イタリアの高級ブランド「グッチ」は、来年からミンクやウサギなどの動物の毛皮を製品に使わない方針を明らかにした。
マルコ・ビッザーリ最高経営責任者(CEO)がイギリス・ロンドンで11日に開かれた講演会で「持続可能な環境や社会への責任を果たすことはグッチの大切な価値観だ。よりよい環境のために今後も努力を続ける」と話した。
近年は、動物保護の観点から、毛皮の不使用を表明するブランドが相次いでいる。動物保護団体などからは、世界的に人気の高いグッチの方針転換で、こうした動きがファッション界で広がるとの期待が高まっている

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