White Coat Projectが入手した実験用子猫の写真。この後、殺処分になったと思われる。
・・・・・・・・・・・・・・・・
アメリカ農務省は寄生虫の卵を育てるために子猫を感染させ、その後、殺処分することをやめると述べた。
30年以上の間に、3000匹を超える子猫がトキソプラズマ原虫を育てるために農務省の農業研究事業団(Agricultural Research Service:ARS)によって使われてきた。子猫は大きくなると殺処分された。
動物実験に反対しているWhite Coat ProjectはARSは寄生虫に感染した肉を子猫に与え、子猫の糞から寄生虫を集めたと述べた。
アメリカ政府は寄生虫の実験のために子猫を育て、殺処分してきた30年におよぶ取り組みを終わらせる。
3000匹を超える子猫がトキソプラズマ原虫に感染させるという目的のためだけにアメリカ農務省によって育てられてきたと、White Coat Projectの活動家は2018年5月に述べた。
以来、活動家と政治家によるキャンペーンは勢いを増し、現地時間3月19日に下院に「Kitten Act」が提出された。
法案は農務省が子猫を痛みを伴う実験に使用することを禁ずることが目的。

3