかないと言われた難病。しかし不屈の闘志で手術、術後の治療に耐え、ついにはフルマラソンを完走するまでに回復。現在は自らの体験を踏まえた雑誌を発行しているようです。その彼が、夢を思い描けなかった20数年前の自分に向けて、番組内で自作の歌(作詞)を披露したのです。

「大丈夫だよ」と優しく語りかけるようなフレーズの繰り返しが印象的でした。子供時代の僕へ。将来を心配しなくても大丈夫。今の自分は十分幸せだから、と。

彼は、闘病を通じて、人間の強さ、素晴らしさを感じたのだそうです。

子供の、ひとりの人間としての強さを、生命力を、親はもっと信じてあげるべきなのかも。

2008/12/9

今更ながら、グローバリゼーションの衝撃  はなこのMEMO

無力な中間層として恐れていることを書きます。相次ぐ「派遣切り」に対して、怒りのデモ行進をしている人々の姿をブラウン管越しに見て、とても他人事とは思えません。

果たして、日本の基幹産業である自動車産業に復活はあるのだろうか?

このところの世界的不況、特に大きな市場である米国で自動車の売れ行きが激減し、日本の自動車産業も苦境に陥っている。在庫が増え、生産調整をしても対応できない為、期間従業員を大量解雇する事態にまで発展しているのは、連日の報道でも周知の通りだ。

因みに自動車1台作るのに約2〜3万点の部品が必要なのだそうだ。それだけの数の部品を使うということは、それだけ日本のあらゆる産業への影響が大きいことを意味する。先日、ある報道番組では「風が吹けば桶屋が儲かる」式で、自動車が売れなくなれば、タイヤメーカー→ゴムメーカーと言うように、自動車産業の不況が様々な産業へ波及することをレポートしていた(【追記08.12.24】辛坊治朗氏によれば、自動車産業の年間設備投資額は1兆5000億円で日本の産業全体の20%、自動車の年間輸出額は18兆円で全体の22%を占めるらしい)

一説によると、日産マーチ一台を作るのに必要な部品の価格を単純に合計すると、販売価格の3倍(300万円)になるらしい。これには組み立て費用は含まれていない。では、どういうカラクリで100万円台の低価格を実現しているのか?利幅の大きい高級車の利益も含め、販売車種全体の利益で差額を相殺しているのだろうか?(だとしたら、マーチはかなりお得感アリですね)

ところが、ここに衝撃的な事実がある。すでに新聞で報道されているので、ご存知の方も多いと思うが、「A.T.カーニーの試算によると、世界中から部品を集めればエアコン、エアバッグ付き自動車でも3000ドルで作れる」(日本経済新聞、2008年10月30日付朝刊1面)。3000ドル〜日本円にしてたったの30万円である。

「日本で課税最低限以下の年収200万円」が中間層(現在は5000万人だが、今後7年で2〜3億人に増えるらしい)と言うインドでは、せいぜい数十万円が自動車の適正価格なのだろう(実際、インドの自動車メーカー、タタ社は約20万円の低価格車を開発中)。記事にはさらに衝撃的なレポートが続く。この中間層の世帯の半数には使用人がおり、車を持つ世帯の1割にはお抱え運転手もいる。サラリーマン世帯の平均年収が600〜700万円の日本では考えられない生活スタイルである。

日本の自動車産業も中国に次ぐ巨大市場と言うことで、積極的にインド市場への参入、工場建設を進めているが(←つまり、インド向け商品は現地生産なので、インドにおける市場拡大が、必ずしも日本の工場の雇用拡大には繋がらない?)、果たして従来の「豊かさの概念を覆す」インドと言う国で、日本のビジネス・モデルは通用するのだろうか?国内市場の縮小に伴い、今後益々依存度を高めて行くであろうグローバル市場での衝撃的な「低価格革命」に直面すれば、これまでのような利益の確保は難しいのではないだろうか?

今後日本の工場に、かつての活況が戻ることはあるのだろうか?(←あるとすれば、先進国市場における、ガソリン車から、ハイブリッド車もしくは電気自動車への買い換え需要か?)あらゆる産業への波及効果が高いだけに、基幹産業である自動車産業の苦境は、そのまま日本経済全体の苦境へと繋がるのが怖い。

インドの中間層が享受している生活レベルを一度も経験することなく、日本の中間層は日本経済の凋落と共に転落して行くのだろうか?もしかしたら私達日本人に「豊かさの概念」そのものを変えることが求められているのかもしれないし、自動車産業に代わる基幹産業を、日本産業界は考えるべき時に来ているのかもしれない。

【矛盾するようですが…】
中国、インドと言った巨大市場で、従来型のガソリン車がどんどん販売され増えていったら(←価格的にも当面はガソリン車主流ですよね)、環境負荷がとてつもなく高くなってしまうのでは?地球環境は大丈夫?

2008/12/8

大学は勉強するところです!  家族のことつれづれ

昨日の所謂ゴールデンタイムに、漢字クイズの番組を家族で見ていた。漢字検定1級、2級の問題が出題されるが、「読み」だけなら、息子も含めて家族全員ほぼ全て解答できる。だから、”番組盛り上げ要員”であるお笑いタレントはともかく、誰もが知る著名大学出身者までもが、それほど難しくない問題で躓くのには首を傾げた。少なくともアナウンサーに”読めない漢字”などあって欲しくない。

大学受験時が学力のピークだったのだろうか?思わず「大学できちんと勉強したのかな?」という言葉が口をついて出た(仮にも学士なんだから漢字位は読めろ、と言うことです)。すると息子が間髪を容れずに「僕と同じかな…」と口を滑らせた。それに強く反応した夫。烈火の如く(と言ったら大袈裟かな)「お前は大学に遊びに行くつもりなのか?大学の学費は高いんだぞ。遊びに行くつもりなら受験なんて止めろ。高校を卒業したら働け」と怒った。
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2008/12/6

美術館のクリスマス  ボランティア活動のこと

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ボランティア先の美術館でも、
恒例のクリスマス・イルミネーションが始まりました。
先日、ワークショップのトライアルを終えて美術館を出た時、
すっかり外が暗くなっていて、そこで初めて気づきました。

本当に日が落ちるのが早くなったこと。

いやはや…季節が巡るのも早いこと。



2008/12/6

2008年11月30日(日)の神宮外苑  散歩の記録

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見上げると、名物の銀杏並木が青空を背景に黄金色に輝いていました。


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足下に視線を落とすと、落ち葉の絨毯が辺り一面に敷き詰められたかのよう…
ブーツ越しにも、その柔らかな感触は心地良かったですよ。

もちろん、樹下は大勢の人々で賑わっていました。
ハラハラと舞い落ちる落ち葉を見ながら感傷に浸る、
という雰囲気ではなかったですね(笑)。
でも、皆さん楽しそうで、そういう表情を見るのも、また楽しいです。

世相がどんなに世知辛いものであっても、
季節ごとに違った表情を見せる自然の姿を、
愛でる気持ちは忘れたくないものです。

2008/12/5

ブログの脆弱さを思い知る  日々のよしなしごと

いまだブログ移転の混乱の最中にあって、心落ち着かない日々を過ごしている。何も年末のこの慌ただしい時期に、ブログサービス終了の告知を出さなくても良かろうに。プロバイダーはよほど切迫した事情を抱えているのだろうか?まさか、プロバイダー事業そのものから撤退はしまいね?(不安はいつも的中するので怖い)

今回の件で、改めてブログの存在の危うさ、その継続を保証する基盤の脆弱さを思い知らされた。少し意味合いは違うけれど、10日程前に、私がボランティアを務める美術館の館長A氏が、日経紙でデジタル情報消滅の危険性について指摘したのを、ふと思い出した。

氏は学術分野でも進む情報のデジタル化に関し、日本のデジタル情報保存における「ハード・ソフト両面のリスク・マネジメントの遅れ」に警鐘を鳴らす。

実際問題、東京国立近代美術館フィルムセンターでは、ビデオテープを形成する接着剤の品質の変化で、初期のビデオテープの修正が殆ど不可能な状態だそうだ。私たち一般人のレベルでも、例えば20年前に記録媒体の主流のひとつであった8mmビデオテープはハードのバックアップ体制が不十分な為に、ハードが故障するとそれを修理することも新たに買い直すこともできず、保存情報が再生できない問題が発生している。メーカーはユーザーを置き去りにして技術革新に明け暮れ、ハード・ソフト両面の保存性に対する責任(製造責任)を放棄しているに等しい。かくしてユーザーは、記録媒体の変換(8mmビデオテープ→DVD)にけっして安くない出費を強いられている。もちろん、DVDの再生機能も、未来永劫保証されているわけではない。

また氏は研究者が個々に作った小規模データベースの閉鎖性についても触れ、デジタル情報のみで印刷物になっていない為、せっかくの「知の集積」も多くの人の目に触れることがなく、その結果データが更新されることもない死蔵も同然の状態であると指摘した。

デジタル情報化社会の便利さを享受しつつも、私たちはその基盤が「砂上の楼閣」であることを常に意識しなければならないのだろう。

当然のことながら、個人レベルのデジタル情報のバックアップは「自己責任」なのね。

参考記事:日本経済新聞(2008年11月26日付夕刊24面「記録媒体の限界 認識を」)

2008/12/2

水の都ベネツィアが水没の危機?!  気になったニュース

今、テレビのニュース報道によれば、水の都ベネツィアが159cmの高潮で、旧市街が全面冠水の状態だそうです。あのサンマルコ広場でも、膝辺りまで水に浸かった人々の姿が映し出されています。店はすべて休業状態?

地球温暖化が原因らしいですが、今後、海面が20cm上昇するだけで、年間129日冠水することになるだろうって…大変ですね。

ベネツィアには過去に2回、20年前の新婚旅行と、7年前の夏休みの家族旅行で行ったことがありますが、旅情豊かな土地で、またいつか訪ねたいと思っている場所。水没して欲しくないなあ…

20年前にルーブル美術館で、海から見たサンマルコ広場を描いた17世紀頃?の絵を見ましたが、現代と変わらない風景でした。何百年と変わらなかった風景が、この数十年(100年?)の温暖化で水没の危機なんて、ちょっと信じがたいと言うか、現代文明生活を享受している人間のひとりとして申し訳ない気がします。



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